MAD GIRL

MAD GIRL

綺麗ナ蝶ニナルマデ


わたしは本当のわたしに出会うの。
Hello・・・。新しいわたし。
Good Bey・・・。昔のわたし。



            ―綺麗な蝶になるまで―



今年の夏までに10キロ落とす!
―――・・・なんて。
毎年言ってるけど。
実際問題、そんな簡単には痩せない。

「はーぁ・・・。折角痩せたのに、また戻ってる。」

青春を送りたい時期に、あたしは青春を送れない。
だってポッチャリ体質だもの。
フツーの男の子は、細くてキレイなオネエ様系が好きに決まってる。

「彼氏と呼ぶヒトは居ないし・・・。あたしの青春何時くんのよ。」

うわ言並べて「ダイエット」って名の無駄な努力を、あたしは頑張ってた。


「ハールーナッ!」
「あ、タカコ。」

タカコはあたしの親友。
今年19なんだけど、ダブってあたしと同じ高2をやっているワケだ。
そんなタカコがダブった理由は、あたしにもよくわかんないけど・・・。
ヒトには触れられたくないモノが幾つかあるものだから。
だからあたしは、あえて聞かないで居たんだ。

「どーしたんだい?腹の肉なんぞ掴んで??」
「ぇ・・・、アハッ。実はぁ・・・。」

あたしはタカコに、ダイエットに事を話す。
それを聞いて、タカコは肩を揺らせて笑うんだ。

「バッカじゃないのー?そんなんしなくても、簡単に痩せれるよ??」
「・・・は!?」

この世の中に、そんなウマイ話があるのだろうか?
ダイエット食品・・・とか、存在してるけど。
どれも怪しいモンばっかだし、それに。
副作用(?)でお腹を下したりするもんだ。

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