Laleのアンカラ徒然
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私の常識とここに住んでる人たちの常識が違うことは多々ある。だから私の中の“常識”のみに物事を当てはめカッカするのはやめよう、というスタンスで最近は暮らしているので、そうそう頭に来ることはないのだけれど・・・。今回はさすがに、こういう人間がさらに増えたら、この国から脱出してやる!と本気で思った出来事。土曜日の夕方、ある用事でアンカラのアタクレ方面に行った私たち。車でアタクレへのゆるい上り坂の坂道を走ってた。普通に渋滞していて、とろとろ走ったりとまったり。一度とまったときに、前の車が私たちの車へとすーーーっと後ろ向きに近づいてくるのが見えた。たまにシフトが入らなかったりなんだりで若干後ろに下がることがあるから、少ししたら止まるんだろう、とみてたら、予想通り止まった。どうも前の車の運転手は女性で助手席においてある自分の鞄かなにかをあさっているようだった。また車の列が前進して、しばらくゆるゆると走って止まった。夫もまたこの車下がってくるかも、とかなり余裕を持って(2メートル以上あった)車間をとって止まった。そしたら、またわが車に向かって下がってくる前の車・・・・。夫はクラクションをならす。でも止まらない。さらに近づいてくる・・・いやな予感がして・・・・ 結局、うちの車にぶつかって止まった・・・。その女性、車の中で何かをしている際、ブレーキを踏み続けるのを忘れているんですよね。上り坂だからそれで後ろに下がってしまう車。あ~あ、ぶつかっちゃったよ。話しておいで、と夫を送り出す。私は車の中で待つことに。でてきたのは若い女性。一言二言何か夫に言って、すぐ自分の車の中に戻っていく。??? と思っていると、夫が戻ってきていうには・・・・なんとその女性、“あなたがぶつかってきたんでしょう!”と夫に向かって言ったそうで。・・・開いた口がふさがらないとはこのこと。私も外に出て話しに加わっていれば、なに馬鹿なこといってんのよ!と日本語ででもなんでもまくし立てられたのに、穏やかな夫、そういわれて、また穏やかに、あなたが下がってきたんでしょう、とだけ言って戻ってきてしまい、すべて後の祭り。幸いナンバープレートの上の部分の車体が少し凹んだだけでたいしたことはなかったからよかったけど。こういうシチュエーションで警察を呼んだとしても、車間距離をしっかりとらずに後ろからぶつかるケースがすごく多いここでは、私たちが、彼女がブレーキを踏まなかったためただ止まっていた私たちの車にぶつかったんだ、と主張しても、ぶつかった本人が開口一番、あんたたちがぶつかってきた、と言う以上、私たちが正しいと証明するすべはなく。結局、いま横行している、悪いことしてても、うそでもほらでも何でもついて・ふいて、主張したもの勝ち、という結果になるんでしょう。モラルというコンセプトを持ち合わせていなく、常識(少なくとも私の)が通用しない、自分のことしか考えていない人たちがすごく多く、うまくやり過ごす方法を見つけないと、こんな自己中な人たちのせいでストレスをためたりするのは本当にばからしいのです。あとは、そういう人たちからの被害にあわないように、自衛するしかないんですよね。はあ~。どこか常識的な国に、モラルのある国に、正義の通る国に、移住したいです、ほんとに。
2009年03月15日
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