MAD GIRL

MAD GIRL

枯レナイ華ニナル時


お互いイイオモイしてんだから。
こんぐらいの事でガタガタ言う世間や警察がオカシイだけ。



             ―枯レナイ華ニナル時―



「えぇ、キスコミ5万でOKだよ。」


夜の11時。
夜の街に抜け出すアタシはきっと。
誰よりも汚れてて、誰よりも汚い生き方をしていた。


「本当にぃ?キミ、可愛いのにその値段で本当にいいの?」
「えぇ、いいわ。でもね、おじ様がイイオモイ沢山したって思えたら、もっと下さる?」

花になれない。
どんなに美しい顔してても。
花にならない。
いずれ枯れてしまうなら、そんな姿要らない。

「勿論だよ。じゃ、行こうか?」
「えぇ。行きましょう?」

アタシ、金子アンナ。
フリーターと言う名のプー太郎をやっている。
家出娘。とでも呼んでもらおうか?

毎日マイニチ。
汚いオヤジのアレを使い込んでる。
その褒美として、アタシは金を貰う。

そのお蔭でどんどん。
金銭感覚がマヒしてきた。
5万や10万じゃ足りない。
もっともっと上の額が欲しくなってきたんだ。

「じゃ・・・、アタシ、シャワー浴びてきまーっすvv」
「えぇ?そう言って、僕が入ったスキに逃げるんじゃないのぅ?」
「そんな事しませんよ?」

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