Happy life in Florence

Happy life in Florence

恋愛上級編


+++留学編+++
- イタリア語も英語も分かりません - ホームステイかアパートか - 国立大学か私立語学学校か - 日本人の多い学校、少ない学校
+++生活編+++
- 滞在許可 - お金の管理 - イタリア人とのお付き合い
+++ 恋愛初級編 +++
-嫉妬深い-本気か遊びか-料理が苦手?
+++恋愛上級編+++

恋愛上級編

イタリア人の恋愛観


イタリア人の彼
すっごく積極的
しかも情熱的
甘い言葉が次から次へとわいてきて
夢見ごこちになる
でも
どこまで信じていいものか
本気なのか
それとも遊びなのか
イタリア人ってみんなこんななのかしら?

微力ではありますが、わたしの経験と観察から得た
イタリア人の恋愛観についての考察を公開します
お役に立てるといいのですが



+++イタリア人の恋愛アプローチ+++

イタリア人の男の人って、気に入った女の子がいたらとりあえず声をかけてみます。思考と行動が直結してるんです。「かわいいな」と思ったらその場で「かわいいねお嬢さん、カフェでも飲みに行きませんか?」と声をかけます。「なんてかわいい小さな手」といって手に触ります。「君のアーモンド型の美しい目にぼくは虜になってしまった」といって顔を近づけます。
これって決して日本的発想でいう「軽薄」なのではなくて、単に自分に素直なイタリア人の普通な行動なんだとわたしは思います。
だから、決して危険を感じて身構える必要は全くないし、軽蔑するようなことでもありません。
それどころか自分の魅力を確認していい気分になるべきなんです。
ここで、謙遜したり遠慮する事はまったくありません。
喜んで誉め言葉を受けましょう。
かわいい女の子を誉めたり、かわいい女の子とお茶しておしゃべりしたり、おごったりするのは彼らの喜びなんです。
でも、それが若いかっこいいお兄ちゃんじゃなくて、オタクっぽい怪しいおっちゃんだったり、昼間ぶらぶらしているひまそうな大人には注意しましょう。しつこく追い回されても恐いですから。



+++恋愛観+++

日本人に比べてイタリア人の男性はかなり行動派です。とにかく「あたって砕ける」を繰り返します。
気に入ったらとりあえずアタックしてみる。だめなら次がある。方向転換はすばやいです。
日本人から見ると「軽い男」「軟派」みたいだけれど、その時その時は真剣で、誠実なんです。でも、誠実だから断っちゃ申し訳ないなんて、日本人的に考えてはだめなんです。興味がなければ「お友達ね」と断言してしまいましょう。お友達としてでも、大事にしてくれます。決して友達関係にひびが入る事はありませんから安心して。友達として付き合ってるうちに「やっぱりいいかも・・・」って思ったならその時そう言えばいいんです。
イタリアでは「・・・しなくちゃならない」「・・・でなければならない」は忘れて、自分がどうしたいかを基本に行動する事が何より大事です。
イタリア人と付き合って悩んでる日本人がよく言うのは
「普通こういうことしないよね」「普通こういうこといわないよね」
「あれって、こういうことだったのかなあ?」
「あんなふうに言ったのは実はこういうことが言いたかったのかなあ?」
NO!
イタリア人って、もっと簡単です。
彼が「普通こういうことしない」様な事をしたのは、そうしたかったから。
それがあなたに迷惑がかかったり困らせたりするようなことだったなら、何のことはない、「君が好き」っていうのは言葉だけでほんとはどうでもいいんです。
彼が本当に誠実なら言ってる事とやってる事が一致するはずです。
あなたの事が本当に好きならあなたが困るような事、あなたを悲しませるような事は絶対しません。あなたのためなら何もかも犠牲にしてくれるはず。どたキャンなどは絶対ありえません。
ただ、ここで注意が必要なのは、イタリア人の好きには段階があるという事。詳しくは次の章へ。



+++好きのレベル+++

イタリア人の「好き」は日本人の「好き」とはちょっと感覚が違います。
まず最初の「好き」は
・piacere
Mi piaciとかTi piacio?とかよく言います。
確かに異性として惹かれていますがまだ恋しているとは言えない状態です。毎日でも会いたいし、Bacioもしたいし、あわよくばfare l'amoreも・・・。でも、まだ恋には落ちてないんです。attrazioneを感じているだけ。
それでも情熱的な言葉、甘い言葉をふんだんに使ってアタックしてくるのでついつい、「まあ、この人わたしのことこんなに好きなのね」と思い込んでしまいがち。この時点で恋人同士のように彼にfedelta'を期待してもそれは無理というものです。
・capire bene、conoscere bene、volere bene
だんだん相手を知って、愛情が湧いてきます。この段階まで来ると恋人同士として安定期に入ったと言えるでしょう。次第に相手を自分の一部のように感じはじめます。この段階に来て相手をないがしろにしたり、自分中心にふるまう男は信用できません。家族や友人に恋人として紹介してもらって、公の場では常に二人でいっしょにという事になります。
・amare
「愛する」という言葉は日本人にとっても重みがありますね。イタリア人にとっても同じです。この言葉を付き合いはじめてすぐに使うような人は信用できません。でも、これまでのプロセスを経てTi amoまで達したならかなり重みのある言葉です。



+++結婚観+++

会って間もないのにこの言葉を口にする人はまずあやしいと思いましょう。
既に書いたように愛に達するまでにたっぷり時間とエネルギーを費やすイタリア人、しかも一旦結婚したら離婚しにくいカトリックの国民性。
本当にこの人が人生の伴侶としてふさわしいかどうか確信を持つのは簡単ではありません。イタリア人同士でも10年つきあってまだ結婚を決め兼ねているカップルも少なくありません。増してや意思の疎通に少なからず障害のある国際カップル、生活習慣もものの考え方とらえかたもまったく違うイタリア人と日本人では、この確信に至るまでにかなりの時間を要するはず。
そんな悪条件の中、知り合ってすぐ「結婚したい」「ぼくには君しか見えない」「今まで会った女性の中で君は特別」なんて言う人はちょっと疑ったほうが言いでしょう。
確かにあなたは他の女性がもっていない特別な魅力を持っているかもしれません、でも、会ってすぐそこまで彼を虜にできるあなたにはもっともっとすばらしい男性が現れるかも。
彼がどんなにDolceでも、Gentileでも、Educatoでも、Affascinateでも、そんなに簡単に結婚を決めていいものでしょうか?
二人の価値観、将来観などが一致して一生の伴侶となれるかどうかよくよく考えましょう。


+++嫉妬+++

確かに自分の彼女をじぶんだけのものにしたい気持ちは大変強いです。
離れてても声が聞きたいし、なにをしているのかどこにいるのか把握していたい。
彼女が他の男と話していると気が機じゃないし、知らない男が彼女を見つめるのさえ我慢がならない。
ほんとにこまったちゃんです。
でも、あんまり度が過ぎるのは考え物。異常な程の嫉妬はやっぱりやばいです。
イタリア人って嫉妬深いのよねではすまされない異常な人もいます。一般イタリア人女性なら我慢できず別れてしまうようなしつこい男でも、日本人女性は、「イタリア人ってこんなものなのかしら、きっとわたしの事好きで好きで仕方ないのね」なんて思ってどつぼにはまってしまう事もしばしばあるようです。
まだまだ女は家で家事と子どもの面倒を見ていればいいなんていうふるくっさい発想の人も沢山いるようです。もちろん女として可愛がってくれますが男と同等には扱ってくれません。異常に嫉妬深い南部出身の男性にはこういう人が多いみたいです。
嫉妬されるたびに「私ってこんなに愛されてるー」とおもって結婚してしまって、旦那のお供なしではそとにも出られず家で化粧もスカートも禁止されて家事をして一生を過ごすなんて生活もなまじありえない話ではありません。 top


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