まただよ。夢


奴がまたやってくる。
奴は僕だ。
でも僕は奴ではない。
鏡を見た。
奴がいた。
奴がやってくる。
こっちにゆっくり。
上から包丁がおちてきて
僕に刺さった。
僕の胸に刺さった。
痛くはなかった。
奴が倒れた。
胸から血を出して。
僕からは血がでない。
刺さってなかった。
奴は僕だった。
僕の傷が奴の傷になった。
僕分かった。
奴を前殴ったら僕にとんできた。
僕は奴を一生懸命殺そうとして
奴に攻撃しようとしてた。
でもやっぱり僕は奴だった。
結局奴に攻撃することは
僕に攻撃することになっていた。
僕が僕を殺せばよかったんだ。
僕を殺そうとした奴が死ぬ。
簡単なことだった。
包丁。
君が落としたんだろう
君が奴を殺したんだろう。
鏡を見た。
僕がいた。
そこには僕以外誰もいなかった。
ほっとした。
安心した。
楽になった。
そんな気がした。
もう1度鏡を...
見た...
いたのは...
僕じゃなくて
君だった。
どこを見ても君が見えた。
もう
君しか見えなくなっていた。
.
.
.
.
.
目が覚めた。
夢だった。




byトミティー

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: