再スタート













2004,11 初旬


彼は奥さんとそして、彼女の家族との話し合いを終え、
家にもう一度引っ越してくる。
離婚届を出すのは、もう少ししてからになるらしい。
奥さんの仕事の関係で、印鑑を彼の方がもらいに行くとのことだった。


お金も、二人で買ったものも、何一つ持たずに
彼はここに帰ってくる。
彼が持ってくるのは、彼女に持たされた請求書だけだった。

その日、彼は奥さんのものになった車に乗り、
荷物を運び込んだ。
運び終わるとすぐに車を返し、
私が近くのファミレスまで迎えに行った。

もう夜になっていた。

前もって彼の連絡によって私の母も知ってはいたものの、
その日の夜、彼は私の母に詳しく事情を話し、
それを聞いた私の母は、彼に言った。

「人生たった一度、思ったとおりに、正直に、
思ったことを実行できるように、そして実行すると決めたら
もう先のことや周りのことなどあまり考えすぎずに
思いっきり生きてみなさい。」

彼はそれを聞いて「ありがとうございます」と一言言った。
アメ太郎君の目にはにわかに涙が光っていた。

私は黙っていた。
ただ、黙って二人の会話を聞いていた。

彼は帰ってきてから、アメリカに行くまでの間
4人の生活を楽しんだ。



__________


このあと、あめたろう君本人の意向により、
本人直筆のページのUPがあります。
今の段階ではそれが英語で書かれるのか
それとも、日本語で書かれるのかは分かりません。

もう少し待っていてください。 










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