【粗筋】
越後屋から緋縮緬の羽織が出来て来た。たまたま友達が居合わせて、「今夜遊びに行くから、それを貸してくれ」と言う。「まだ袖も通していない」と断るが、無理やりに借りて行ってしまう。翌日帰って来て、
「お前のお陰で夕べはもててもてて……」
「そうだろう、そうだろう」
「縞柄をほめるやら、胴裏をほめるやら」
「そうだろう、そうだろう」
「女が欲しがって大変だった」
「そうだろう。そうだろう」
「だからひらりと脱いでくれてやった」
「そうだろう、そうだろう」
【成立】
安永2(1773)年『坐笑産』の「羽織」。
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