メガネパール

メガネパール

ベトナム日記 後半


今日も朝からどんよりと雲った空模様でございます。
今泊まってる所、ビンズオンホテルは日本人がめちゃくちゃ多いです。
ニャチャンの御父参カフェ、ホイアンのホップエン、でフエのビンズオンホテル、と日本人の黄金ルートみたい・・・^^;
あんまりこういうの好きじゃないけど、でも確かに居心地が良くて安いです。
今の所もドミで2ドル。
とっても安いです。

今日は午前中フエの王宮に行ってきました。
日本人ツアーの人に混ざってガイドを盗み聞き・・・。
迫力のある所でした。
所々、銃弾の跡が残ってたりしてベトナム戦争の名残を感じることができたり。

フエの街、まだあまり回ってないけどとっても気に入った所が一つあります。
お菓子屋さんです。
バナナとココナッツとサツマイモを薄くきって、小麦粉をつなぎにしたものを揚げただけのシンプルなお菓子です。
これがめちゃくちゃに美味!で一つ1000ドン、10円もしないのです。
ベトナムに来ていろんな甘味食べたけど、ピカイチ!よっ、あんたが大将!
昨日と今日あわせて既に10個も食べてしまいました。
フエにいる間はお世話になりそうです。
多分簡単にできるから皆さんもお試しあれ!

今日の夕飯は鍋を食しに行ってまいります。
寒いから鍋が恋しいです。


<3/5 夜の王宮>
今日もフエです。
そして今日も雨。

ホテルに置いてある手塚治の「ブッダ」読みました。
全巻読みました。
熟読しました。
俺に悟りは開けませんでした。

なんで移動せずにフエに残ったかというと、別に「ブッダ」が読みたいからとかじゃなくてぇ、週末だけやってる王宮と橋のライトアップを見るためです。

橋。
王宮に行くために渡らなければならない長い橋。
しっかりライトアップされてました。
赤、青、黄色、紫・・・いろんな色にめまぐるしく移り変わりなかなかな感じです。
しょっぽーいのを予想してたので驚きです。
それを見るためにかベトナム人がいっぱい集まってました。

橋を渡り対岸到着。
どでーんと大きく見えるのがでっかい王宮の前に建ってる旗です。
これがまためちゃくちゃにかっこよい!
ベトナム国旗の真っ赤な旗が風に揺られてゆらゆら・・・
近くに寄った時は鳥肌立ちました。
昼間もなかなかその大きさに威圧感があるのですが、ライトアップされた旗は、一段と・・・。
ほんと、かっこ良かったっす。
ばしばし写真撮ったけどちゃんと写ってればいいな。
旗がかっこ良すぎてその後見た王宮のライトアップがしょぼく見えてしまいました。

明日はフエを出てハノイへ向けてレッツラゴーです。

風にゆられるベトナム国旗

<3/6 おばちゃん>
フエ最後の日。
最後の最後で晴れました・・・

フエで一番行った場所、それは前にも書いたのですがバナナとサツマイモとココナッツを一緒に揚げるというお菓子屋さん。
お菓子屋さんといっても路上でやってる屋台なのですが。
この屋台、路上の隅にぽつんとあって、おばちゃんが一人でやってます。
雨の日はパラソルを出してひっそりとひたすら油にバナナ、サツマイモ、ココナッツを落としてます。
本当においしくてフエにいる間は1日10枚以上は食べていたのじゃないかと・・・

でも何よりも好きだったのはこのおばちゃんの笑顔でした。
屋台の前を通るとその笑顔で声をかけてくれて、食べてるとベトナム語でいろいろと話しかけてきます。
雨が降り出すとパラソルを出すのを手伝わされて、やっぱりベトナム語でなんやかんや。
ご飯を食べた後、屋台の前を通っておばちゃんを見ると、食べる気がなくてもつい足を運んでしまうのです。
近くの学生や大人もみんな大好きなようで、客がいないときのほうが珍しいくらいでした。
ふと、なんだか小学校のときに毎日通った駄菓子屋さんを思い出しました。

その駄菓子屋さんは小学校を卒業する前になくなってしまって、それ以来店のおばあちゃんもおじいちゃんも引っ越してしまい、会うことは出来なくなってしまいました。
「新井屋さん」と呼んでいたその店、そこのおばあちゃんとこの屋台のおばちゃんの顔がダブって見えました。

このおばちゃんと会えただけでもフエに来て良かったなぁ、とつくづく思います。
いつかまたおばちゃんに会えたらいいな。

それまで元気で待ってろよ!ホゥオおばちゃん。

そんなおばちゃんと撮った大切な一枚
フエの屋台で

<3/7 ハノイ到着>
早朝、ハノイに到着いたしました!
このたびの最終目的地ハノイ!
サイゴンからバスを乗り継ぎ乗り継ぎ・・・
ハノイです。首都ハノイ。

目をつけていたホテルに着いたのが7時。
まだレセプションがやっていなかったので朝食探しにぶらぶら。

近くでやってるフォー屋台に入りました。
1杯5000ドンで砂肝、レバーがたっぷりのっかっております。
一気にすすり、おっちゃんがコップに1杯のお茶を入れてくれた。

ごくっ。
ん~、やっぱり食後はお茶ですよね。日本でもベトナムでもこれは同じ♪

・・・・・・って、おいおやじ。
これアルコールじゃねえかよ・・・。
朝からウイスキー普通に出すんじゃねえよ。

着いて早々ウイスキーで迎えてくれるなんてなかなかいいお出迎えじゃないですか、ハノイさん。


<3/8 食べ物の話>
また食べ物の話です。
ベトナムをサイゴンからハノイまで北上して強く思ったこと、食べ物に地域性がはっきりあるということです。
名古屋の赤味噌、関西のたこ焼き、九州のとんこつラーメン、北海道のジンギスカン、東京のもんじゃ焼き、みたいにその土地の食べ物、その土地でしか食べられない食べ物ってのがいっぱいあるんです。
例えば・・・
麺類でいうとフォーはどこにでもあるとして(でも当然ながらどの店も全然味は違います)、ホイアン名物ラオカウ、フエ名物ブンボーフエ、これらは決して他の場所で食べることはできませんでした。
昼飯時、ハノイの街を歩いているといたるところに麺屋屋台が出てます。ブンチャーというその麺は日本で言ういわゆる「つけめん」。
甘酸っぱいスープに、豚肉と肉団子が入っていて、好みで野菜や香草を中に。
この麺めちゃくちゃ甘いんです。
美味なんです。
でもこんな甘いものでもハノイ以外で見ることはありませんでした。
しかもハノイでも昼だけ。
昼以外には食べないそうです。

他にハノイで特に驚いた食べ物、チェー。
サイゴンからハノイにいたるまで、このチェーには大変お世話になりました。
ハノイに来るまでのチェーはいわゆる日本の「氷ぜんざい」みたいなもの。
豆を甘く煮たもの、餅や寒白玉や天、なたでここ等をグラスに入れ、上からカキ氷をどっさり。
最後にココナッツミルクをかけて出来上がりです。
これをスプーンでぐちゃぐちゃかき混ぜて食べます。
食後のデザートに、乾いた喉に最高です。

ところがこのチェー、ハノイでももちろんあるのですが、作り方も内容も違います。
作り方は今までと逆で最初にグラスにカキ氷を入れて、上から具を乗せる。
で、その具が驚き。
豆やら白玉やら何やらが全てどろどろです。
くず湯の冷たい判みたいな。

確かにハノイはあまり暑くないからこっちのほうが合ってるのかもしれないです。
逆にドロドロチェーは暑いところにはきついかも。

麺とチェーの話をしましたが、他にもこんな感じに地域でいろんな違いがあります。
食べ方のマナーも北と南じゃ違う気がします。
面白いです。

夕方、ハノイからバスでニンビンという街に来ました。

ハノイ名物ブンチャー日本で言う「つけめん」みたいなもの。中に入ってるつくねと豚肉が美味。春巻きも一緒に注文するのが通です。
ブンチャー

<3/9 洞窟に飛ぶボート>
ニンビンに来ました。
ハノイとは違ってとっても静かなところです。

ニンビンの近くにタムコックという場所があってタムコックとその周辺の寺や村をバイクとボートで巡るツアーに参加しました。
ツアーといってもバイクで回るから個人で行くのとあまり変わらないけど・・・
地球の歩き方によるとタムコックとは「3つの洞窟」という意味で、ここはボートでまわります。

ニンビン周辺はとっても雰囲気のいいところで、大きな岩山がいたるところにそそり立っています。
まるで仙人が住んでいそうな感じ。
水墨画に出てきそうな。
鳥の鳴き声が山に跳ね返ってエコーし、山にはヤギの群れも見えます。
山の間には田園風景が広がりその間をぬって川が流れ、とても美しいです。

ボートはそんな川の中を進んでいくのですが、本当に気持ちが落ち着きました。
「あぁ。旅してるな。」みたいな。

あ、突然話は変わりますが、男の旅には男のロマンがつき物です(笑)
やたらと高いところに行きたがったり、岬の先端に行きたがるのは男のロマンです。
激しい道を埃まみれになりながら進むのも男のロマンです。
「俺旅してるぜぇ!」って思う瞬間、これがたまりません。

と、まぁ話はずれましたが・・・
川を進んでしばらくすると第一の洞窟。(この洞窟にこの旅最大の感動があることを男はまだ知らぬ・・・)
とってーも静かな洞窟の中、オールが水を押す音しかしません。
周りには他のボートはいませんでした。
ボートの前側の水面には波ひとつたっていません。

・・・と、さっきまで濁って茶色だった水なのに、突然透き通って水面下の岩がはっきりと見えるんです。
あまりにはっきり岩が見えるから空中にボートが浮かんでいるのではないのかと間違えるほどです。
ほんと空を飛んでいるようでした。
美しすぎて絶句。

でもよーく考えるとさっきまで濁っていた川の水が洞窟の中だけきれいになるはずないですよね。
そう、水が透明になった訳ではなかったのです。
水が鏡のようになって洞窟の上の岩を写していたんです。
アメンボが泳いで波がたつところを見てやっと気づきました。

ボートはさらに進み第2、第3の洞窟を通過。
もちろんその度に空を飛ぶようにボートが浮かびます。
1時間ほど進んだところで折り返し、また来たところを戻っていきました。

洞窟はもちろん、ほんっとこのボートはよかったです。

再びバイクに乗り換え、寺や周辺の村をまわりホテルに戻ってきました。
ニンビンの景色、素晴らしかったです。

ニンビン
タムコック

<3/10 ホーおじさん>
朝ご飯を食べに近くをうろうろとぶらつきついでに、ホーチミンさんにお会いしてきました。
ホーチミン廟というのがあって、中にはホーチミンさんが安らかにお眠りになられているのです。
かなり早い時間に行ったのですがすでに大行列。
荷物のチェックなどを受けて建物の中へ入りました。

建物に入る前からかなりの数の公安の方々が物々しく立っていたのですが、建物の中は公安さん達の物々しさに加え厳粛な雰囲気。
この建物の中、カメラ、ビデオカメラ厳禁はもちろん私語厳禁、立ち止まり厳禁でもあります。
しかもサンダルを履いてたりタンクトップなど袖の無いものを着てる人は中に入れてもらえません。

ガラスケースを5、6人の公安の方々が囲み、そのケースの中にホーさんが横になっていました。
なんかとっても美しかったです。
遺体に対して使う言葉じゃ無いかもしれないけれど、美しく感じました。
皺やひげもはっきりと見えて、まるで蝋人形が横になっているようでした。

痩せた顔にひげが生え、薄くなった頭を見ると全く普通のおじいちゃん。
人のよさそうな、どこにでもいそうなおじいちゃん。
でもこの人がこの国に与えた影響は計り知れないんですよね。

ベトナムのお札にはすべてホーチミンの顔が書いてあります。
昔サイゴンという名前だった街は今はホーチミンと言う街になってます。
道を歩いているとホ-チミンの顔が書いてある看板をよく見かけます。
この前公園で子供たちと話していてお互いに歌を歌いあったのですが、ベトナムの国歌の最後は「オー、ホーチミーン」と繰り返して終わります。

ベトナムを北上するにしたがってホーチミンの顔を見かける機会が増えてきたように思います。

「ベトナム社会主義共和国」
世界の中でも数少ない社会主義国。
市場には多くの人が集まり、道には信じられないほどのバイクが走り、歩いているとバイクタクシーの兄ちゃんに声をかけられ、店で何か買おうとするとボッタクリの値段を言われ、安宿街にはいたるところに外人の旅行者がいます。
この地域ではさほど特別なことではないと思います。

でも・・・社会主義、数週間ほっつき歩いたに過ぎない一人の旅行者にもそのことを感じる瞬間が確かにありました。

これからこの国はどうなっていくんでしょうかね。
そんな風に思うのは別にこの国に限ったことではないのですが・・・

50年、100年後、ベトナム社会主義共和国、ホーチミン、どんな風に教科書に書かれてるんですかね。

ホーチミン

<3/11 藤原夫妻>
前にブログ内で書いたのですがニャチャンで会った藤原夫妻。
ニャチャン以降もバスは違ったのですがハノイまで移動の日がまったく一緒で、いろいろとお世話になりました。
いろんなところで一緒にご飯食べたり、市場入ったり、ボート乗ったり、ツアーに参加したりと、なんだかんだで共に行動することが多かったんですよ。

とってもとっても素敵な二人です。
二人で世界まわってる、ってことだけでも憧れの存在なのに、それよりも二人の持つ雰囲気みたいなの大好きでした。
いろんなことしたり、話したりすごく楽しかったです。
またネパールで、日本で会えたらいいなぁ。

本当にありがとうございました。
楽しく、仲良く、時には喧嘩しながら素敵な旅を続けてください。

昨日の夜ベトナムに来て初めて本気で腹を立ててわーーっ、っていっちゃたんです。
いや、泊まってるホテルでホテルのやつといろいろありまして・・・
でもそいつのせいでもないのに、あそこまで怒ることなかったなとちょっと反省です・・・。
シンローイ。
ごめんなさい。

藤原夫妻です
藤原夫妻

<3/12 さらばベトナム>
ベトナムに来て約3週間、とうとう帰国の日が来てしまいました(泣)
なんだかこのブログを読み返しているとベトナムに来たのはずいぶん昔の話のような気がしてならないです。

いやぁ、やっぱ旅って面白いっすねぇ!
マジこりゃやめられないですわ。

何でなんでしょうね。
その人にしか分からないものなのかもね。
同じところ行っても人によって感じ方が色々違ったり、見るところ違ったり。
で、みんなそれぞれにいろんなこと感じてて。

ベトナムにいる間、なんだかとにかく飯を食らってばっかりいた気がします・・・
ベトナム料理は本当に旨かったなぁ。
いつもなら日本食が恋しくなるってのに、むしろベトナム料理が食えなくなる寂しさのほうが強いです。
ベトナムの屋台は味だけでなくとってもとっても魅力的でした。
屋台を囲んでいろんな出会いがあって、優しさ温かさ、ベトナム人のパワーを感じました。

相変わらずうるさいところです。
朝早くからバイクがぶんぶん走ってて、みんななんだか無駄に叫んでたり。
あ~あ~、ほらバイク事故ってる。
このパワーどこから来るんでしょうか。
でもこんなのが大好きです。

とりあえずこれで一旦帰国です
帰って大学の卒業式。
4月からのネパールに備えます。

ハノイの空港で、少し時間が会ったのでコーヒーを飲んでると
「フィルムスターですよね?ドリーム&ラブにでてましたよね?」
とウエイトレスのお姉ちゃん。
最後の最後まで気分を良くしてくれたベトナムでした。
オーイェス、とでも言ってサインでもしてくりゃよかったかな(笑)

ハノイの夜を走るバイク
夜のハノイを走るバイク



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