本番 命をかけたコンサート⑨



夜の部

みんなで、このメンバーでこの4曲を歌うのはこれが最後

昼の部とは、まったく違った気持ちで、私達は歌った

昼の部のとき、本番だからセリフに気合が入ったせいか、

のどがかれて、とても歌いづらかった。

だけど、みんなで歌う最後の歌。ウタイタイ。

声が出なかろうがなんだろうが、歌うのはやめたくなかった。

先生の真剣な指揮。真剣な眼差し。

時々、私達を安心させるために見せる笑顔。

私達の先生は、やっぱり私達の先生だ・・・!!!

こんな当たり前のようなことを改めて実感する一瞬でもあった。

先生の指揮にひっぱられながら、1つになって歌う私達。

たまに歌詞を間違えそうになったけど、間違える直前に歌詞が浮かんでくる

いつも練習しているときは平気で間違ったりするのに・・

やっぱり、本番である気持ちの違いってゆうのだと思った

1曲目が終わり2曲目・・3曲目・・・次々と曲は終わる

だんだん、、終わりが近づいてくる。。。

4曲目の前奏がはじまる。最後の、最後の歌だ。

1・2・3曲目とはまた違った気持ちで、息を吸い込む

歌って、歌って、歌いきった。声がかすれても歌った。

そして、大きな拍手の中、緞帳がおりた。

終わった。最後の、『第1ステージ』が・・・・・・・・・・・・・

でも、そんな余韻にひたっているヒマなんかない。

早足で舞台をさり、ジュニアと入れ替わる。

夜の部と同じパターンだ。楽屋で、第3ステージの服に着替える。

楽屋テレビから見るジュニアのかわいい歌う姿。

舞台袖から見る、ジュニアのかわいい歌う姿。

そんな一生懸命な姿に勇気付けられて、また頑張ろうと思う。

ジュニアの4曲が終わり、ピアノが舞台袖に運ばれる。

ジュニアもひな壇からおりて、急いで着替えに入る。

第1ステージと同じ言葉が先輩からかけられる

『これみんなで踊るの・・最後だよ!笑顔を絶やさず頑張って踊ろう!』

そんな明るい先輩の声にみんなが頑張ろうって思っただろう

今まで一生懸命練習してきた私達の最後のディズニーの踊り

今まで一生懸命指導してくれた先輩達の最後の仕事

曲目紹介などがすべて終わり、緞帳が上がり、照明が入る。

最後の第3ステージへと私達は飛び出した


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: