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白い倍音の魔法使い

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白い倍音@ そうだったんですね ごちゃまぜアイスさんへ  ブログ閉鎖さ…

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November 1, 2020
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カテゴリ: ひとりごと
愛って、10代、20代、30代の頃は、男女の愛しか思い浮かばなかった。

 でも、40代を過ぎると、親の愛というものを感じれるようになった。

 それは、私が生まれたときからあったものだろうに、
ずっと気づかずにきた。
 当たり前のようにそこにあると、気づかない、なくして初めて気づく
そんな愛もある。

 今日見たドラマもそうだった。
ある事情があって、幼い娘とずっと離れ離れになっていた父親が
自分の命が残り少ないと知り、

 娘にも危険が及ぶといけないから、遠くで娘の姿を見つめるだけの父。
でも娘はそんな父の気配に気づく、
最後、父と娘は短い再会を果たし、
短い会話をお互いに交わす、父と娘の名乗りはあげない。
去っていく父親の背中が映し出される、それを見送る娘。

 そういう愛もある、
いまの私は、そういう愛に泣いてしまう。
離れて行く父親の背中に、「おとうさーん」と走り寄り、
「行かないで」と、すがりつく
そんな自分の姿を想像してしまう。
 私の愛は身勝手だ。


目に見えないものの方が多く、それは見えるものより、ずっと深い。
あまりに深くて、たやすく気付けず、近づけず、
深さの中に手を入れて、必死につかもうをしているのがわたし。

 50代になっても、まだ、愛を与えることを知らない。


 11月1日は、父の誕生日。
今日で父は87歳になります。





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Last updated  November 1, 2020 04:47:09 PM
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