[アジャンクールの戦い]
フランス騎士は、敵の下馬騎兵ではなく、まず長弓兵を急襲戦術で蹴散らせばいいと気がつきました。しかし、その意図をイングランド王ヘンリー5世に察知され、両側面を森林で挟まれた狭く泥濘化した平地に布陣(側面の防護を地形に依存)し、 両端を尖らせた杭による応急の植杭陣地 で、騎兵の機動を阻害(長弓兵の防護)するという対策をとられてしまいます。そしてフランス騎士達は、相手が攻撃に出てくるまで待機していましたが、じりじり接近してきた長弓兵に射掛けられると、またもや正面からの急襲戦術に訴え(以下略)」