リカーの海にちょっと漬かってくる

リカーの海にちょっと漬かってくる

2016年01月08日
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カテゴリ: 焼酎類感想
開栓中焼酎置き場が空いていたし、リピート投入するのにピッタリな在庫もなかったので、昨日、本年最初の一本を開けることにした。

つーことで、昨日は西酒造の「薩摩宝山」を開栓。これは黒麹仕込の極めてオーソドックスなタイプの芋焼酎の筈で、近所のスーパーで900ml瓶を8%の消費税込み1099円で購入した。同メーカーの製品群の中では比較的まともな値段で売られていることが多い珍しい製品だ。実の所、同メーカーの他の製品は気を付けていなければまず、問屋もしくは小売店が50%程度標準価格に上乗せした(高値の分が酒造メーカーに還元されず、その上反社会的組織の資金源となっているだろう)ボッタクリ価格で売られている。ちなみに一般に高値で売られている720ml瓶での流通が多く、高値の上にボッタクリ分が乗っていることもしばしばなので、どこへ行っても売られているのが目に入る割に購入し難い焼酎メーカーだ。

栓を開けて香りを確かめると、感じるのは控え目だが、ねっとり系の甘い香りで、これは中々期待できる。

昨日は初日らしくロックで一杯試した。

グラスを口に近付けた時に感じたのは、若干の香ばしさ。

口に含み、舌で感じた第一印象は仄かな甘み。次いで極軽いほろ苦さを感じ、その味に馴染んでからの二口目では、旨味がしっかりしていることに気付く。また後味には甘い余韻がしっかり残り、切れの良いタイプではないが、厭味な味わいではないので後を引く旨さ。ロックでは悪くない印象だ。

二日目の今日は6:4のお湯割で一杯。

グラスを口に近付けた時には、お湯割で薄まっている筈にも関わらず、ねっとり系の甘い香りがロックの時よりも更に濃厚に感じられる。これは期待度大。

口に含んだ第一印象は軽い甘さだが、同時にほろ苦さがあり、単純に甘いだけの焼酎じゃないのだという主張が感じられる。含み香にはちょっとした香ばしさがあり、甘さ、ほろ苦さとマッチしていて味わいのバランスがとても良い。



追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2016-01-10)

鼻腔に届いた香りは、旨味のありそうな感じの甘いもの。個人的には若干くどい系統の味わいなんじゃないか? と不安を感じるが、実際の所どんなものか?

口に含んだ第一印象はお湯割の時とそう変わるものではないが、若干旨味感が強め。心配したようなくどいまでの味わいではないので、悪くない。他の飲み方で感じたのと同様に、甘さ、ほろ苦さ、香ばしさのバランスが良く、旨い。

三通りの飲み方で試したが、いずれの飲み方でも芋焼酎の良さは十分に堪能できる良い焼酎だ。






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最終更新日  2016年01月10日 19時00分35秒
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