三歩進んで二歩さがる。

三歩進んで二歩さがる。

おデブだった私
NO.　1
DATE　１・３０
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～おでぶちゃんだった私～
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今はまあ平均体重の私。最近はちょっとぽっちゃりしてるけど、まあ
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当時は、まだ普通と言われる範囲かな。でもすごくオデブだった時期が
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私にはある！！小5くらいから中3の冬まで、最高は70キロ近くあったと
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思う。もともと生まれつき体が弱く、貧乏ではなかったが栄養失調になった
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ことがあるくらい、ガリガリだった。小学生になってもあまり強くならず
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そこでお医者様に頂いたお薬を飲むことに。そしたら食べれる食べれる！
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はじめてチャーハンを全部食べれてすごく嬉しかったことを覚えている。
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その後は、おでぶ人生まっしぐら～。食って食って食いまくりの毎日だった。
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太っても、全く気にしていなかった。からかわれても食べたいんだもん♪
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でも、中3になったある日、雑誌をみながら「痩せたい！」と強く思った私。
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そこには、「バリアトックス痩身」の広告が載っていた。外人のモデルの広告だ。
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その時は、それが本の広告だとはわからなかったけど、とにかく親にお願い
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いして、それを買ってもらい、実行した。確か一万円位だったと思う。
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その時は、親もまさかちゃんとやせられるなんて思ってなかったようだ。

NO.　2
DATE　１・ ３０
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届いたもの、それは赤い一冊の大きな分厚い本だった。そこには、痩せる為
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いろいろなことが書いてあったけど、私なりに要約すると　
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1、毎日夜７時までに水を1.5L以上飲む。ジュースなどは飲まない。
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2、炭水化物はなるべくとらない。
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3、たんぱく質はとってもよい。肉も魚も卵も。練り物などもOKだが控える。
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とこんな感じだ。当時はまだ中学生で炭水化物を控えるといっても、お昼の
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お弁当の時間だけはお米やパンを食べた。朝・夕はおかずだけを食べた。
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後から、母に聞いたが、母としてはおかずだけで満腹にするのにかなり苦労し
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気を使ったようで、大変だったわと言われた。
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夜、塾でトイレが近くなって大変だったけど、停滞期がありつつも半年で15キロ
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やせた。このダイエットが体にいいかどうかはわからないけど、私には
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効果があったし、今もオデブまでは戻らずなんとか普通の体を維持している。
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痩せた時は、先生にまで「病気か？」と言われたが本人は、いたって健康で
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本当に身も心も軽くなってうれしくてうれしくてしょうがなかった。
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だけど、成長期にダイエットしたせいなのか、定かではないが家族の中で私だけ
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胸が小さめだ。ダイエットのせいだと信じたい・・。

NO.　3
DATE　１・ ３０
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今、振り返ると本当によくやったなあと思う。今はもうできないだろう。
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本人も驚いたが、親も相当驚いたようだ。まさか痩せるとは思いもよらず
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でも、がんばったと誉めてくれた。親としても太りすぎは心配だたようだ。
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もちろん太ってるからどうとか私にはないけど、子供の時はそれを
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からかわれて傷ついたこともあった。それに服だって限られていたし。
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中学最後の時期にやせはじめた私は、高校からは普通の女の子に生まれ変わった。
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ぶっちゃけやっぱり異性の対応が違うんだよね～。
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今は決して痩せているとはいえないけど、やっぱりオデブだった時は
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本当に何をするのも苦しいし、大変だった。運動だって本当に泣ける程つらい。
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もし、これをご覧の思春期のちょっと太めの女の子がいたら、そして
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もし痩せたいと思っていたら、ぜひがんばってほしいと思う。
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着たい服が着れる幸せ。着たい服が似合う幸せ。味わってほしい。
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もちろん太ってる方を蔑視するわけじゃない。私も太っていたし。
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ただ、痩せたら、またいろいろ新しいことが待ってる。運動だって
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やりやすくなる。（太ってても上手な人もいますね。うらやましい。）
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私は痩せてよかった、だからもし悩んでいる子がいたらがんばってほしい。


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