サクラ色の季節

サクラ色の季節

卒業式


「う~ん・・・」
 朝。
 いつものように、目覚まし時計で起きる。
「うるさい・・・まぶしい・・・」
 カーテンの間からは、まぶしい朝日がこぼれている。
「サクラ?早く起きなさい!学校遅れるわよ?」
「・・・今日学校行きたくない」
 いつもはこんなこと、思わない。
 普通に起きて、
 普通に学校の用意して、
 普通に友達と登校した。
 でも、今日は違う。
「ダメ!今日は大事な式があるんだから!」
 ・・・式。
 卒業式のことだ。
「ほら!早く着替えて!制服はアイロンかけてあるからね!」
 いやいやベッドから体を起こし、制服に着替えた。
 今日でこの制服を着るのは最後なんだぁ・・・。
「ホントに今日学校行きたくないなぁ・・・」
 制服に着替えている時も 
 髪の毛をむすんでいる時も
 朝ご飯を食べている時も
 自然に声になっていた。

 7時15分。
 家を出る時間だ。
「お母さん、時間だし、行くね」
「忘れ物はない?」
「大丈夫」
 靴を履いている時も
「行きたくないなぁ・・・」
 また、声にでていた。
「行ってらっしゃい!」
「行ってきまぁす」
 ドアを開け、友達との待ち合わせ場所に行った。

 家の近くにある、十字路に、みんなが集まっている。
「あ、サクラ!今日は珍しく早いじゃん!w」
「そうかなぁ?w」
「いつもは迎えに行かなきゃダメなのにww」
「お母さんが起こしてくれたw」
そして、みんな集まり、それぞれ友達としゃべりながら歩き出した。
「サクラはさ、学校卒業したい?」
 私はちょっと悩む。
「う~ん・・・。
 正直、したくないかなぁ」
「え~。3組のクラスってどこがいいの?
 早く卒業して、男子たちと別れたーい」
 声は明るそうに、言っていた。
 ・・・見間違いだろうか。
 顔は下を向き、なにか悲しそうにみえたのは。

 そして、学校に着いた。
 時間は7時50分。
 10分は時間があいていた。
「ねぇねぇ、サクラ~、ちょっと聞いてよぉぉぉ・・・」
「ん、どした?」
 いつもと変わらない会話。
「ねね、サクラ!ここから叫ぼーwww」
「なんて叫ぶの。。」
「んー・・・『給食』とヵ?」 
「・・・アホらし・・・」
「タブレットも!!」
「おっけぃb」
「行くよー」
『給食ーーーー!!!!!!!』
 こんなアホらしいことができるのも、今日で最後。
 今日でこうやって話したりすることはできなくなる・・・。
「はい、静かに並んでくださ~い。もう卒業式は始まってますよ」
 在校生は、みんな体育館で待っているらしい。
「練習してきたことを生かして、卒業式を成功させてください!」
 そして、体育館前まで並んで歩いた。
 みんなコソコソとしゃべっている。
 みんなに合わせてしゃべっていたが、あまりそんな余裕がなかった。
 緊張と悲しさが混ざり合ったような、複雑な気持ちで苦しかった。

 しばらくすると、音楽が流れ始めた。
「卒業生入場。1組」
 そして、卒業式は始まった。
「2組」
 どんどんと自分の歩きだす番が近づいてくる。
「3組」
 3組の前半が体育館に入ってしまったときには、あの複雑な気持ちがどんどんとあふれてきた。
 そして、横の人と息を合わせながら、拍手の中を歩いた。

「卒業証書、授与」
「平成18年度。○○○小学校。卒業生。
 1組。○○ ○○」
「はい」
 そして、とても悲しくなるような音楽が流れだす。
 6年間で歌ってきた歌が、どんどんと流れ出す。
「同じく2組。○○ ○○」
「はい」
 他の人が証書をもらっていくところを、ただじっと見ていた。
「同じく3組。○○ ○○」
「はい」
 いよいよ3組に入った。
 前の席の人が、どんどんと立って、前に出て行く。
 そして、自分の番が近づいてくる。
 少しずつ、前に歩いていき、ステージの前まできた。
「サクラ」
「はい」
 静かに階段をあがり、校長先生に証書を渡される。
「・・・おめでとう・・・」
 小さな声で、そう言われた。
 証書を受け取り、ステージの横のほうで礼をする。
 また階段を静かにおりて、自分の席までもどった。
 最後の人まできたときも、まだ心臓おさまらなかった。
「以上、男子○名。女子○名。合計○○名」
 そして、校長先生の話。
 最初は『どうせ長いから、聞かなくてもいいか・・・』とぃぅ感じだった。
 でも、先生の話に引き込まれ、最後までちゃんと聞いた。
 次はPTA会長の話。
 これも校長先生と同じく、
 最後までちゃんと聞いた。

 そして、いろいろ面倒なのも終わり、
 歌を歌うときがやってきた。
「お別れの歌。全員起立」
 最初は1~3年が歌う。
『たんぽぽ積んだ、つづみのどて、草の香り春の日ぃ~♪』
 この時点はまだ大丈夫だった。
 次は4~6年が歌う。
『白い光の中に 山並みは萌えて~♪』
 有名な歌。
 途中から6年も歌う。
『懐かしい友の声 ふとよみがえる~♪』
 ちょっと悲しくなった。
『今 別れの時 飛び立とう 未来信じて~♪
 弾む 若い力信じて
 この広い この広い 大空に~♪』
 一瞬、涙が出そうになる。
 だが、我慢した。
 ここで泣いたら、あとの歌が歌えなくなる。
 そして、6年、卒業生の番だ。

 ♪~君と一緒に のぼってきた 未来への階段の
   片隅に立つ 卒業という名のマイルストーン
   同じ日を浴びて 同じ夢を追った
   懐かしいあの日
   今日から 私は 僕らは
   新しい世界へ
   君との思い出 心のカバンにつめこんで

   君と一緒に 歩いてきた なだらかな坂道を
   並んで座って 過ぎていく遠い日 見つめてる
   違う風の中を 違う夢を追って
   違う道を歩く
   ここから 私は 僕らは
   見知らぬ世界へ
   かなたに広がる 海原目指して旅立つよ

   いつかきっとここで出会って歌おう
   変わらぬ 緑の包んだ地球へ
   私と君との輝く未来へ
   旅立つよ~♪

 悲しいような感じ。
 感動?
 いや、感動とは少し違う。
 悲しいような、感動したような。
 おかしな気持ちになった。
 不思議なことに、涙はでてこなかった。

 校歌を歌う。
 今日でみんなと校歌を歌うのは最後。
 気持ちを込めて歌えるように歌った。

「これで、平成18年度 ○○○小学校卒業証書授与式を終わります」
「卒業生退場。全員起立」
 これで、みんなと歌うのは最後。
 今までの力をふりしぼり、がんばって歌った。

♪~心の窓を開いてごらん
  青空と太陽が君をよんでいる。
  さあ出かけよう 僕らは若者 何も怖くない
  さあ出かけよう 青春という名のこの旅路へ
  悲しいときも うれしいときも
  旅を続けている限り
  僕らは友達~♪
 そして、退場した。
 在校生の拍手の中をとおり、教室へもどった。

「うぇぇぇぇ・・・サクラぁ・・・」
「ど、どうしたの、桃」
「これで卒業しちゃったよぉ~・・・」
「かなしいねぇ・・・」
「これでおばちゃんの給食食べられなくなるぅぅぅ・・・」
「そっちかぃ・・・」
 こんな冗談など、友達としゃべっていると、気持ちが落ち着く感じがする。
 外からは、まるで卒業するのを祝ってくれているような、とても明るい空だった。 
 ここからの景色を見られるのは、今日で最後か・・・。
「はい、みなさん卒業式お疲れ様でした!」
 先生は笑顔だった。
 この笑顔は本当の笑顔なのかな・・・。
「じゃあ、歌も返事もよかったので、先生からプレゼントを・・・」
 プレゼント・・・。
 この前、クラスでお別れ会をしたときだった。

「先生、そのチョコどうするんですか?」
「今分けちゃいましょうよ!」
「今度の卒業式、一生懸命やっていたらあげます!」

 チョコを分け終わると、先生の話が始まった。
 それが終わると、みんなであいさつをした。
「今日で最後なので、先生があいさつします。
 さようなら!」
『さようなら!』
 そして、みんな笑顔で帰った。


=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~=~



 ぅはwwwwwwwwwwww
 なんでこんなヘタなんだろwwwwww
 てヵ、名前考えるの面倒だったヵら、
 ○○って書いといたしwww

 まぁ、しばらくだヶ載せとくよ。
 めちゃめちゃヘタだヶドねwwww

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