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退院後３度目の外来（術後１ヶ月）

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2007年10月21日

　お隣の家に行った時に、「ずい分お見かけしていなかったけれど入院していたの？」と話しかけられました。退院後、ゴミバケツを収集場所に運ぶのは息子の役目になっているので隣といえども顔を合わすこともなく今日まできてしまいました。積極的に人に話すことはありませんでしたが、最近は聞かれれば何でも話せます。

　お隣の娘さんは東京のI市にいらっしゃいますが７月末に乳がんがわかり東京I・S大病院で治療をしているそうな。リンパに転移していたため今は抗がん剤治療中。母親としてどうしてよいかわからず、とりあえず駆けつけようと思ったら拒否され続けているということでしょんぼりしていました。
　年齢も私と近い娘さんなので、私の手術の話や患者会の話しをしたところ、少し安心をしてくれたような気がします。今日は朝から早速ご主人とI市まで出かけて行ったようです。

　私の場合、３年前に大腸がんにかかった母には自分の病気のことを話せないでいました。
「お前には小さい頃から苦労をかけたね」なーんて言われてしまうことがあったからです。
しかし手術前には「簡単な手術だから」と言って、打ち明けました。
　隣の奥さんを見ていて、私も母親に心配かけさせてしまったなあと、あらためて思いましたが、もしずっーと隠し通していたとしたら、もっと罪なことだったかもしれないと思ったりもします。母親だけでなく、家族は有難く、救いです。

　赤い羽根募金は県内の福祉団体に分けられるようですが、ホームページ「はねっと」で使途公開しています。これも救いの一歩！(今年の羽根には針がなくシールが付いています。）

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