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今日もデンマークから。Marvel Hillというバンド。2002年ごろには母体ができ、2007年にデビューアルバムをリリースしているそうです。昨日のThe Rumour Said Fireのように、轟音系でもあるのですが、もうちょっとエレクトロっぽくも聞こえます。Museっぽいかな。「In This Mess Together」とかのうねるベースは本当にカッコ良いです。「I Really Hope」はヴィデオも作られているみたいですが、ドラマティックな展開に引き込まれます。そうだ、Carpark Northとかもこういう感じかもしれない。「The Escapist」がいちばんキャッチーで聴きやすいです。スケールの大きなサウンドがやはり良いなと思います。情念の塊を押し殺したようなVoがたまりません。マイスペ
2011.05.31
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これもデンマークの友達に教えてもらったバンド。The Rumour Said Fire。昨年の10月に1stアルバム「Arrogant」をリリースしているようです(i-TunesでDLしたいなあ)。デビューEP「THE LIFE AND DEATH OF A MALE BODY」というものも出ているようですね。音がかなりツボでした。メロディアスなギターロック。Voの声が少し不安定なところも好きです。ときにColdplay(「Sentimentally Falling」のイントロとかまんま)、ときにMew、ときにRadiohead…そんな雰囲気があると思いました。あとは、Brother Kiteとか。北欧のバンドに関してはいつも思うのですが、ギターがとても美しい轟音系。降り注ぐ雪か光か。ダイアモンドダストのようだなあと思います。ときおりほんわかなフォークソングも混じってくるので、この辺がすましていなくていいなあと感じました。ハーモニーが秀逸です。マイスペ気になるバンド、またひとつ。
2011.05.30
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デンマークの、わりと新しめのバンド?Ignug。エレクトロ色が強め(というかうるさいほどエレクトロ)ですが、1曲気に入った曲があります。「Kiss with Pizazz」という曲です。Kiss with Pizazzが聴けるサイト私にしてはけっこうダンスっぽいなあと思うのですが、どこかよじれた雰囲気がいいなと思ったりしています。教えてくれたのがデンマーク人なのですが、デンマークは今こんなのばっかしと言って笑っていました。新鮮だ。けれど、彼が教えてくれたバンドはいくつか良いのがあるので、ここで書いていこうと思っています。Ignugというバンド名も、デンマーク人にでもちょっと不思議に聞こえるそうです。グリーンランド系だっていう話…。メンバーも、二人ほどアジアっぽい顔立ちの人がいますが、Enuitだと思う、と友達は言っていました。グリーンランドの先住民族だそうです。マイスペマイスペの音はとってもにぎやかしいです。でもカッコイイと思うのです。
2011.05.29
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ようやく、ようやくThe Decemberistsが国内盤をリリースしてもらえました。何と長い道のり…。これで認知度も上がります。嬉しいです。もうかれこれ7,8年くらい好きなバンドなのですが、たぶんアルバム一枚も記事にしたことがありません。何かとても難しくて…。特に前作「The Hazards of Love」は、何度も感想を書こうとして結局満足なものにならなかったような気がします。書いたかな?印象にないってことは大してちゃんと書けなかったという証拠…。ということはさておき、最新作の「The King is Dead」は、私の好きなDecemberists節がそこかしこでうなりまくっていて嬉しいです。ひなびた感じの牧歌的なメロディ、でかいVo、ハーモニーの豊潤さ。あたたかい太陽の光をいっぱいに浴びたような、ぬくもりのある音たち。フォーク~カントリーの色にどっぷり浸った素敵な一枚です。たしか邦題が「春夏秋冬」とか言ったような気がするのですが、それもうなずけるような、季節を巡るようなサウンドだと思いました。マイスペメンバーのJennyが、乳がんを患い活動を離れています。早く治ってほしい。祈っています。
2011.05.28
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話題といえば話題ですよね。The Vaccinesの「what did you expect from the vaccines?」。たしか5月に国内盤が出ていたかと思います。私は輸入盤を買ってしまったので、ボートラやバイオがいっさいわかりません(調べる気がない)。というのも、そういうのを抜きにして、久々にかっこいいじゃんと思うバンドだったからです。これを買った当時、試聴機にはStrokesとRadiohead、そして彼らVaccinesが置いてありました。とりあえず順番に聴いていって、いちばんピンときたのが彼らの音でした。クラシカルなロックやパンクの音。メンバーのひとり?ふたり?はフォークをやっていたそうですが、それもうなずける、メロディの良さやその若さ離れした老成ぶり。それに加えて、どキャッチーとも思うくらいの甘いポップなメロディが出てきたり、まるで全然飽きないです。全体を通してぼわーんと鳴っているギターの音?これがいいなと思います。ファジーなところが、シューゲイザーの尻尾くらいはつかんでいるかな、と思ったり。だから、真新しさとか革命的とか、そういう色合いはないのです。けれど、愚直に鳴らす音たちにとても好感を持ちます。ここのところ、ストレートなロックに食指が動かずにいましたが、彼らは例外でした。マイスペ
2011.05.27
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以前の日記で紹介した、友達のIrwinの写真たち。彼の写真のうち一枚が、彼のカレッジのアートショーでの展示に選ばれました。先日それが行われ、盛況だったそうです。そして、彼が写真系?のウェブサイトからインタビューを受けています。それがこちら。どうしてこういう写真を撮ろうと思ったのか、彼の日本に対する思いなど、より突っ込んだものになっていると思います…と言っても私もなかなか理解できない部分があるのですが。苦笑けっこう緊張したっぽいですよ。笑一年のうち半分過ぎるか過ぎないかのうちに、これだけいいことがあるなんて信じられないよと彼は言っていました。私もわがことのようにうれしいです。Irwin Lewis Photography
2011.05.26
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以前の日記で紹介した、Ben Solleeとのコンビで知ったDaniel Martin Moore。Sub Pop所属のSSWです。その彼が新譜「In the Cool of the Day」をリリースしました。ようやく買えました…。Danielが作った曲と、オールド・トラディショナルなナンバー(ゴスペル)と、同じくらいの比率です。Youtubeなどで見てみましたが、カヴァーする人によってこうも違うかと思いました。特にSister Rosetta Tharpeが歌う「Up Above My Head」とか。あくまで穏やかに、優しく、まるで大河をゆっくりとたゆたう小舟のように、Danielは歌い上げていきます。アルバム全体を包みこむあたたかな光のようなものが感じられました。それは「good old days」的なものを私に感じさせたと思います。だからでしょうか、彼自身の作品も素晴らしいけれど、カヴァーの方でより涙ぐんだ印象があります。私はクリスチャンでもないし熱心な仏教徒でもない。だけど讃美歌は何か心に迫るものがあるように思いました。Daniel自身の作品なら「O My Soul」がダントツで好きです。歌心というものがじわじわとしみてきて、泣けます。マイスペチェロではやっぱりBen Solleeが参加。ブックレットにもきちんと写真入りです。
2011.05.20
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氷室京介、東京ドームの6月12日のチケットが取れました!!!もう無理だと思ってたのでとても嬉しいです。BOOWYの曲を氷室さんの声でやるなんて、嬉しくてどうにかなっちゃいそうです。聞くところによれば、サポートギタリストはまたDAITAがやるみたいだし…二重の喜び。さて、復習しなくては。まだ覚えてると思うけど。
2011.05.18
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いろいろ調べてみたけれど、とりあえずTalons'はTrouble BooksというバンドやSix Parts SevenというバンドのメンバーでもあるMike Tolanがフロントマンのバンド。レーベルはルクセンブルクのOwn Recordsというとこから出てます。インパートメントさんとこで知ったのですが、私が欲しかった新譜はすでに売り切れそして廃盤ということで…1st?「Songs for babes」を見つけたのでこちらを買ってみました。以前にTalons'いいよ、とおすすめしてもらっていたので、期待がふくらんでいましたが、まさにそれを裏切ることない素晴らしいアルバムです!静かな静かなアコースティックの音色にほんわりと寄り添うエレクトロニカな音が、配分的に絶妙。呟くようなひそやかなVoも雰囲気があって素敵です。静かすぎる?いや、そんなことはない。キュッというアコギの音や、ゆっくりと重なり美しいコードとなって響くサウンドスケープが、音自体は静かだけれど、胸にずっしりと重く響きます。歌モノ好きの私ですが、歌がない部分もじんわりとかみ締めながら聴くことができました。気づくと終わってしまっているような長さなので、もっと聴きたいかなー。マイスペOwenをもっと繊細にした感じかな、とも思いました。ピアノの調べとか、Tamasと通じる部分があるようにも。アコギ歌モノSSW系がお好きな方には絶対「くる」と思います。
2011.05.16
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今日は、国立西洋美術館で「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」展を見てきました。開館前に着いたのに、すでに行列が。けれど前売り券を持っていたのでわりとスムーズに入館できました。今回は油彩よりも版画が多いです。私のような素人だと、よくもまあこんな細かいものをあの小さな銅版に彫り付けたものだなあと感心してしまいます。ものすごく繊細な濃淡を、線だけで作り出してしまうんだもの。今日はここに行って勉強になりました。彫り方や刷る紙、回数、そういったものでこんなに印象が違うのかと言うような出来になるのです。とくに、西洋紙・和紙に刷った作品の印象の違いには驚かされました。どちらかというと、和紙に刷った方が暗闇がより主張しているような。なんせ小さな作品だったり、照明がそんなに明るくなかったりするものですから、西洋紙に刷ったものを見ると良く見えたりするのです、そういうところが面白いなあと思いました。白と黒。光と闇。その二つの対比だけで世界を構築するレンブラントのすごさの一端に触れることができたような気がします。6月には新国立美術館にワシントン・ナショナル・ギャラリーの作品が来ますね。私の大好きな印象派~ポスト印象派あたりの作品なので、これも絶対に観に行こうと思っています。オフィシャル
2011.05.14
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うっかり「Inhaler」を先行試聴してしまったせいで、Miles Kaneの株は私の中でうなぎのぼりものぼりにのぼって、アルバム早く出してっ!くらいな感じに待ち遠しかったのです。The Last Shadow PuppetsやRascalsの彼とは、また違った音だと感じました。自身の名を冠した1stアルバム。Milesってこんな声だったっけ?と思うほどやさしくやわらかく、広がりのある声。人懐っこいほどのポップネスがあれば、サイケデリックな色彩が顕著に現れたり。「Quicksand」なんてその典型では?間奏のギターソロはギラギラしているのに、メロディラインはギターポップといっていいキャッチーさです。やっぱり「Inhaler」がベストトラック。冒頭のユニゾン展開でぐっときたら、もうMilesのとりこです。これはサイケデリック・ロックと言えばいいのでしょうか。シンプルなリズムとメロディなのですが、なんともセクシーでたまりません。この流れで来る「Kingcrawler」もいいです。懐かしい、良かったころのデルタソニック系の音っぽいかなと思いました。仲良しAlex Turner参加の曲たちも暗鬱で不穏でレトロで素敵です。全体を通して漂うレトロ感のようなものがありますが、それが古臭いにとどまらないところがさすが。私にはとても新鮮でした。ようやく、Miles Kaneという人の才能に気づけた作品だと思います。マイスペ(Inhalerしか聴けないですが)しかしMiles洗練されましたよね(フジで出会ったときのいなたい印象しかない・苦笑)。ジャケットの写真なんて、本当にハンサムになって…まあまあまあ。
2011.05.13
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nano-mugenにやってくるWeezer、単独が!しかも1日目がブルーアルバム&ベスト、2日目がピンカートン&ベストという選曲でやるそうですね。これは行きたいなあでもチケット高いなあ…。行くならどちらか、チケットが取れることを祈って、この2枚を聴き直していますが…ピンカートンの方が好き…かも…7/13(水)東京 ZEPP TOKYO 7/14(木)東京 ZEPP TOKYOOPEN 18:00 START 19:00Ticket 8,500円(ドリンク代別)一般発売 5/29(日)10:00~詳細ページこちら↓nano-mugen fes.2011
2011.05.11
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シカゴのバンド・Very Truly Yours。その1stフルアルバム「things you used to say」。FirefliesのLisleがギターメイン(ベースも)で参加しています。オビにも書かれているとおり、初期ベルセバ~Camera Obscuraっぽい、アンニュイさとピュアさをたたえたKristineのヴォーカルがとても心地よいです。コーラスのKatieの声もよくマッチしていると思います。シューゲイズとはいかないまでも、浮遊感のあるサウンドは、ドリーミーでまさに「可愛い」を体現したかのような雰囲気。インディギタポ好きならこういうのは絶対ぐっときそうな。グロッケンシュピールの音がたまらなく心を揺さぶる「To See You Here」が私のベストトラックです。激しい起伏のあるアルバムではありませんが、聴く人それぞれベストトラックが違いそう。どの曲もポップでキュート。綿菓子のように甘く儚い。マイスペbandcamp国内盤はhappy princeから出ています。こちらには2曲ボートラ付。………つぶやいてしまおう。このVoが全部Lisleだったら、どうなってたかな?なーんて。
2011.05.10
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UKの4人組バンド・The Barlights。すでに2nd「You Cannot Choose The Roads That Take You Home」をリリースしていますが、今回私が聴いたのは1st「If It Wasn't The Light, The Dark Would Have Killed Us」(長い)です。Radioheadを筆頭に、The National、Dylan、Kinks、Ryan Adams、Bright Eyes、R.E.Mなど…まとまりがあるのかないのかよくわかりませんが、これらが影響を受けたアーティストたちだということです。マイスペにのせてあるとおり、「Country / New Wave / Indie」というジャンル分け。これが、意外とそうかもしれません。私は1曲目の「Sometimes」をどこかで試聴したのだと思うのですが、そのときは、典型的なインディロックバンドかなと思いました。けれど「Radiate」なんかは初期Bloc Partyのイントロかと思いますし、「Bend and Break」ではポストパンク~ニューウェイヴっぽい音が確かに鳴っているのです。しかもこれがカッコいいナンバーで。前半を越えると、打って変わってフォークナンバー。ハーモニカ鳴っちゃったりして、トラッドなのです。しかも雰囲気が180℃変わって、優しいいなたい感じになるのが驚きです。「Isobel」はたしかにBright Eyesっぽい。というかこのVoの声質が似ているのだと思います。あれほどクセはありませんが…10曲目が終わると、長い無音のインターバルののちに、素敵なフォークサウンドが鳴り響き始めます。個人的にはこれがいちばん良い出来なんじゃないかと思いますが、スペシャルに隠しておくのがもったいない。2ndはまだ一音も聴けていないので、ちょっと探ってみようと思っています。フォークに行くのか、ニューウェイヴで行くのか。どっちもありなのか。面白い存在なのでとても気になります。マイスペ
2011.05.09
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だんだん、だんだん、ゆっくりと、進化と深化をつづけながらも、彼らは私が待っていた音へとやってきてくれたような気がします。Maritimeの新譜「Human Hearts」。1st「Glass Floor」を盲信している私は、次のアルバムからは彼らの音と距離を置いてしまいました。最初のライヴと、次からの違いも感じてしまったからかもしれません(Jimmy Eat WorldのOAのとき、1stの曲はほぼやらなかった彼ら)。けれど、今回のアルバムは、前作をもっとキャッチーにし、適度なスピード感とスマートなギターロックへのアプローチがとても良い実を結んだなあと思っているのです。どの曲も覚えやすいメロディと展開。もともとPromise Ringから派生というか出来上がった彼らですが、疾走系のものとかはGet Up Kidsっぽいような音だなと私は思いました。詞をきちんと読み込んでいませんが、スローバラードはメロディだけでも十分悲しくなります。なぜかわからないけれど胸が痛いほどです。ロックすぎず、ポップすぎず…今までの音たちから格段にジャンプアップした、彼らの音楽がこの一枚に込められていると思います。Daveyこんな声だったっけ、と思うほど1stは遠いですが、そんな1stや私の敬遠した2nd、3rdを総合したら何かものすごい化学反応が起きて出来ちゃったのかしら、と思ってしまう4thです。カッコイイ。素直に、カッコいいアルバムだよと言えるスタイリッシュさまで身につけてしまったのだから、すごいとしか言いようがありません。時間の短さも潔くて良い!オフィシャルマイスペ
2011.05.08
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Priscilla Ahnの2ndアルバム「When You Grow Up (邦題:幸せのみつけ方)」。続々とリリースされる新譜の中でも、特に楽しみにしていた一枚です。1stアルバムで本当に彼女の歌が好きになって、コンスタントに聴き続けていました。若い女性(といっても私と彼女は年の差があると思うけど)の心もようを、優しく歌う彼女の曲には、柄にもなく共感しまくったものです(これがColbie Cailatとかになるとちょっと違うのです)。今回のアルバムは、繊細で美しい彼女の歌声が、より際立つようにレコーディングされているような気がします。「Empty House」の高音には溜息が出るほど。全体を通して、肩の力が抜けてリラックスした雰囲気です。1stよりもアコースティックな感じかもしれません。私は彼女のメロディも好きですが、もっと好きなのは詞。だから、輸入盤の方がジャケが可愛いのに、国内盤を買ってしまいます。で、何度も何度も英詞と日本語訳を見比べながら聴き入ります。そして泣いちゃったりするんです(苦笑)。今回の泣きソングは2曲。「Cry Baby」と「I Will Get Over You」。いろいろなことを思い出しました。けれど、Priscillaは最後には前向きな笑顔をくれるのです。聴いているうちに涙を流しても、ラストで涙を拭く力をくれます。だから私は彼女の歌が好きなんだなあと思うのです。But I guess I'm the foolAnd you were too coolI can see this was never meant to be for me(from "Cry Baby")I thought that we'd outlive them allI hoped that we would grow old, but I'm justAnother brick in your wallBut I will get over youIt hurts right now,But I know it's true(from "I Will Get Over You")そして国内盤のボートラの可愛さに微笑んでしまいます。スタジオジブリの「耳をすませば」で歌われていた名曲「カントリー・ロード」のカヴァー。もちろん、日本語ヴァージョンで彼女が歌っているのです。そのちょっとたどたどしい発音も可愛いです。オフィシャルマイスペ昨日記事にしたAmos Leeの新譜でも、コーラス参加しています。
2011.05.05
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Amos Leeの新譜「Mission Bell」は、ここ最近聴いたアルバムの中でも突出した素晴らしさだと思います。もともと彼の声が好きだということもありますが、今回のアルバムの音作りがとてもツボにはまりました。ゲストヴォーカルにLucinda WilliamsとWillie Nelsonが名を連ねているという時点で、カントリー~フォーク要素が強いのかなと期待していましたが、やはりそうでした。かと言って、彼の持つR&Bっぽいソウルな部分が消えてしまったわけではなくて、ところどころで出てくるそれが、Amos Lee色だなと思わせてくれます。「My heart is a flower, that blooms every hour...」とスウィートな歌い出しで始まる「Flower」が、個人的にベストトラックです。切ないものが多い中で、この歌はとても明るく優しい。そこが好きです。「Jesus」なんかは、Amosの声が存分に生かされたブルース調なナンバーで、すごくカッコイイ曲。こういうのもいいですね。すこしジプシーっぽい物悲しさの「Hello Again」も、思い切り泣かせてくれます。これ準ベストトラック。ラスト2曲が大物ゲストの登場です。Lucinda Williamsと共に歌う「Clear Blue Eyes」。イントロから「きたきたきた!」というたまらないカントリーの薫り。掛け合いあり、ハモリあり、自在に絡んでは離れる二人のヴォーカルがいいです。そしてWillie Nelsonとの「Behind Me Now/El Camino(Reprise)」。Repriseとあるとおり、冒頭の「El Camino」のリピートから始まります。やっぱり彼の声はいい声だわ~とひたっていると、やがて始まる爪弾きのアコギ。で、これは…御大のお声?!ゆっくりとしみこんでいくような、ひときわ包容力の大きな声にうっとりとしました。マイスペちなみに「Stay With Me」のバックヴォーカルにはPriscilla Ahnが参加。マイスペには、Amosのめちゃくちゃカッコイイ写真がたくさんあってドキドキしました。笑
2011.05.04
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先日、ついにフェルメールの「地理学者」を見に行ってきました。中に入ると、ひとつひとつの絵を見るのに行列ができていて、かなりの盛況。フランドル派の絵画がたくさん集められていて、楽しかったです。レンブラントもルーベンスもブリューゲルも。どれもそうなのかな?絵の中の白っぽい光が、照明のせいもあるかもしれないけれど、すごく綺麗に光っていました。大ヒットな絵がこれ。その名も「苦い薬」。素晴らしい表情ですよね。友達と大ウケ(笑地理学者のと一緒にポストカードを買ってしまいました。地理学者の絵は、思っていたよりも小さかったです。けれど、あらかじめ予備知識を仕込んでいったりしたので、ただじっと眺めるよりも面白く見られたと思います。日本風の服が人気だったとか、そういうのは意外でしたね。ミーハー的に言えば、美男子は良い。「フェルメール地理学者とオランダ・フランドル絵画展22日までなので、ぜひ…
2011.05.03
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