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2007.07.11
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カテゴリ: 演劇
7月8日(日)15時からの西鉄ホールであった劇団太陽族の「越境する蝸牛」を見た。
劇団太陽族は、福岡県には何度か来ている劇団ということであったが、私は初めてであった。
実は、西鉄ホールに行くのも初めてであったので、まさに初めてづくしということだろうか。

西鉄ホール は、福岡の演劇の発信の中心の一つの拠点だろう。
すぐれたスタッフのアイデアで、いろいろな演劇の発信をしているようだ。
今回も、事前に「 劇団ブロガー会見 」という企画をやっていたようだ。
なぜか、私のもメールでお声をかけて頂いたが、平日の昼間ということもあり、仕事もありで参加は出来なかったが・・・

そんな縁もあってか、劇団太陽族の芝居を見に行こうと思ったのは、3日前の木曜日であった。


西鉄ホールは、思ったよりも大きく、客席から舞台までの距離を感じた。
北九州芸術劇場の小劇場や本プラザホールに比べるとキャパがでかいってことだろう。

会場は、満員とまではいかなかったような気がする。空席がやや目立つような気もした。
客層は、若い人から年配まで。さすがに、社会派演劇ということもあり、子どもは目にしなかった。

舞台は、20年後の関西。コリアンのお店「白頭山」。
北朝鮮と日本が戦争状態の影響で、お客が全く来ない。
長男は、引きこもりでニート。
長女は、進学校で受験を控えているが、大学生の彼氏との間に子どもが出来るようだ。
父は、韓国人の後妻がいるが、離婚したはずの前妻が家をかき回す。
しかも、父は、現在の日本国首相とそっくり。
近くの専門学校の教師や講師や生徒がなぜか出入りして、なんだかヘンだ。


そすがに、演劇らしく、だんだんと暴走していく登場者たち。

そして、長男は、志願もしていないのに、戦争に行く羽目になって、戦争に行かずに死んでしまう滑稽さ。長男の事を揶揄して”蝸牛”と称していたが、蝸牛が家から出ると、簡単に塩をかけられて消えていく運命なのだろうか。

そこには、誰も救いようが無い気がする見たいしかないのか。生まれてくる未来の子どもに単純に期待できるものだろうか。

白と黒の衣装と合唱のラストシーンが印象的。

見る前に読んだ筒井康隆の小説は、なんだか、随分前に書かれた本であったが、古さを感じない。






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Last updated  2007.07.11 14:52:42
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