HAPPY GO LUCKY!

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腰抜けの一撃 その参



約1ヶ月前に来たSHIBUYA-AXをふたたび訪れる。こんどはスタンディングの1階。前回は見下ろしていた、ひとひとひとの中に自分も加わると思うとちょっとドキドキする。開場の1時間くらいまえからリハーサルの音がもれて聴こえてきた。「ラフ・メイカー」だ。で、ついに会場オープン。当日券の人は前売りの人の後だから、かなり待たされる。それでも、ホールのど真ん中あたりにポジションがとれた。とにかく、超、超、超満員。後で聞いた話だが、かなり大人数の会場に入れなかった人が外で聴いていたらしい。ライブが始まる前からもうすでに熱気で汗が。で、「ラフ・メイカー」からスタートでいきなりヒートアップ。こぶしは挙げっぱなし、満員電車の中でジャンプしているような状態が続く。

ーーーーー現在、セットリストを捜索中。

この日の自分の中でのベストは『アルエ』『ナイフ』『ダイヤモンド』
もみくちゃにされながら、泣いていた。そんな記憶がある。

最後のあたりで藤原くんの長いMCがあった。もう記憶が薄れているので断片的に覚えてるのは、このライブはビックリマンチョコでいうと、ナントカという一番プレミアのいいヤツのようなもんだ。(たしか、この日は追加公演だったはず?)俺とみんなは数学の記号の=(イコール)のような関係。交わることはないが同じ今という瞬間を生きている仲間だ?とかなんとか。

ライブ終了後はもう満足というより、放心状態だった。



♪2001.8.3. ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2001

この日に参戦するために初めて病気ではない理由で休暇を取り、会社を休んだ。自分としてはすごい冒険。でも、どーーしてもフェスのトップバッターとしてあのひたちなかのどでかいステージに立つ4人が見たい!という気持ちは押さえることができず、フェスの前日に前泊してしまうほどの気合いの入れよう。この日朝起きたのはたしか6時かな?ホテルの朝食も食べず、勝田駅から会場まで向かうバスの一番はやいのに乗るために早起きした。会場についたのはたしか8時前。でももうすでにバンプ目当てで並んでいるオーディエンスで入り口はいっぱいだった。

午前9時に予定通り入場開始。走らないで下さい!というアナウンスも空しく響くだけ。みんなすごい勢いで走っていく。わたしは、1人で参戦ということもあって、まずはステージ後方のシートゾーンに荷物を置く場所を確保し、モッシュゾーンで身軽に動ける準備をしてからステージ前方に向かった。

それでも前から4~5列目の場所を確保できた。前回はチャマ寄りの場所だったので今回は増川くん寄りのモッシュゾーンで4人の登場を待つ。それにしてもバカでかいステージだ。1年前に行ったときよりでかくしたらしい。午前10時を過ぎるともう日ざしは暴力的で汗は滝になっている。

午前11時。モッシュゾーンはすでにおしくらまんじゅうのような状態になっている。かなり危険な状態。そんな状態の中ついに4人が登場。全員お揃いの白いTシャツ姿だ。また4人に会えた。うれしい!そんな気持ちが沸き上がったのもつかの間、押し寄せる横から後ろからの圧力でろっ骨が折れそうなくらいとても苦しい状態になった。そして、1曲目の『ダイヤモンド』のアタマのギターの音が大音響で響いた瞬間、また勝手に涙が出た。

何回転んだっていいさ・・・ 

そうだよ。このうたが聴きたかったんだよ。
泣きながら、ぐいぐい押しまくられて、気を失いそうになりながら必死で足をふんばる。

ひとつだけ、ひとつだけ・・・ 

その場にいた1万人?近い人とジャンプしながら、人さし指を天に向ける。


1曲目からすでにモッシュゾーンはぐっちゃぐちゃ。とにかくステージはほとんど見えない。カラダは全く自由がきかない。だだ押されるままに動いていくだけ。その分、耳だけは、ホントに耳だけはステージに集中させた。

ーーーSET LISTーーーーーー

01.ダイヤモンド
02.天体観測
03.ナイフ
04.リトルブレイバー
05.グロリアスレボリューション
06.バトルクライ
07.グングニル

あっけなく終わった。正味40分くらいか。えっ?もう終わり?そんな感じだった。増川くんサイドに陣取っていた割にギターの音がイマイチだった。あとでロッキング・オン・ジャパンを読んだら、音響面の不備で風で音が流されてしまっていたらしい。残念。

このライブが終了後、落ち着いてから自分の着ていた白いTシャツを見ると
茶色くなっていた。カラダの上から下までドロドロだった。


♪2001.8.31. オールナイトニッポン ~ 2001.10.17. ハルジオン drop

ニッポン放送で「バンプオブチキンのオールナイトニッポン.com」を聴く。オールナイトニッポンを聴くのなんて中学生以来。だから●年ぶり!!!この番組中に「ハルジオン」が初お披露目ということもあり、カセットテープを用意してスタンバイしていた。この日やたらによく覚えているのは、この夜新宿歌舞伎町でのビル火災があって、番組中にかなりひんぱんにこのニュースの続報が入ってきてBUMPの4人も神妙な感じでいたこと。で、肝心の「ハルジオン」は、ひさしぶりに録音なんてやったために大失敗。曲の途中からとれていたが、マジで泣きべそかいた。

それでも、その録音を失敗したテープをスペースシャワーでPVが初オンエアされるまで聴き続ける。それくらい、新曲が待ち遠しかったのだ。

その頃、わたしは会社を退社するまで1ヶ月を切っていた。次になにをすればいいのか?まったくわからない。だけど、このままシゴトを続けることは精神的にも肉体的にも限界に来ている。少しばかりの貯金があるから、とにかく休もう。そう思いながらも不安でどうしようもない。9月赤坂BLITZの「SURF PORKIN'」ツアーも仕事の関係上行けなくて、かなり落ち込みモード。

会社を辞めてから数カ月間、何をするでもなく、ふらふらとしていた。「ハルジオン」を聴いては泣いていた。「ハルジオン」だけじゃない。とにかくBUMPばかり聴いては泣いていた。歩いても歩いても出口のみつからないトンネルの中を進んでいるような状態で、唯一の光がBUMPの曲だった。

まあ、今思い出してみるとプチ引きこもりだったのかもしれない。仕事仕事でずっと何年も来て、かなりすり減ってた。

一日中つけっぱなしの音楽チャンネル。毎週楽しみにしていたBUMP-TV。そしてついにNEWアルバム発売のプロモーションが始まる。まずアルバムの中から先行して「メロディーフラッグ」のPVがオンエア。うう、またしても涙。涙。まちきれないから、毎日「FLAME VEIN」「THE LIVING DEAD」を聴き続ける。


♪2002.2.20. jupiter drop そして・・奇跡か?

ついに来た!アルバム「jupiter」発売日。の正確には前日にCD購入。発売日のちょっとまえにスペースシャワーでBUMP特番があって、全曲を4人が解説するのを見ていた。だから買ってまず、ああ、これが藤原くんいわく「ゲロソング」の「Title of mine」か。とか、チャマにプレゼントした曲「ベンチとコーヒー」ってこれだったのか。とか、そういう感じで聴いた。とにかくゆっくりゆっくり。口の中で飴玉を溶かすように、毎日聴いていこう。そんな感じだった。

で、買った次の日。ホントの「jupiter」発売日。2月20日。

ロッキング・オン・ジャパン主催のイベント「LIVE JAPAN」に新宿リキッドルームまで行く。出演アーティストは当日までシークレットというイベントで、ネット上ではアルバム発売日だからBUMPが出るのではないかというウワサが流れていた。わたしとしては、いくらなんでもそんな出来過ぎな話はないだろうと思って、今日はどんなバンドに出会えるかな?なんて気軽に出かけて行った。当日券販売がライブスタートの時間よりかなり早くて、チケットを購入した後時間が空いてしまったわたしは、腹ごしらえをしたあとライブハウス近所のCDショップに行ってみた。街頭のモニターでは、ずっとBUMPのプロモーションビデオを流していた。もちろん店内もBUMP「jupiter」。「ハルジオン」のPVを見つめながら、絶対今年はライブ行くからねとココロの中でつぶやいた。その約1時間後に彼等のライブを見ることになるとは全く知らずに。

で、この「LIVE JAPAN」というイベント、バンドのライブとJAPAN編集長&編集部員によるDJタイムの2部構成になっていた。まずはDJタイムで会場の空気が暖まってきたころ、JAPAN編集長・鹿野さんがトップバッターのバンドを紹介した。「すばらしいアルバムをついに完成させました!発売日の今日ライブジャパンにかけつけてくれました!」とかなんとか(うろ覚え)。

ん???なんだって????

ステージは幕が降りていて見えないようになっている。でも、チューニングで聴こえてきたギターの音は、、、、

そのときわたしがいたのは、モッシュピットど真ん中の前から3列目くらい。

幕が開いた!うっそーーん!うっそーーん!

目の前に、藤原くんが、増川くんが、チャマが、升くんが、いた。

もうびっくりと同時に、うれしくて涙がつつーと。

他のお客さんもそりゃもう大興奮。あたりまえだよ。ホントにBUMPのライブは稀少価値なんだから。今でも覚えてるのは、となりにいたおにいちゃんが興奮して大声で「マジかよー!BUMPかよー!すげーよ!」を何回もくり返し叫んでいたこと。

腰抜けの一撃 その四に続く。
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