新選組ゆかりの人びと
★松本良順
徳川家侍医。江戸の西洋医学所頭取。
近藤が隊士募集のために江戸に戻った際に知り合い、以後新選組の熱心な支援者となる。
「殉節両雄之碑」の碑文の字を揮毫している。
★勝海舟
幕府軍艦奉行。
幕臣の立場に捉われずに、坂本龍馬などの有為な若者を指導したことで有名である。
内戦による疲弊を避けるため、西郷隆盛と交渉し、戦うことなく江戸城を明け渡す。
★松平容保
会津藩主。
幕末の京都の治安維持に当たる京都守護職を務め、壬生浪士組を預かる。
「殉節両雄之碑」のてん額を揮毫。
★榎本武揚
幕府海軍副総裁。
戊辰戦争では、開陽丸以下の幕府艦隊を率いて旧幕府軍のリーダとなる。
蝦夷地仮政権総裁。
後に、北海道開拓使に出仕。
歳三の人柄を評して「軍議の折に土方さんが入ってくると、一陣の涼風が吹いたような、爽やかな雰囲気が漂ったものです」と語ったという。