マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2007.10.12
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 昨夜はWBCフライ級世界チャンピオンタイトルマッチがあった。チャンピオンは内藤大助33歳、挑戦者は同級世界14位亀田大毅18歳で期待して観ていたのだが、挑戦者の経験不足で試合内容には大きな差があった。亀田陣営の筋書きとしては最年少チャンピオン誕生を狙っていたようだが、頭突きや肘打ちが多くて見せどころが少なく、最終回はタックルなどのルール違反で3点減点されるなど散々な出来だった。

 これまでの試合で圧倒的な強さを見せ付けて来たのは一体なんだったのか。やはり「旬」を過ぎた弱いボクサーばかり相手にしてたのが実態だったのだろうか。世界チャンプの兄興毅がセコンドに入って違法な反則技を指示していたと言う報道もあるようなので、今後コミッショナーがどう動くかだ。

 違法と言えばつい最近ネットを介した嘱託殺人で30代の男性が逮捕された。妻が治療のためにもらった向精神薬をネットで販売したり、自殺の手助けや挙句の果ては殺人の請負まで、手作りのHPで表明していたと言う。容疑者から睡眠薬を購入し自殺した人も現実にいたようだし、睡眠薬を飲んだ女性の依頼で袋を被せて窒息死させたと言うから世も末。死を商売の道具にして得た金を、容疑者は遊びの資金にしていたようだ。ネットの闇は深い。

 簡単に人殺しの手伝いをする人がいる一方、前途ある青年を寄ってたかって殺した相撲部屋があったことにも驚いた。何度か逃げ出した新弟子に「焼き」を入れるため、親方の指示で兄弟子が徹底的に痛めつけ、ついに死に至らしめてしまった。親方自身、亡くなった青年の頭部をビール瓶で殴っていたと言うから呆れて物が言えない。

 この事件は横綱朝青龍の非常識極まる態度などとは問題にならないくらい社会的影響が大きい。何故なら朝青龍の問題は彼個人の倫理観とか非常識が問われるだけで済むが、今回の死亡事件は犯罪だからだ。他の部屋でも新人に「焼き」を入れることはあるらしいが、果たしてこれが「国技」とも言われる大相撲界の実態だとしたら悲しいし恥ずかしい。密かに噂される「八百長」など、大相撲の世界には我々がまだ知らない闇の部分が、きっと存在しているのだろう。

 さて、ミャンマーで銃殺された報道カメラマンの死も悲惨だった。我々があまり良く知らないミャンマー軍事政権の実態の一部が、今度の事件で明らかになったのではないか。多くの民衆から尊敬を受けている僧侶すらデモに立ち上がったミャンマーの今の姿を、世界に伝えようと危険も顧みずに現場に向かって撮影を続けるカメラマン。それを妨害するため、背後から至近距離で発砲した兵士。

 亡くなったカメラマンの手に最後まで握られていたビデオカメラだが、ミャンマー軍が証拠隠滅するためか遺族に返還されることはなかったようだ。アウンサン・スーチー女史の軟禁と言い、彼の国の民主化への道のりは遥かに遠そうだ。民衆を苦しめる深い闇。我が国にもかつてそんな闇の時代があったことを、決して忘れてはいけない。





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Last updated  2007.10.12 17:55:41
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