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2017.09.17
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テーマ: 読書(9632)
カテゴリ: カテゴリ未分類

ゴーストマン 消滅遊戯【電子書籍】[ ロジャー・ホッブズ ]

(感想)
「ゴーストマン時限紙幣」の続編。「時限紙幣」では、ゴーストマンの特性である姿を消すというスキルを様々な場面で発揮されていたが、「消滅遊戯」では、悲しいかな、普通の犯罪小説になってしまっていた。でも、犯罪の生々しさが伝わってきて、こういう世界も現実であるかもというイメージを沸き立たせる。ここで考えたいのが、ヘロインのやりすぎで、完全にいってしまった人間が床に横たわっている。という内容だ。俺の人生を振り返って、そういう現実は見たことがない。でも、世界では、もちろん日本でもそういう人生を送っている人は実際にいるのだろう。ここが不思議な気分にさせられる。違法な薬をしている現実……。そういう人生もあり、それに意味があるのだろうか?世の中では、人生の意味を得ようとして、必死になっている人もいる。そのギャップは何なのだろうか?人生に意味なんて、本当にあるのだろうか?と。まぁ、違法な薬と接するというイメージがない俺の人生は幸せなのかもしれない。ひと時の快楽の為に、違法な薬を使用するという人にとっては、人生を損していると思うかもしれないが……。俺はこの人生の方向で、満足しているので、そっちの方向に進むことはないが。

でも、この小説はどこまで現実を捉えているのだろうか?日本の記述もあったが、日本には、違法な鯨肉を固唾をのんで待ち焦がれている人もいるとあった。そんな日本人も存在するのだろうか?あまりイメージになくて、この小説はどこまでリサーチしたのかが気になってしまった。著者は、犯罪小説を書くにあたって、実際に酒場に行って、タバコを土産に、犯罪者に武勇伝を利きまわったとのこと。この独特の雰囲気はそこから生まれているのだろう。遠く、日本のことまでは、曖昧さが残ったのかもしれない。

著者は28歳の若さで亡くなったとのこと。続編はもう出ない。素晴らしい才能を秘めた著者だったので、残念の一言だ。これから、もっと面白い作品が誕生したかもしれない。死因については、色々な憶測がなされてたらしい。様々な犯罪について、リサーチしていく過程において、自分の人生とのギャップから、あのような事をしても大丈夫かもという、俗にいう、「魔が差した」ということから、薬物の過剰摂取に走ってしまったのかもしれない。勝手な想像で、真実はわからない。

生々しい犯罪小説。1作目の「時限紙幣」のインパクトを超えることはできなかったが、良作であることは間違いない。ミステリーファンの人は、ぜひ買って読んでほしい。





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Last updated  2017.09.17 07:59:44 コメントを書く


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