≪☆女神☆の広場≫

≪第十八話≫

<兄>

あれから幾ばくか眠っていたのであろう

私が倒れ込んだ瞬間に見た彼の姿は

紛れも無く彼だった

彼は旅から戻り母を訪ねて病室に来た所

父と母と私の会話をドア越しに聞いてて

私の倒れる音に気付き

漸く部屋に入ろうとしてた折に

両親は私に気を取られて

彼いや、兄の存在に全然気付かなかった

やはり兄は部屋には入らず

その場を立ち去った

その後の両親の会話は想像が付く通り

苦愁に満ちたものだったに違いない

やっと再会出来たと思ったら

何と2人の子供は

知らなかったとはいえ

絶対有ってはならない親近相姦を果たし

しかも子供まで宿し

これ程の衝撃は想像を絶するに余り有るものだったに違いない

・・・・・・・・・・・・・・・・

其の頃

兄は一体何処へ行ったのか

兄はこの事実をどう受け取ったか

この22年間何度も夢にまで見た我妹

漸く会えたと思ったら

まさかの兄妹とは知らず

愛し合い睦み逢い2人の子供まで作り

罪悪感と己の運命の悲運を呪い

それでいて

今すぐにでも妹と交じり合いたい性欲

妹のぎゅっと締まった柔らかい唇

ふわふわ赤子の肌の様な柔らかい乳房

頬張るにはちょっと小さ目な乳首

余分な脂肪が全く無いモデルを彷彿させる様な

曲がりくねった引き締まった腰周り

どれをとっても自分だけの為に作られた様な

男心をそそる肉体

忘れようとしても脳裏から焼き付いて離れない

今すぐ妹の身体が欲しい

思う存分味わいたい己の命が果てるまで

しかしもう叶わない遠い夢

こんな運命 これからの余生

生きていく価値が無い

いっそ自らの手で命を絶とう

そう決めて街を彷徨い

目も見えなかった事も有り

またしても

事故に合い

今度は生身の身体が相手

打ち所も悪く頭を強く打ち

殆ど即死状態に近かった

しかしながら

もう少し生きる気力を持って居たならば

死を選ばなくても済んだものを・・・

この後分かる真実さえ知ってたなら

余りにも壮絶な25年の短い人生

これから両親を含め私の悲しみはどん底に突き落とされる

もう光は一切見ることは有り得ない

3人の背負った十字架

・・・・・・・・・・・・・





© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: