絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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2005年01月28日
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カテゴリ: 絨毯屋の仕事
天候待ちとはこのことである。

ホームページ用と個人向けにキリムの撮影をしなければならないのだけど、この天気では撮れないのである。

あるレザーショップの兄ちゃんが、兄がアメリカにいるもので、絨毯を送って売ってもらおうとした。
でも素人さんができる仕事じゃない。
絨毯は売れず、今回、それらがトルコに戻ってきた。今お金に換えようと必死になっている。

それで私も呼ばれる。
さすがこぎれいな絨毯を揃えていたが、新しいものばかりで私の仕事じゃあない。
でも価格は相場の半分ぐらいなので、お買い得はお買い得。お客さんの絨毯販売をしている人に紹介しようかと思った。

しかも6~10平方メートルのデカイものが中心で、それを倉庫である3階からおろすのもの手間がかかる。

裏を外側に畳んであったのだけど、一番下に「うん、これは!?」と思う絨毯が1枚あった。
他の大量生産品と違う。
見覚えがあるぞ、と思ったら、私が6年ぐらい前にトルコ人の絨毯屋に売ったヤタック(毛足が長く、布団代わりに使えるもの)である。
個人的に草木染めの糸で作らせたもので、私が毛のカットのときに間違ってハサミを深く入れすぎたところがあるもので、その跡を見て確証した。
改めてみると、やはりいいものである。
なんだか買い戻したくなった。
これだけ欲しいとゴネたら、ダメと言われた。

あるところでアンティークキリムを見つけた。
コレクターなら欲しがるだろうな、ってモノで値段も安い。
これも撮影して送らなきゃいけない。


天気予報だと週末まで雨。





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Last updated  2005年01月28日 19時01分05秒
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