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くまんパパ セプテムバー透析を必要とする歌友ともありてその苦しみと悲しみを知る生牡蠣に檸檬を搾り啜りこむ目にも舌にもさやかに秋来く梅干を舐めつつ歌を詠むといふ河野裕子の歌あり真似つ *1文語体撫でまはしつつ一滴の精の垂れ来るがにセプテムバー「オイラ」とは言ひしことなく「オレ」なりき一寸ちよつと虚勢を張る時の「オレ」 *2ごきぶりと甲虫とは違ふよといくら言つても肯うべなはぬ妻ハイヒールグラディエーターサンダルが脱がれてあるは婀娜あだとや言はむ屠殺場に狸棲みつき雉もゐるわが川沿ひのジョギングロードわが自律神経制禦されてをり檸檬果汁とウォーキングにて加齢臭ノネナールときをりにほふわが身かな齢は取りたくなきと思ほゆ「おとうしやん」「おかし」と言へるきのふより九九諳んずるけふとなり来ぬ法令線気になる女人おほきらしヒアルロン酸余儀なかるらむ深き友浅き友ばら混ぜるなよ深き話をせまほしき夜は新米に新酒新妻新政権新しきもの好きなる我らぼめいひかぼひめいかすらあやしかれ言葉の前に立ち竦みこそ*1 河野裕子「梅干の二つを舐めて歌作るああ酢うなどと言ふ余裕なく」(歌集「母系」2008年)*2 小池光「一人称『オイラ』ときめるそのときに間髪入れず文体きまる」(歌集「時のめぐりに」2004年)/ビートたけし「浅草キッド」著作権を有します。© 2009 Kumanpapa Daddy Bear All rights reserved.
2009年10月31日
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くまんパパ 「短歌人」11月号掲載作品梅干を舐めつつ歌を詠むといふ河野裕子の歌あり真似つ *1文語体撫でまはしつつ一滴の精の垂れ来るがにセプテムバー「オイラ」とは言ひしことなく「オレ」なりき一寸虚勢を張る時の「オレ」 *2ごきぶりと甲虫とは違ふよといくら言つても肯はぬ妻わが自律神経制禦されてをり檸檬果汁とウォーキングにて新米に新酒新妻新政権新しきもの好きなる我ら*1 河野裕子「梅干の二つを舐めて歌作るああ酢うなどと言ふ余裕なく」(歌集「母系」2008年)*2 小池光「一人称『オイラ』ときめるそのときに間髪入れず文体きまる」(歌集「時のめぐりに」2004年)/ビートたけし「浅草キッド」【自註】どういうわけか毎年10月は忙しいのですが、今年は特にハードな日々が続き、こちらブログの方は、僕としては異例の半月もご無沙汰してしまいまして、まことに恐縮至極です~この間、仕事の方の業界の会合に加え、高校同窓会幹事の方も本当に大変で、精神的プレッシャーでストレス溜まりまくりです~。おまけに、地元神社の秋季例大祭の肉体労働系設営・参加でヘトヘト。みこしの渡御(とぎょ)の供奉(ぐぶ、随行)では、紋付羽織袴・白足袋雪駄の和服正装で半日かけて25,000歩歩き回り、本殿での本祭では長時間正座でかしこまり、もう若くない心身は限界まで行っちゃってます~ともあれ、同窓会の方は順調に出席者も集まり、二次会会場も押さえ、自分の歌うレパートリーも決定し(やっぱり、SMAPというかスガシカオの「夜空ノムコウ」は外せないかな)、何とか一段落付いた感のある今日この頃です。・・・さて、そんなこんなで、今ちょっと短歌どころではない気分なのですが、一応ちょっと上の作品に解説を加えますと、これはまだまだ残暑厳しき9月上旬に作ったもの。「セプテンバー」の表記は、ちょいとスノッブに「セプテムバー」にしてみました。どうだろね?どの歌も、写実やアドリブで割と素直に詠んだ心象風景。1首目、3首目は、畏れ多くも現代短歌の巨匠お二人の歌を本歌取りするという荒業。・・・自分で自分の蛮勇を褒めてあげたい4首目は、子供がわいわい喜んでカブトムシを取ってきたところ、昆虫嫌いの妻が異常なほどに怖がって「ゴキブリと同じだ」などとぬかしたので、本文のようなやりとりになった次第をさらりと詠んだのだが、今改めて読み返してみると、意外と象徴的・普遍的な意味合いを獲得した詩的表現になっているような気がしないでもない。・・・牽強付会もいいとこだけども。ラスト6首目は、作ろうと思って作った、狂歌の類いの時事詠。・・・まあ、それだけのものにすぎませんけどね著作権を有します。© 2009 Kumanpapa Daddy Bear All rights reserved.
2009年10月31日
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ここしばらくは何にも書いてないのに、相変わらず毎日200件以上のアクセスをいただいておりまして、まことにありがとうございます~&申し訳ない気持ちでいっぱいです~高校同窓会の準備作業は、メール・電話・ファクシミリなどでの怒涛の連絡攻勢はもちろんのこと、夜討ち朝駆けの案内状配布と説得・折伏(しゃくぶく)が功を奏して、まずまず順調に出席確認が取れてきていて、毎日3~4名ぐらいずつ増えて現在30数名。何とか目鼻が付いて来つつありまする~。ただ、同期全体で270名いるうちの30数名では、まだちょっと物足りないのも事実。さらにスパートをかけて、あと10名の上乗せを図りたい。目標45名の出席で、会場となるフグ料理の名店のお座敷貸切り状態を目指します~・・・そんなわけで、ブログの開店休業状態はもうしばらく続く見込みです~本当にゴメンネゴメンネ~
2009年10月16日
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このほど、コボちゃんのママが二人目のお子さまを懐妊、コボちゃんはいよいよお兄ちゃんに。おめでとうございま~す・・・賭けてもいいが、生まれてくるのは妹だろうね~1000万部読売の売り上げ独走にますます拍車か~。コボちゃんママおめでと ──「まさかの超展開」反響広がる【読売新聞10月15日付朝刊社会面】読売新聞の朝刊4コマ漫画「コボちゃん」(植田まさし作)の14日掲載分で、主人公・コボちゃんの母親、田畑早苗(ママ)が妊娠した事実が明らかにされ、反響が広がっている。 同日の第9764回では、「二人目ができたの」と早苗が妊娠を報告。これを受け、ネット上ではグーグルの急上昇ワードランキングに「コボちゃん」や「植田まさし」が登場し、ヤフーのニュースにも取り上げられたほか、個人のブログでも、「まさかの超展開」「ママおめでと」などの発言が相次いだ。 田畑家は、5歳の主人公と両親、祖父母の3世代家族。途中から登場し居候していた親類の竹男が4年前結婚し独立したことを除けば、1982年の連載開始以来、家族構成に変化はなかった。 第2子の性別や出産時期は未定だが、植田さんは、「私自身もこれからが楽しみ。しばらくは妊娠関連のエピソードが多くなります」と話している。(10月15日11時39分配信)ヤフーニュース「国民的4コマ漫画『コボちゃん』、ママ妊娠で連載27年目にして“お兄ちゃん”に」
2009年10月16日
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近所で写す。―― これは数日前の写真です。
2009年10月12日
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今、来月の高校同窓会(年次会)の設営で、数人で(・・・というか実質2人で)手分けして270名の同級生に電話をかけまくり、そのほかにも憂き世の仕事がいろいろと山積で全く自由になる時間がなく、ブログの方はすっかりご無沙汰になっておりまして、すみませ~ん本音を言えば、いい大人があんまり面倒掛けんなよな~ともちょっと頭をよぎるが、実際問題として、案内しただけじゃどうにもならず、幹事・設営側から直接連絡(直接出向いて本人に会う or 本人に電話をするとか)しないと、出欠の返事さえもらえないのが世の常というもの。これはもう、これまでの経験からも熟知している。も~、せっせと電話攻勢で微妙に威嚇し脅しをかける or 泣き落とし戦術で落とすとかしか手がないんだよね面と向って説得されると断りづらいのが人の心理ってもの。そこが付け目だよね・・・何らかの幹事役・まとめ役をやったことがある人なら、この阿吽の呼吸、分かるでしょうけどね。そんなこんなの混沌の中で、Word画面上に、一人また一人と出席者一覧表が構築されていくのを見るのは、なかなかうれしい眺めではありますよそして、ほかならぬ今夜は連休の最終日であり、「在宅率」が高いと思われるので、本人を取り押さえる確率が高い。出席のお誘い・確認作業はまさに正念場・山場を迎えてます~。同窓会そのものは、僕も本当に素直に楽しみにしてるけどね。事前の準備は大変だす~・・・ではまた~
2009年10月12日
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来月に開く高校同窓会の幹事として忙殺され、おまけに所属している結社誌「短歌人」の12月号原稿締め切りが目前に迫り、地元神社の秋祭りの町会側設営もあり、業界団体の勉強会の下準備もアリ~ノで、心身ともに能力は完全にパンク状態。・・・毎年10月ってむやみに忙しくて、確か去年の今頃にも似たようなグチを書いたような覚えがあるけど、今年は特に一杯一杯。そんなわけで、ブログ更新の方はすっかりお留守になっている中、気が付けば累積アクセスが20万件を超えたようです本当にありがとうございます基本的には地味でマイナーな文芸趣味ブログですが、いつもたくさんの皆様のご愛読をいただいておりまして、つねづね深く感謝しております。同窓会その他の目途が付き次第、またぼちぼち書いて行きますので、今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます~200003 2009-10-06 08:24:32 *.eonet.ne.jp 200002 2009-10-06 08:20:46 119.63.*.* 200001 2009-10-06 08:20:35 ***.msn.com 200000 2009-10-06 08:18:09 74.125.*.* 199999 2009-10-06 07:48:27 ***.yahoo.net 199998 2009-10-06 07:44:41 202.248.*.* 199997 2009-10-06 07:38:18 *.vectant.ne.jp
2009年10月06日
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高校同窓会の幹事として、来月11月、3年ぶりの開催へ向けて設営作業に入っている。すごく大変だし悩みは多いが、いったん取り掛かってみると案外その中に楽しさもある。会場候補の「現場」も見たりしながら、みんなの意見を聴いて、最終的には自分の決断で物事を決めていく作業は、偉そうに言えば「男子の本懐」という感じもする。・・・大げさだけどねさっそく、開催の日取りについて、11月も終わりごろではもうぼちぼち忘年会シーズンに入る頃であり、遅すぎるのではないかと意見があり、中旬まで前倒しすることになった。会場についても、メールで鳩首協議中。まだ固めていないが、数日内には決定したい。宴会の料理のメニューよりも、飲み放題の酒の銘柄を確認せよと注文が付くところは、さすがに中年というべきか日時・会場・会費の決定後は、いよいよ同級生への連絡と出席のお誘いの作業となる。これがまた大変で、いつも仕事に差し支えがあるほどだ。今回も覚悟している。全く、貧乏くじ以外の何者でもないのが幹事という役である。・・・そんなこんなで、当分の間、ブログ更新の方はかなりお留守になると思いますので、なにぶんよろしくご理解下さいませ~。
2009年10月04日
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くまんパパ有難しただひたすらに有難しヴィヨンの妻の松たか子はも生きてさへ居れば貴方は善いなんて幾ら何でも美談ならずや■「ヴィヨンの妻」予告編
2009年10月03日
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小島ゆかり(こじま・ゆかり)さうぢやない 心に叫び中年の体重をかけて子の頬打てり歌集「希望」(平成12年・2000)註「頬打てり」が、まるで文語訳新約聖書の福音書クライマックスみたいな悲愴感に溢れていて、文語体が醸し出す“重厚化魔法”のメカニズム。短歌は基本やっぱり文語体だよね~と再確認。旧仮名づかいも効いてるね。あの明朗快活、人格円満、温厚篤実、頭脳明晰(おまけに美人)の小島さんの家でもこういうことがあるのかとちょっと驚くが、まあ子供のいる家庭なら、たまにはこういう事態も起きるよね。日常生活の一齣を鮮やかに切り取った名歌。3、4句目の「中年の体重をかけて」が、現代短歌表現としての切れ味鋭いツボである。お見事、自在、神業、ド天才。・・・さてもさても、中年の母親の全体重をかけて頬を打たれた「子」とは、お嬢さんで現在やはり新鋭歌人として活躍している小島なおさんか、それともその妹さんだろうか(・・・どっちでもいいけど)。
2009年10月03日
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藤原龍一郎(ふじわら・りゅういちろう)ガス室という空間に身を置きしことなしそれを至福というか誌上歌集『天使、街角、カンガルー1997~1993』「投壜通信」(平成13年・2001)註アウシュビッツという固有名詞に代表される、ナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容所での集団大虐殺(ホロコースト)は、二度と繰り返してはならない20世紀最大の悲劇であることに疑いの余地はないが、むろん我々がそれを直接体験したわけではなく、ヴィクトール・E・フランクルの名著「夜と霧」や、やはりユダヤ系のスティーブン・スピルバーグ監督の映画などで知るほかはない。そういう意味では、我々から見て、この事件はやや相対化され拡散したバーチャルな事実であると言えなくもない。その辺りの感覚のきわめて微妙な消息を、藤原氏は現代の都市生存者の視点から醒めた目で見遥かしている。
2009年10月03日
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藤原龍一郎(ふじわら・りゅういちろう)見なければよかったもののひとつとしもう死にそうな秋の金魚を誌上歌集『天使、街角、カンガルー1997~1993』「投壜通信」(平成13年・2001)註僕の師匠の秋の秀歌。いわく言いがたいのだが、都市生活における陰翳深き負の抒情みたいなものを詠ませたら、天下一品に冴え渡る歌魄。しかもそれでいて、これまたいわく言いがたい放胆かつ磊落な諧謔味みたいなものが常に内包されている端倪すべからざる味わいは、さすがに師匠。
2009年10月03日
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この11月に、3年ぶりの高校同窓会を開くつもりだ。幹事の僕には、年賀状などで「そろそろまたやりませんか~」と、複数のリクエストが来ていた。──OK、やろう。やるからには、盛大に集まって楽しく盛り上がりたい。同級生二百数十名中、少なくとも50~60人ぐらいは来てほしいものだ。皆さんにもご参考になるかも知れないので、このブログを開催設営のメモ代わりに使うことにする。まず開催日時についてだが、10月の週末は、僕自身を含めみんな業種を問わず忙しく、サラリーマンは各種会合などで忙しい。特に、教職者・公務員は全滅状態となる惧れがあり、避けるのが至当。12月となれば、すでに忘年会シーズンだし、ちょっと寒いということで、あえなく却下。やはり11月がベストだろう。当然週末(土曜日)になるが、大安吉日(7日)は避ける。結婚式などが重なる可能性があるからだ。21日は3連休の初日なので、これもボツにするのが無難だろう。すると、残るは14日か28日となるが、今から予約・設営に入るので、少し時間がほしいから、遅めの28日(土)でいいや。・・・決定。次は会場だが、前回は地元有名ホテルのフレンチ・レストランを貸切りにするという、かなりフォーマルな設営で、おおかた好評だったとは思うが、会費などはかなり高くなり(一次会だけで7,500円ぐらいになってしまった)、またちょっと雰囲気が堅苦しくなってしまったのは否めなかったと思う。また、次回は3年後、母校同窓会総会の公式な運営を伴い、非常にフォーマルな会合になる。それに挟まれた今回は、居酒屋か、それに毛の生えたぐらいの所でいいかな。モンテローザ白木屋系あたりの飲み屋で、気楽な集まりってことでいいだろう。・・・とも思ったが、20代の若造の集まりではなく、やはり中年にふさわしい落ち着きもほしいということで、今評判のやや高級めの居酒屋チェーンに目星を付け、今現場に行ってきてみた(・・・早っ!)。最大50名収容と60名収容の大広間があり、そこそこ高級感も漂っている。うん、ここでいいと、思いたったが吉日、さっそく仮予約をして来た(・・・早っ!)。
2009年10月02日
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河合曽良(かわい・そら)かさねとは八重撫子やへなでしこの名成なるべし奥の細道「かさね(重ね、襲)」とは、八重咲きの撫子の花びらにちなんで名づけられたのだろう。・・・そんな優しい名前の、大和撫子の女の子。註元禄2年(1689)旧暦4月の初め(新暦5月頃)、奥の細道の旅の途上、下野の国(栃木県)那須(なす)黒羽(くろばね)で、馬を貸してくれた親切な農夫の可憐な女の子の名前を「かさね」と聞いて詠んだ一句。何気ないが、味わい深い佳品。・・・ところで、なんかよく知らないが、最近この河合曽良が、イケメン風のギャグ・キャラクターとして、サブカルチャー系、アキバ萌え萌えコスプレ系、やおい妄想ハアハア系(?)の文脈(コンテクスト)で大人気になっているらしい。超意外というかオイオイな展開ではあるが、面白いといえば面白い現象だ。→例えばこちらとか。はんにゃ金田で実写版はどうだろ?あるいは、妻夫木聡クンの、大河明けの初仕事にとかど~かな?・・・ダメかな曽芭師弟愛(笑)ギャグマンガ日和 Tシャツ芭蕉と曽良「S&M」
2009年10月02日
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かねてより昼下がりのNHK総合・教育テレビのちょっとした名物になっている、「ことばおじさん」こと梅津正樹アナウンサーのミニ番組「ナットク日本語塾」で、さきほど「大丈夫」を意味する各地の方言が紹介されていた。兵庫・神戸付近では、ぬゎんと「べっちょない」と言うそうだ。何それ??と思うが、「別状無い」の転訛だという。そういえば、「けったいな」というけったいな言葉も「奇体な」が変化したものだっけ。富山・高岡では「つかえん」だそうだ・・・?@@これは「使えん」ではなく、「差し支(つか)えない」の意味の「支えん」だそうだ。そして、満を持しておもむろに、当地栃木・宇都宮出身の礒野佑子(いその・ゆうこ)さんという美人アナウンサーが出てきて、U字工事も真っ青の栃木弁丸出しで喋り始めたのには、思わず赤面も~ホント、恥ずかしいっぺよ~ぶっとばすぞ~礒野さんは、今年の大河ドラマ「天地人」の毎回最後のミニコーナー「天地人紀行」のナレーションを担当しているほどの若手大物女子アナ。栃木は「柿」と「牡蠣」の区別も付かないほどアクセントがめちゃくちゃなのに、よくNHKのアナウンサーになれたもんだな~。ともあれ、当地では「だいじ」という。これは「大事」ではなく、「大丈夫」が「だいじょぶ」「だいじぶ」に約(つづ)まり、さらに「だいじ」になったという。確かに、僕も妻も一族郎党も、日頃間違いなく「だいじ」を使っている。「大丈夫」なんてまどろっこしい言葉、実際の会話ではほとんど使ったこともない。くしゃみをすれば、「だいじ~?」・・・「だいじ~。」子供が何かで手をぶっちめでもしようものなら、すかさず「だいじかい!?」・・・「だいじだよ」と言い合っている。このようにして、地元だけの共通語たる(?)方言は、親子代々孫子の代に至るまで伝承されて行くんだんべ~あ~恥ずかしい
2009年10月02日
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河合曽良(かわい・そら)行き行きてたふれ伏ふすとも萩の原奥の細道歩いて歩いて、斃(たお)れ伏したとしてもそこは萩の花が咲きわたる一面の秋の野原。註美に殉ずることさえ辞さないその意気や良し、と思わせる秀句。推敲前別案「跡あらん倒れ臥すとも花野原」(足跡があるだろう、倒れ臥すとも花の咲く野原)。曽良の俳号は、「空」の意味であるという説が有力。自ら名乗った苗字「河合」と合わせて、故郷・信濃(現・長野県諏訪市)の河の合流地点と青空の雄大な光景をペンネームにしたともいわれるこの人は、今の言葉でいえば、骨の髄までロマンティストだったようである。俳聖・芭蕉が、特に生活面などで終生頼りにした「側近」的な弟子。cf.くまんパパ「秋されば萩の花野をゆきゆきて顛(たふ)れ伏すてふ人ぞゆかしき」(「短歌人」2007年11月号掲載作品)
2009年10月02日
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松尾芭蕉(まつお・ばしょう)今日よりや書付かきつけ消さん笠の露奥の細道今日よりは笠に書いた誓いの言葉も笠に置く露が消してしまうに任せよう。註奥の細道の旅にここまで同行してきた河合曽良(かわい・そら)は、山中温泉でにわかに腹の病を起こして、縁(ゆかり)のある伊勢に一人旅立った。笠に書いた「乾坤無住同行二人」と書き付けた風狂の旅の誓いの言葉が虚しくなった。「露」が涙を暗示する。
2009年10月01日
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