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志貴皇子(しきのみこ)石いはばしる垂水たるみの上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも万葉集 1418岩をほとばしる滝のほとりのさ蕨が萌え出でる春になったんだなあ。註早春の名歌であり、万葉集全編を通しても指折りの秀歌。国語の教科書にもよく載っている。志貴皇子は、天智(てんじ)天皇の第七皇子(おうじ)で、光仁(こうにん)天皇や湯原王(ゆはらのおおきみ)の父君。上の句「石(いは)ばしる垂水の上のさわらびの」は、ラ行音の多用に、畳み掛けるような「の」が交錯して、ある種のダイナミズムと音調の美しさが際立っている。「さわらび」と「爽やか」は、語源的には無関係だが、偶然の一致で爽やかな響きがあるように思う。下の句「萌え出づる春になりにけるかも」は、万葉集といえばコレだねっ!・・・と言いたくなるほどのゆったりした大らかな響きで、今でいう「ヒーリング」系のリラクゼイション感があるとでも言おうか。4句目「萌え出づる春に」の一字余りも、コセコセしていなくて、この場合は適切な感じ。「石ばしる」は垂水にかかる枕詞。意味不明なことも多いこともあって、枕詞は訳出しないことも多いが、この場合は歌の内容にマッチしている。なお、「石そそぐ」と読む古訓もある。「垂水」は、滝だが、滝にもいろいろあって、日光・華厳の滝や和歌山・那智の滝、ナイアガラ瀑布みたいに垂直に落ちるのもあるが、この場合は「急流」に近い緩やかな滝であろう。日光で言えば「湯滝」見たいな感じかな。「さ」は、小さい、早い、浅いなどのニュアンスを伴った美しいものにつける接頭美称語。小百合、小夜子、早紀など、今でも女性の名に多く使われる。蕨(わらび)は、イノモトソウ科の羊歯(しだ)植物。早春の風物詩。土筆(つくし、スギナの胞子嚢と胞子茎)やこごみ、薇(ぜんまい)などと同様、早春の若い芽・若葉を食べる。作歌の実作論的(?)に見れば、たぶん下の句「萌え出づる春になりにけるかも」が、初めにふっと思い浮かんだのであろう(・・・本当のところは作者に聞いて見なければ分からないが)。これは瞬時に思い浮かんだのではなかろうか。かかった時間は、せいぜい18秒ぐらいだろうか?問題は上の句「石(いは)ばしる垂水の上のさわらびの」である。これはなかなか凝っている。かなりウンウンうなりながら推敲して、やっと出来たような気もする。・・・とは言っても、そんなに長時間掛けたという感じはしない。せいぜい2~3日で出来たような気がする。この歌のナチュラルにしておおらかな響きが、人力の巧緻よりも、天衣無縫の神韻を感じさせるからだ。
2009年03月31日
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世がどのように移ろい変わろうとも、ウヰスキー、わけてもスコッチが男子の牙城、男の領分であり続けることは疑いがない。アーモンドチョコレートがこれほど似合う飲み物もそうそうないだろう(・・・ナッツもチョコも、めちゃカロリー高いけど)スコッチなら明治、髭のニッカならカバヤのアーモンドチョコで十分かな~最近では日本のウヰスキーの国際的評価も高く、本場英国スコットランドでも、ニッカ、サントリーのヴィンテージ物は一目置かれているという。そのウヰスキーの正統的オーセンティックな飲み方が、ストレート、またはせいぜいオン・ザ・ロックであるという大人の薀蓄は心得ているが、あんな欧米の映画バリに頭から呷るような飲み方をしてたら、早晩胃に穴が開くことは必定であろう。最初の一杯は、ウヰスキーに敬意を表して、無理してでもストレートで味わう。これは手打ち蕎麦の最初の一箸を、つゆに付けないで味わうのと同じことである。禁欲的なダンディズムの味がする、みたいなその後の普段の飲み方では「ハイボール」が一番好きなのだが、ちょっと前までは「ウイスキー・ソーダ」(「バーボン」だったら「バーボン・ソーダ」)という言葉が主流になっていて、「ハイボール」はほとんど死語化していたと言っていいだろう。飲み屋で店員に通じないことさえ多々あり、お嘆きの貴兄であった。最近、サントリー「角瓶」の美女・小雪編のコマーシャルなどの影響からか、「ハイボール」という言葉が若干復権しているみたいで、前島密に嬉しがっている。ちなみに、この名は「ハイボール・グラス」というグラスの一種の名称から来ているという。そこはかとなく、レトロスペクティヴ(懐古趣味)な香りがする言葉だ。・・・それと、あまり大きな声では言えないのだが、ウィスキーをミルクで割った「ウィスキーミルク」も大好きだ。酒飲みとしては、いかにもバカにされそうな“邪道感”が漂っているところに難があるが、お疑いの貴兄も、騙されたと思って是非一度お試しあれ。飲兵衛としては、ウィスキー1に対し、ミルク3ぐらいのレシオが推奨比率だろうか。牛乳の控えめな味と香りが、ウィスキーの芳醇な薫香を却って引き立てているように思われる。これは女優・壇ふみの父の、無頼派作家だった壇一雄が、とあるエッセイの中で、ニューヨークの摩天楼ホテルの一室で夜景を見下ろしながら、くだんの「ホットウィスキーミルク」をゆったり飲んでいる描写があり、その文章があまりにもカッコ良かったので、以後拳拳服膺、猿真似をしている次第である(・・・ただ、それがどの本の、どういう箇所だったか、さっぱり覚えていないのが情けなく、すみませ~ん。・・・以後も鋭意検索、調査してみます~)。
2009年03月30日
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近所で、けさ写す。*「寒椿」と「山茶花(さざんか)」(ツバキ科ツバキ属)は、学問上もほとんど同一種で、クロウトにも見分けが付きにくいほどの近似種だそうです。
2009年03月30日
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大伴家持(おおとものやかもち)打ち霧きらし雪は降りつつしかすがに吾家わがへの苑そのに鴬鳴くも万葉集 1441一面に広がった霧のように雪は降りつつ、しかしながら、我が家の庭にはウグイスが鳴いているなあ。註連作である万葉集1447の、天平4年(732)3月1日(旧暦)に詠んだという詞書きにより、その少し前に詠まれたと見られるこの1441は、大伴家持(718-785)14歳の作と見られている。
2009年03月30日
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中臣朝臣武良自(なかとみのあそみのむらじ)時は今は春になりぬとみ雪降る遠き山辺やまへに霞たなびく万葉集 1439時はもう今は春になったと告げるように雪の降る遠い嶺に霞がたなびいている。註中臣朝臣武良自:伝不詳だが、のちに鎌足の死に際して藤原姓を賜り、平安期には日本の政治権力・文化、ひいては歌壇をも掌握することになる藤原氏のご先祖さまの一人らしい。「武良自」は、姓(かばね)の「連(むらじ)」か。ちなみに、「朝臣(あそみ)」は「あさおみ」が約(つづ)まったもの。平安期になると、さらに音便化して「あそん」。同様に、「中臣(なかとみ)」も「中つ臣(なかつおみ、中の臣)」の転訛。「豊臣(とよとみ)」も「豊つ臣」の意味。「上野(上つ毛・かみつけ→こうずけ)の国」、「下野(下つ毛・しもつけ)の国」の類い。山辺(やまへ):現在いう「山の麓(ふもと)」ではなく、「嶺(頂上や稜線、スカイライン)」の意味。
2009年03月30日
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栃木県指定天然記念物「祥雲寺のしだれ桜」栃木県宇都宮市東戸祭・祥雲寺にて、けさ撮影。〔カメラ:ニコン・クールピクス、露出:オート〕■栃木の四季・栃木の桜ホームページ
2009年03月29日
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近所で、けさ撮影。
2009年03月28日
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くまんパパ 冬の火事 冬の火事遠目に見つつ「怖いね」と怖い顔して子に言ひ聞かす *1ほかならぬ僕のブログもひとたびは炎上せりと自慢げに言ふはかなごと游すさばせてゐる脳なづきぬち珠実のごとく言葉粒立てウォーホルとレノン二つのきらめきを生みたるジュリアわたつみなりき *2花と鼻芽と目穂と頬実と耳と葉と歯の呼応 語源論愛はし *3節分の豆を噛みつつことことと滾りくる悔ひ我を責めそむうわ綺麗うわ頭いい午後九時の青山祐子夜な夜な肴 *4この国に生あれし僥倖ありあへる減塩味噌を肴となしぬ字を書かぬ手の筋萎えて年ごとに下手になりゆくわが文字あはれ何にでも生姜を混ぜて如月は我も一個のジンジャラーなり *5奇抜なる衣裳の醸す不可思議さ住吉美紀の典雅領域 *6殉教者ヴァレンティヌスは偉い人チョコレートとは関係ないのスキニーなブーツの女街角で擦れ違ひざま香りてゆきぬ「しまむら」の専属モデル少しづつ熟してゆきぬ誰たぞつねならむぺらぺらのチラシなれども「しまむら」は世界有数企業なりとぞ*1 俵万智「『寒いね』と話しかければ『寒いね』と答える人のいるあたたかさ」(歌集「サラダ記念日」1987)*2 アンディ・ウォーホルとジョン・レノンの母の名は、いずれもジュリア。/ジョン・レノン、ポール・マッカートニー「ジュリア」(ザ・ビートルズ)*3 それぞれ、語源的関係があるとされる。*4 NHK「ニュースウォッチ9」キャスター。*5 最近静かなブームだという生姜マニア。体を温める作用が顕著だという。*6 NHKアナウンサー。「迷宮美術館」MC。著作権を有します。© 2009 Kumanpapa Daddy Bear All rights reserved.近所で、2月8日撮影。
2009年03月27日
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くまんパパ 「短歌人」4月号掲載作品冬の火事遠目に見つつ「怖いね」と怖い顔して子に言ひ聞かす *1ウォーホルとレノン二つのきらめきを生みたるジュリアわたつみなりき *2うわ綺麗うわ頭いい午後九時の青山祐子夜な夜な肴 *3この国に生あれし僥倖ありあへる減塩味噌を肴となしぬ何にでも生姜を混ぜて如月きさらぎは我も一人のジンジャラーなり *4殉教者ヴァレンティヌスは偉い人チョコレートとは関係ないの*1 俵万智「『寒いね』と話しかければ『寒いね』と答える人のいるあたたかさ」(歌集「サラダ記念日」1987)*2 アンディ・ウォーホルとジョン・レノンの母の名は、いずれもジュリア。/ジョン・レノン、ポール・マッカートニー「ジュリア」(ザ・ビートルズ)*3 NHK「ニュースウォッチ9」キャスター。*4 最近静かなブームだという生姜マニア。体を温める作用が顕著だという。なお、2月号に掲載の拙作僕たちもなるほど「わけの分からないことで悩んでゐるうちに」だねが4月号「作品月評」欄に選出されました(小池光先生選)。■歌人・小池光先生(「短歌人」編集人、読売新聞歌壇選者)評本当に然様さ、と頷くわたしは作者の同世代だろう。森進一『襟裳岬』の一節なり。同世代、同地域、同体験・・・だけで通じ合える歌があっていい。というより積極的に賛成。水で薄めた普遍性より濃密なローカリティ大事。・・・ただ、厳密に申せば、私は小池先生と同世代とまではいえず、10歳以上下なのですが(・・・若い人たちから見れば同じようなものかも知れませんけど)、まあ然様な些事は兎も角といたしまして、恐悦至極であります。また、同じく2月号掲載作品「生きとし」の文法的な構造はいかなるものか古語辞典引くが4月号「Selection」欄に選出されました(小田倉良枝先生選)。著作権を有します。© 2009 Kumanpapa Daddy Bear All rights reserved.
2009年03月27日
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近所で、けさ写す。
2009年03月27日
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丹治比麿(たじひのまろ)人ごとに折り挿頭かざしつつ遊べどもいや愛めづらしき梅の花かも万葉集 828誰も彼も折ってかんざしにしつつ遊んでいるけれどもいよいよ可愛らしい梅の花だなあ。註いや:いよいよ、ますます。現代語でも「弥栄(いやさか)」、「(栄え)弥増す」などの雅語的言い回しに残滓的痕跡。数詞「四(よ)」、「八(や)」などと語源的関係があるとも言われている。愛めづらしき:現代語「珍しい」の語源だが、もともとは動詞「愛(め)づ・愛づる」と同語源で、「小さくて可愛い、愛らしい」が原義。
2009年03月27日
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祝! 侍ジャパン!! ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)世界一2連覇達成!!おめでと~ございます~っ!!!(⌒▽⌒)/゜・:* 祝 *:・゜\(⌒▽⌒)第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は23日(日本時間24日)、米ロサンゼルス・ドジャースタジアムで決勝を行い、原辰徳監督率いる日本が韓国を延長10回、見事に5―3で降し、2006年の第1回大会に続く2連覇を達成した。最優秀選手には、今大会3勝を挙げた松坂大輔投手(レッドソックス)が選ばれた。ファイナルは、やはり決して楽な戦いではなかった。先発・岩隈(楽天)と奉重根の息詰まるような重苦しい投手戦の様相で始まったゲームは、中盤まで接戦のまま推移したが、日本は1-1の同点で迎えた7回、中島裕之内野手(西武)のタイムリーヒットで勝ち越し。8回には岩村明憲内野手(レイズ)の犠牲フライで得点を加えた。しかし、しつっこく粘る韓国は8回に1点差に迫ると、9回2アウトの場面で李机浩が抑えのダルビッシュからタイムリーヒットを奪って同点に詰め寄り、延長戦に突入。どうなることかとハラハラさせられた延長10回、日本は千両役者・世界のイチロー外野手(マリナーズ)のセンター前への2点スーパータイムリーヒットで決勝点を挙げ、追いすがる韓国を完膚なきまでに叩き潰した。監督、コーチ、選手が一丸となった、まことに日本野球の真髄を見せてもらった。皆さん、本当にご苦労さまでした。今宵は、心ゆくまで勝利の美酒を味わってくださいませ~イチロー「神が降りてきた」【スポーツニッポン】 ■決勝タイムリーを放ったイチロー外野手(35、マリナーズ)の試合後のコメント(聞き手:TBS・初田啓介アナウンサー) あざ~っす(ありがとうございまーす)! いやぁ、もう苦しいところから始まって。苦しさからつらさになって、つらさが今度は痛みになって、心がね…。でも、最終的にみんなで笑顔になれたし、日本のファンの人たちに笑顔を届けられたことは最高ですね。 決勝打? 僕は持ってますね、やっぱり(自分で言いながら噴き出す)。いやー神が降りてきましてね。ここで打ったら、あの打席では日本はもの凄いことになってると思って、自分で実況しながら打席に入っていって、そうなるといつもは結果が出ないんですけど。いやあ、ちょっと1つ壁を越えられた気がしますね。 (WBCを振り返ってという質問に少し遠くを見ながら)谷しかなかったですけど、最後は山に登れて良かったです。球場を1周した気持ち?気持ち良かった!ほぼイキかけました。すいません。(言った後にテレビでの発言とあり少し後悔したような表情)。 日本の皆さん、球場に来てくださった皆さん、日本からの視線もすべての方に感謝したいです。 (試合前に“世界一行くぞ”と声を掛けたことを聞かれて再びテンションが上がって力強い声になる) 聞こえちゃいましたか。いやあ、今回はみんなテンションがめちゃくちゃ上がっていた。前回みたいに毎試合(声掛けを)する必要がなかったんですけど、さすがにきょうだけは。そういう思いでやっちゃいました。 シャンパンファイト?3年ぶりのね。僕はシーズンでやったことないので、思い切り浴びてきます。[3月25日 6時00分配信]試合直後の監督・選手の談話【毎日新聞】■堂々と戦い価値ある勝利〔日本・原監督〕 すごい侍たちが、世界のつわもの相手に堂々と戦って勝利したことは、価値がある。(チーム結成から)1カ月以上経ったが、1日1日チームが団結して進化し、最後までいい戦い方できた。今日は重い試合だったが、(十回のイチローの)中前打は生涯忘れないでしょう。■神が降りてきました〔日本・イチロー〕 苦しさ、つらさ、心の痛みがありましたが、最終的にみんなで笑顔になれたこと、日本のファンの人たちに、笑顔が届けられたこと、最高です。(決勝打)僕は持ってますね、やっぱり(笑い)。神が降りてきましたね。(シャンパンファイトは)3年ぶり。思いっきり浴びてきます。■すごい経験〔日本・岩隈〕 みんながついていたので、堂々と投げることができた。同点になったときは「これが野球だ」と思ったけど、イチローさんのヒットで(勝利を)確信した。(決勝の先発)すごい緊張もしたし、すごい大役を任せてもらえたのは、自分自身もいい経験になった。これを自信にしてこれからの野球人生頑張りたい。■勇気とパワーをもらえた〔日本・松坂〕 連覇の道は難しいと思ったが、力を合わせて、たどり着けた。前回より日本(のファンの)盛り上がりがすごくて、プレッシャーがあったが、その分勇気とパワーをもらえた。現地ではなかなか盛り上がりを実感できなかったけれど、(連覇で)日本が元気になってくれたらいいなと思います。[3月24日 15時53分配信]
2009年03月24日
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近所で、けさ写す。日本各地で桜が開花しているそうですが、日光颪(おろし)の寒風吹きすさぶ北関東の当地ではまだけっこう寒く、ソメイヨシノの満開はもう少し先になりそうです。ソメイヨシノよりひと足早く、彼岸桜は満開になりました~
2009年03月23日
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大伴家持(おおとものやかもち)春の苑その紅くれなゐにほふ桃の花下照る道に出で立つをとめ万葉集 4139春の苑の、紅に映える桃の花々が照り輝いている道に現われて佇たたずんでいる少女。註下照る:花の色などが、赤く美しく照り映える。「した」は、本来「下」ではなく、「赤」を示す上古語だという。
2009年03月22日
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大伴百代(おおとものももよ)ぬばたまのその夜の梅をた忘れて折らず来にけり思ひしものを万葉集 392黒い珠のように暗いその夜の梅を、うっかり忘れて手折らずに来てしまった。折ろうと思っていたものを。(あなたとお逢いして、思いを遂げようと思っていたのに~)註“1200年前のすっぽかし”の事情はよく分からないが、ずいぶんといいかげんな奴だ、という感慨を禁じえないなお、百代といっても男ですから、念のためぬばたま(の):射干玉。黒い珠、またはヒオウギの実のことと言う。黒いことから「夜」「闇」などに掛かる枕詞。
2009年03月21日
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よみ人知らずかげろふのほのめきつれば夕暮の夢かとのみぞ身をたどりつる後撰和歌集 856陽炎がほのめいたかのようにはかない逢瀬だったので夕暮れ時のうたた寝で見た夢に過ぎなかったのかとわが身の記憶を辿っている。
2009年03月21日
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よみ人知らずいまさらに雪ふらめやもかげろふのもゆる春日はるひとなりにしものを新古今和歌集 21今になって雪が降るとはなあ。陽炎の燃える春の日になったというのに。
2009年03月21日
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近所で、おととい写す。この花は、今では横文字そのままに「パンジー」と呼ぶのが普通になってしまったけれど、僕らが子供の頃は、誰もが「サンシキスミレ(三色菫)」と呼んでいたものだ。・・・なんか、「シキソクゼクウ(色即是空)」を感じさせて、良かったけどな~ちなみに、「広辞苑」によると、「マーガレット」の和名は「キダチカミルレ(木立加密爾列)」です、ご参考までに~
2009年03月20日
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侍JAPAN! 原JAPAN! COOL JAPAN! 凱歌を挙げて一路ロサンゼルスへ!! 第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第2ラウンド1組1位決定戦(現地時間19日=日本時間20日、米カリフォルニア州サンディエゴ、ペトコ・パーク)で、日本代表は接戦の末に宿敵・韓国を6-2で見事降した■試合経過・分析速報途中2-2の同点に追い付かれるなど、多少ハラハラさせられる場面もあったが、追いすがる悪女の深情けのような韓国を敢えなく突き放し、終わってみれば日本の完勝だった選手の皆さん、カッコよすぎですよ~っ!!これで日本は1組1位となり、準決勝で2組2位の米国代表と日本時間の23日(月)午前9時から対戦することになった。先発は、言わずと知れた若きエース・松坂で、大勝負だ~!!なお、負けた韓国は、同じく準決勝でベネズエラと日本時間の22日(日)に対戦する。個人的には、もう対韓国戦はウンザリなので、ベネズエラの皆さん、ぜひ頑張って下さいね~!!・・・今日は、短歌ブログの方はもういいか
2009年03月20日
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侍JAPAN 、 キューバを連続完封で降し、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝進出!!おめでと~ございます~っ!!!ヽ(*゚▽゚)ノ~▽▼▽[祝]▼▽▼~ヾ(゚▽゚*)ノ見事な勝ちっぷりで準決勝進出!!も~手放しで喜びたいねっ!!♪ベスト4進出で、気持ちにも貯金が出来た感じだね!!今後はリラックスして、ますます思い切った采配、プレーが期待できるよねっ!明日も韓国を打倒して、雄叫び・勝ち鬨を挙げてロサンゼルスに向ってもらいたいね~!!
2009年03月19日
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近所で、けさ写す。
2009年03月19日
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石川啄木(いしかわ・たくぼく)春の雪銀座の裏の三階の煉瓦造れんぐわづくりにやはらかに降る第一歌集「一握の砂」(明治43年・1910)
2009年03月17日
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斎藤茂吉(さいとう・もきち)うつつにしもののおもひを遂ぐるごと春の彼岸に降れる白雪歌集「暁紅」(昭和15年・1940)この現実の中に、ものの思いを遂げるかのように、春の彼岸に降っている白々とした雪。註近代短歌最大の巨人であるとともに、精神科医・知識人でもあった茂吉の内省的な持ち味がよく出ている。茂吉が、正岡子規・伊藤左千夫らから継承、依拠した根岸アララギ主流派の「写生説(写実主義・リアリズム)」だったはずだが、多くの実作品は、この枠組からはみ出すことを図らずもしばしば裏切り示し betray 続けたといえよう。その作品が、写実を突き抜けたある種の境地にあるということは、同時代から現代までの多数の評者が認めているところである。この茂吉全盛期の作品では、自然観照および対象への自我の没入(場合によっては「憑依」といってもいいか)が絶妙の平衡を成している。とても単なる写実とは思えない。(うつつに)し:この「し」に特定の意味はなく、語調を整える強調の助辞。ものの:「もののあわれ」や「もののけ」に見られるように、名状しがたい、いわく言いがたいが確かに存在する何者か。そのようなもの(くまんパパ解釈)。【参考】穂村弘の斎藤茂吉論、およびそれと対比された最近の現代短歌の傾向論抜粋(「短歌の友人」より)私見では、斎藤茂吉の作品を頂点とする、このような近代短歌的なモードをささえてきたものは「生の一回性」の原理だと思う。誰もが他人とは交換できない〈私〉の生を、ただ一回きりのものとして引き受けてそれを全うする。一人称の詩型である短歌の言葉がその原理に殉じるとき、五七五七七の定型は生の実感を盛り込むための器として機能することになる。すべてがモードの問題に還元されるような感覚を突き詰めるとき、その根本にあるものは死の実感の喪失である。モードの多様化は、自分自身が死すべき存在だという意識の希薄化と表裏一体になっている。私自身を省みても、モードの多様性を受容するスタンスの背後にあるものは、自分は永遠に死なずにいつまでもここで遊んでいられるような感覚だと思う。
2009年03月17日
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服部嵐雪(はっとり・らんせつ)梅一輪一輪ほどのあたたかさ「玄峰集・庭の巻」(江戸前期)栃木・宇都宮市東戸祭の祥雲寺にて、けさ写す。
2009年03月16日
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落合直文(おちあい・なおぶみ)簪かざしもてふかさはかりし少女子をとめごのたもとにつきぬ春のあは雪「萩之家歌集」(明治39年・1906)かんざしで積もった雪の深さを測っていた少女の着物の袂に付いた春の淡雪。
2009年03月15日
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近所で、けさ写す。おとといの夜からきのうの朝まで、ちょっとした台風のような春の嵐に見舞われた当地でしたが、けさ見てみると、沈丁花(じんちょうげ)の花が咲きそろって朝の光を浴びていました
2009年03月15日
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宮柊二(みや・しゅうじ)梅の花ぎつしり咲きし園ゆくと泪なみだぐましも日本人われ歌集「晩夏」(昭和26年・1951)註戦前に結社「多磨」に拠って北原白秋に師事し、浪漫主義的な歌風を身につけながらも、一兵卒としての苛烈な戦争体験を戦後の出発点とした巨匠は、戦後間もない時期にこういう歌を詠んでいたのだったか。生活者としての視点を基軸とした歌人としては、やや珍しい大柄な作品ではないかと思う。個人的には、ここは「梅」だからいいのかも知れないと思う。「桜」では、まとわりついているイメージや思想性が生々しすぎる感じがする。
2009年03月14日
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前川佐美雄(まえかわ・さみお)先さきつ日に死ぬべかりしが生ありてまた襤褸ぼろを着て梅花うめを見てをり歌集「捜神」(昭和39年・1964)先の大戦の日に死ぬべきだったが、偶々(たまたま)生(しょう)を得てまた襤褸を着て早春の梅の花を見ている。
2009年03月13日
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服部躬治(はっとり・もとはる)あたたかき君が玉手に掬むすばれてあとなくとくる春のあわ雪歌集「迦具土」(明治34年・1901)あたたかい君の玉のような手に掬(すく)われて跡形もなく解ける春の泡雪。
2009年03月13日
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若山牧水(わかやま・ぼくすい)梅はたゞ一ひともとがよしとりわけてたゞ一輪の白きがよろし歌集「独り歌へる」(明治43年・1910)梅は、ただ一株咲いているのがいい。とりわけて、ただ一輪の白梅がいい。
2009年03月13日
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会津八一(あいづ・やいち)もちかげのふじのふるねによるしかの ねむりしづけきはるのゆきかな歌集「鹿鳴集」(昭和15年・1940)望月の光に照らされた富士の古嶺に寄る鹿の眠りも静謐に、しんしんと降る春の雪だなあ。註もちかげ:望影。満月の光。「鹿の眠り静けき」と「静けき春の雪」が掛かって、つながっている。古今和歌集風の伝統的技法。
2009年03月13日
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仰げば尊し仰げば尊し わが師の恩教の庭にも はや幾年いくとせ思へばいと疾とし この歳月としつき今こそ別れめ いざさらば互に睦むつみし 日ごろの恩別るるのちにも やよ 忘るな身を立て 名を揚げ やよ 励めよ今こそ別れめ いざさらば朝夕慣れにし 学びの窓蛍のともし火 積む白雪忘るる間ぞなき 行く歳月今こそ別れめ いざさらば作詞作曲:文部省音楽取調掛明治17年(1884)3月刊「小学唱歌集」所載註作詞作曲者は正確には不詳だが、当時新設されたばかりの文部省音楽取調掛(その後政府から独立して東京音楽学校、現・東京芸術大学音楽学部)関係者だった柴田清熙(きよてる)、稲垣千頴(ちかい)、加部厳夫(いずお)、里見義(ただし)などのうちのいずれか、または何人かの共作と思われる。作詞には、日本初の近代的国語辞典「言海」「大言海」の著者で国語学者の大槻文彦が関与したとの説もある。言海(げんかい、「ことばのうみ」とも読む):国語辞典。多くの文学者・文人墨客たちに愛され続けている掛け値なしの名著。短歌を詠んでいた祖父母も、この辞書をボロボロになるまで愛用していました。僕も愛用者、というより「愛読者」の末席を汚しています。(・・・ただし、全文カタカナ・旧かなづかひ、語の配列も旧かなづかひ準拠で、ハードルは相当高いです、念のため。)いと疾とし:とても速い。「愛(いと)し」とは無関係「今こそ別れめ」:今こそ別れよう。「今別れむ」の強調表現の係り結び。「こそ」に対応して、勧誘の意味の助動詞「む」が已然形「め」に活用する。もちろん、「分かれ目」ではない。やよ:古語の呼びかけの感動詞。なあ。ねえ。おい。用例「思ふらむ心のほどややよいかにまだ見ぬ人の聞きか悩まむ(思っているという心の程は、ねえ、どんなでしょう。まだ会ってもいない人が噂で悩むかしら?)」(紫式部「源氏物語・明石」)1番の歌詞「幾年いくとせ」「いと疾とし」「歳月としつき」などには、和歌的な音の響き合いの言葉遊び感覚がありありと感じられる。
2009年03月10日
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近所で、けさ写す。
2009年03月10日
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【問】「莫大小」、「楔形文字」、「磔刑」が読めますか?答はこの下。【答】順番に、「メリヤス」、「せっけいもじ」、「たっけい」ですこれが読めると、日常生活にすごく役立つと思います~()
2009年03月08日
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近所で、けさ写す。
2009年03月08日
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近所で、けさ写す。
2009年03月07日
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きょう2日のソウル市場では、韓国ウォンの対ドル相場が急落し、一時1ドル1590ウォン台と、ほぼ11年ぶりのウォン安水準に下落した。前週末の米国株式相場が大幅安となったのを受け、株式市場で外国人投資家の売りが先行。株価が大幅に下落し、海外マネーの流出が再び拡大するとの警戒感が強まった。【日本経済新聞 NIKKEI NETなどより】■為替ネットナビゲート韓国ウォン/米ドル為替レート・リアルタイム表示一つの心理的障壁と見られていた1500ウォンを突破してから、ますます歯止めが利かなくなったようである。・・・ほんの数年前には、1ドル750ウォン前後の“わが世の春”を謳歌していたこともあったのだから、現在のヒドさ、推して知るべしである。金融危機に端を発した世界的な景気後退の波が、我が国をも苦しめていることは改めて縷説するまでもないが、とりわけお隣の韓国経済は、明らかなスタグフレーションに陥り、危機的状況にあるといっていいだろう。■スタグフレーション:スタグネーション(景気後退、経済活動の停滞)とインフレーション(通貨膨張、物価上昇)が同時に起こること。ハイパーインフレーションなどと並び、経済の状況として一般的に最悪の状態の一つと見られ、恐れられている。インフレーションなら金融引き締め、デフレーション(通貨収縮)なら金融緩和などの明快な政策対応があるが、スタグフレーションは市場における矛盾のダイナミックな調整の激しい嵐であり、これに対しては、事実上有効な金融政策はないとされている。縮小均衡点に達するまで、手を拱(こまね)いて見ているしかないのが実情だ。またそれは、消失点(ヴァニシング・ポイント)でもあり得る。具体的な目安としては、成長率が2期連続でマイナスを記録し、さらに物価が政府の管理目標値(現在、韓国は年間3.0±0.5%)を超えた場合のことを指すとされる。下記の韓国国内報道などを読んでも、この目安を悠々クリアしている模様だ。今回の経済危機は、もちろんアメリカの金融秩序の大混乱が主因だが、さらに昨年の北京オリンピック前後に端を発していた中国沿海部の住宅・不動産バブル崩壊も重なって、負の相乗効果になっているという指摘がある。根は深い。中国のアジア諸国からの最新の輸入高は、対前年比で実に50%程度まで縮小している。一時的にせよ、貿易が半分に縮んでいるといっても過言ではないであろう。これが直撃している。今後、中国政府は、57兆円と伝えられるアメリカ並みの財政出動を行い、その90%はインフラストラクチャー整備に宛てるというから、これはまさに中国版ニューディール政策といえる。これは確かに一定の効果はあるだろうが、隅々まで奏功するには最短でも相当な時間(2~3年?)がかかる話だろう。■日経BIZ PLUS「ウォン急落に続き、実体経済の急速な悪化に直面する韓国」平塚宏和氏論文■MONEYJINE(マネージン)ウォン安に飲み込まれた隣国「韓国経済の現実」ドル、円など基軸通貨に対してウォンを買い支えるべき韓国銀行(中央銀行)の外貨準備高も、2000億ドルを早晩割り込む見通しである。韓国の人口は日本の約3分の1である。日本銀行が約1兆ドルを確保しているのと比べても、いかにもお寒い状況である。枯渇する惧れも出てきた。アメリカは米韓通貨スワップ協定をこの秋まで延長し、日本も同様のスワップに加え、国際通貨基金(IMF)を通じての強力な援助をしているが、韓国の実体経済の悪化は底なしで、短中期的な改善の見通しもなく、率直に言うと、韓国経済の破綻は時間の問題と言わざるを得ない。デフォルト(債務不履行)に陥る惧れも出てきた。今後、日本は〔I〕韓国に対し、公的資金(日本国民の税金)を使って種々のさらなる巨額の援助をするのかどうかという問題に加えて、〔II〕不逞韓国人の不法入国・滞在の問題などに直面せざるを得ない。ひいては、治安のさらなる悪化も懸念される、主権者たる我々国民の高度な政治判断のイシューになってくる。いずれにしても、どう転ぼうとも、日本にとってプラス面は何もないというのが真実ではないだろうか?■法務省入国管理局 本邦における不法残留者数について私個人の見解だが、隣国だからといって、我が国固有の領土である竹島を一方的に不法占拠・実効支配し、我が国を敵視し、日頃から“ないことないこと”ありとあらゆる反日言説を垂れ流しているこの国を助ける義理は全くないと思う。冷たい言い方に聞こえるかも知れないが、見て見ぬふりをして見捨てることこそ、自立しないこの国に対する慈悲である。韓国を助ける余剰資金があるというのなら、日本国内の貧窮するワーキング・プア階層などの救済やセイフティ・ネットの構築に充てるべきだ。これが日本国民の本音の大勢であり、政府はその声に虚心に応えるべきであろう。なお、韓国経済の抱える構造的な諸問題については、こちらの「はてな匿名ダイアリー」に分かりやすくまとめられている。賢者・小室直樹氏の「韓国の悲劇」は昔確かに読んだ覚えがあるが、当時と何ら変わっていない現状に、改めて愕然とさせられる。内情がきわめて深刻であることが伺える。ウォン安進行に賃金下落、国民の生活さらに厳しく【ソウル26日韓国聯合ニュース】生活必需品などを中心に物価高止まりとなっているが、最近ウォン安・ドル高が急速に進み、物価上昇圧力がさらに強まるものと予想されている。雇用面では仕事を分け合うワークシェアリングの広がりが賃金の凍結・削減などにつながっており、給与所得者の暮らし向きはさらに厳しくなりそうだ。 企画財政部と統計庁が26日に明らかにしたところによると、1月の食料品価格の上昇率は前年同月比10.5%で、同月の消費者物価上昇率3.7%の3倍近くに達した。穀物の上昇率が10.3%、肉類は14.1%を記録し、酪農品や油脂類もそれぞれ23.9%、24.1%高騰した。食品価格の上昇を受け、庶民が好む外食の値上がり率も消費者物価上昇率を大きく上回った。参鶏湯が9.2%、キムチチゲ定食が8.0%、豚カルビが8.9%、サムギョプサル(豚ばらの焼肉)が11.6%、かゆが10.0%、ラーメンが12.7%など、前年同月比で10%前後上がった。のり巻きとアイスクリームも上昇率は21.6%と25.0%で、20%を上回っている。 問題は、物価が上がっているにもかかわらず、賃金は据え置きかむしろ下がっているという点だ。政労使による非常対策会議はこのほど全体代表会議を開き、労働界は企業の経営環境に応じ賃金の凍結・返上、または削減を実践、経営者側は経営上の理由による解雇を自制することを決めた。雇用をできるだけ維持する代わりに、給与は据え置きか削減することに同意したもの。 また、30大グループも今後数年間は既存社員の賃金を凍結することにしたと発表した。ワークシェアリングの意味で、特に新入社員の賃金引き下げ幅が大きい。30大グループは大卒新入社員の年俸を最高で28%まで削減すると決め、公営企業も大卒新入社員の年俸を最大30%下げることにしている。 LG経済研究院のシン・ミンヨン研究委員は「物価上昇率が依然として高いなかでウォン下落が進み、経済主体にはまた別の打撃とならざるを得ない。特にワークシェアリングなどの影響で賃金が凍結・削減され、各家庭の消費委縮はさらに深刻になる可能性がある」と話している。
2009年03月02日
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