インドネシア同級王者ワルド・サブ(26)との10回戦は、開始から華麗なフットワークと右リードジャブでリズムをつくり、時折、強振してくる相手のパンチも冷静にかわした。
セコンドでは古口哲会長(58)を始め、俳優で画家の片岡鶴太郎(61)、元WBA世界スーパーフライ級王者の鬼塚勝也氏(45)がそろい踏み。3人は和気に指示を送った。
一方的に攻め込んだ和気だが力みが目立ち、サブも意地を見せて応戦。だが4回終了間際に和気のコンビネーションが決まり、相手がマウスピースを吐き出す一幕も。5回に圧力を強め、サブをコーナーポストに追い詰めたところにボディー攻撃で先制ダウンを奪った。なんとか起き上がった相手を連打で再びコーナーに釘付けにし、KOで締めくくった。自慢のリーゼントヘアを乱さずに終えたが、「もっと完勝するべきでした。これでは世界チャンピオンになれない。明日から出直します」と反省しきりだった。
和気はIBF世界スーパーバンタム級王座への指名挑戦権を保持している。現在のIBF王者カール・フランプトン(英国)は27日に英国でWBA王者スコット・クイッグ(英国)と団体王座統一戦に臨む。試合の勝者がターゲットになり、陣営は6月中の世界戦実現を目指す。和気の戦績は20勝(12KO)4敗2分けとなった。

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