カボちゃんのデコボコ散歩道

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超・強気!

amefuri


何故だか、自分でもよく判らないのだけど、息子と母を見送り、ひとしきり泣いて・・・。そしたらやたらと強気になった自分がいた。

カーテン越しに不安そうな顔のダンナに、「大丈夫! 大丈夫!!」と繰り返し、挙句には「あなたは、大丈夫なの?」と聞く始末。
まぁ、ダンナにしたら、「明日までもつかどうか・・覚悟しておいてください。」なんて説明を受けた直後でもあり、平気な顔ではいられない程動揺してたから、お前が言うかー(-.-; って感じ!?

当時、すでに白血病は不治の病ではない・・という事で(ま・確率的な話だが)告知が当たり前だったが、この時点では「骨髄異形成症候群」となっていた。

血液の病気について、あまり知識はないが、中途半端な基礎知識は一応ある訳で、精神的なダメージを考え、あえて「白血病に近いもの」とだけ説明された。

だから、抗癌剤を大量投与する事、低抗力がおちる為無菌管理する事、肺の状態、血液データ等の説明を、冷静に聞けたのだと思う。

無菌室で、説明を聞いた訳だが、不思議な感覚・・。
看護師の悲しい性!? なかなか、”患者”の自分が受け入れられず、それからもその弊害に、悩む事となった。

入院2日目、背中まであった髪を、ショートカットにした。抗癌剤投与により抜け毛は避けられないし、不潔だし・・と思ったから。
病院内の理髪店から、出張カット^^;
中学生以来・・。

しばらくして、髪をかきあげる度に、バサッと髪の束が抜ける様になった。
その都度涙がでるから、おもいきって、○坊主にしてもらった。
看護師さんが、バリカンでやってくださった。

それでも、シャンプーの度に抜け、地肌が見えだし、まだらになった。
涙は枯れる事なくでたが、またまたおもいきって、クルクルロール・・カーペット掃除に便利な・・あれで、頭をコロコロ。
数日で、見事なまでの”スキンヘッド”が出来あがった。
さすがに、ダンナの反応は心配で・・それでも「マルコメくん♪」とおどけて笑ったら、ちょっと悲しい笑顔が返ってきた。

回診でDrが「あー・・でも又生えてくるからいいですよ。僕は無理だからな。」
と一言。久しぶりに爆笑(^^) なんでも必殺技らしい。

「思いきりがいいですね!」・・○坊主にしてくれた看護師さんは言った。

「なんでもするから、一日でも早く帰る!!」・・・これしか考えてなかった。
それでも、くじけそうな時は、「子供が、、家族が、こんな目にあう事を思えば、まだマシ・・自分でよかった。私は我慢できる!!」そう自分に言い聞かせた。

確かに私は、強かった。



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