マーベリック
いでたちをメドヴェージェフ准将は復活させ、
それを己が部下達に推奨している。
（実際の貴族階級からも、叩き上げの出世頭達からも非常に受けが良い。
前者は、自の一族の昔の繁栄を懐かしむと同時に、
今も尚、一線で活躍している…と言う自負を抱き、
後者は、一般人とは違う格好から受ける優越感を喜ぶ為。）
一般兵隊からは想像も付かない程の華美な装いは
ともすれば軍規から大きく逸脱しかねないが、数々の実績や
勤務実態から、黙認されているのが現状である。
又、異端視疑惑を受けない様、コミッサーを積極的に受け入れ、
ロードコミッサー『ニノ・イグナチエヴィチ・ベルンシュテイン』閣下との
交流も定期的に行なっている。
ベルンシュテインは帝国軍人の中でも屈指の高潔な精神を持つと言われ、
その為、堕落とは無縁とされており、実際、互いに癒着と取られない距離での
親交を保っている。
その一点を見ても互いに非常に高い政治的手腕を有しており、
今後もその関係は緩やか且つ友好的に続くであろう…と、
インクイジションからも見られている。
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