上原麻実のつれづれ草

上原麻実のつれづれ草

MUの読書カード・6

■■■ MUの読書カード・6 ■■■
「静かなる夜のほとりで」横谷順子
静かなる
単なる手話漫画と思ったら、大間違い!
ドラマとして読んでも、遜色はない。
聴覚障害者である私としては、いろいろとつっこみ所はあるけど、それはさておき、息子・誠を事故で亡くなった時から物語は始まる。
調理師専門学校に通う美鈴を取り囲むキャラクター達がそれぞれ、いい味してる。
実は長編なのだが、2巻留まりである。(たぶん、出版所の意向によるものかもしれないが)
何とかぜひ、復刊して欲しいと切に思う。
「親愛なる息子」こころ
こころ
それは「腹が立った!」いや、著者に対してでなく無責任な男に対してである。
同じシングルマザーでも、こんなにも苦労の質が違い過ぎる!
子まで成しながら、重度の身体障害者となると、役立たずと言われ、捨てられてしまう。
もっとも、この本はその男の愛人という立場の人が、書いたものなので、どうしても男をそういう目に見てしまう。
(読んでる自分も女と言う事もあるかもしれないが)
男にも言い分があるだろうけど・・・。どうしても筆者の肩にもってしまう。

「ダンベルダイエット」監修:鈴木正成
ダンベル
今、私が凝ってる運動である。ヨガやウォーキングも続けてるが、やっぱり脂肪を効率的に燃やすには筋肉を付けるのが良いそうだ。
手っ取り早いのがダンベルというわけ。
手軽に始めるにはちょうどいい。
ちょっとした刺激的な痛みが、癖になりつつあるこの頃・・・。(^.^;)
「わたしは心を伝える犬ーゆんみの聴導犬サミー」ゆんみ著
聴導犬
単なる聴導犬に関するガイド的なモノでなく、物語風でいて、犬自身が主人公になっており、犬が語りかけるような文体である。
軽快で簡潔な文章なので、小学生でも読みやすいだろう。
子犬の頃から聴導犬までに成長記録、日米の文化の違いなども触れている。
飼い主ならぬユーザーであるゆんみさんの苦労が忍ばれる。(サミーが中心で、ゆんみさんの事は少ない。完全に脇役だ。)
飼い猫がいなければ、ユーザーになりたいなー。今すぐにも申し込みたい!
上記の本は、アマゾンや楽天ブックスなどでも手に入ります。


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