マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2017.06.20
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カテゴリ: 旅、温泉
<マックス爺の大失敗>



 N駅のホームに立って電車を待っていたが何か変。首にあるべき物がない。これから旅をするブロガーにとって何よりも大事なカメラを持って来なかったことに、その時初めて気が付いた。前日から20リットル用のザックに何をどんな風に詰め込むか、そればかりが頭にあった。コンビニで昼食も買ったし、飲み物も多めに持った。しかし肝心なものを忘れた。ショックは大きかった。

   仙台駅東口方面  

 仙台駅東口の所定の場所にバスは待っていた。座席は運良く前から2番目。それも夫婦者が後ろの席に移動したため、その後に1人で座った。失敗をいつまでも悔いても仕方ない。添乗員の爽やかな挨拶で旅は始まった。最初は諸注意。一通り説明が済むと、後は静かになった。新聞を読み終えると手持無沙汰。手帳を開いて下手な短歌を書き留めることにした。写真がないならせめて文章だ。


  福島盆地



  峠より福島盆地を見下ろして吾妻連峰頂上は雲


    安達太良連峰  

            バスツアー老齢の客多かりし夫婦者あり独り者あり

            人生は旅七十を超へし今最後の旅と覚悟を決めて


 那須連山

  東北道那須の連山青々と梅雨の晴れ間の空にくっきり

  さわさわとニッコウキスゲ揺れてをりパーキングエリアのその森陰に





 今回の旅は「尾瀬ヶ原から尾瀬沼へ縦走 ~尾瀬花街道2日間~」と銘打った1泊2日のハイキングで、初日は群馬県片品村の鳩待峠から尾瀬ヶ原見晴十字路の山小屋まで9kmの行程。2日目は山小屋から雪の峠を越えて尾瀬沼を経由し、福島県の沼山峠までの12kmを歩くもの。2回も雪の峠越えがあり、老齢者にとっては結構きついコースみたいだ。


   高速道乗り継ぎて行く尾瀬の旅梅雨忘れたる夏空の雲

   父の日も独り暮らしのバスツアー尾瀬の湿原山々を観て

   憂き心しばし忘れて尾瀬ハイク21キロ歩かん我も


   日光いろは坂    



          バイク疾走ここは日光いろは坂苦戦の車横目に眺め

          いろは坂緑の森の急斜面ランナー走るサイクリスト漕ぐ



       <金精道路から湯ノ湖と男体山を望む>

 中禅寺湖畔を抜け、湯ノ湖湖畔から金精道路へ入る。ここは群馬県北部への近道だ。

  男体山中禅寺湖を見下ろせど雲頂を覆ひてゐたり

  二荒山神社鎮まるその湖畔湖の色太陽に透け

  奥日光湯ノ湖湯の滝湯の香り金精峠の道急峻に

  天気急変外輪山の雲去りて男体山の頂露(あら)は


      ヤマボウシ  

 金精道路の道沿いに真っ白いヤマボウシの花が見えた。だが折角の清楚な姿がトンネルに入ると見えなくなった。そしてトンネルを抜けるとまたヤマボウシの大木。間もなく群馬県だろう。


  片品川


 県境を越えると群馬県片品村。渓谷の奥に雪が見えた。片品川に架かる橋を渡り、観光バスはまたまた山へと入って行く。私たちが歩き始める鳩待峠へと向かうのだ。昼食は早めに車中で摂った。

    奥山の渓の残雪汚れても木々の新緑勢ひ強し

    ダケカンバ薄緑の葉萌へ出でて道を下れば丸沼公園

    樹は戦(そよ)ぎ葉の裏光る片品の村の小川の懐かしきこと


       鳩待峠   

 鳩待峠に到着。ここでトイレと水の補給。歩き出す前に軽いストレッチ体操を全員で実施。ここからが尾瀬ヶ原への下り坂が始まるのだが、この時はまだ前途の苦労を知らない。<続く>

(お断り) カメラを忘れたため、使用した写真のほとんどはネットから借用したものです。





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Last updated  2017.06.20 04:49:04
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