絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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2005年03月18日
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カテゴリ: トルコ人と日本人
今日はMちゃんの生活用品のお買い物につきあって、昨日、買えなかったものや不足したものなどを買いに行った。

飛行場に向かう大通り沿いにホームセンターがある。
そこへ引き出しのついた小さな棚を探しに行く。
こういうホームセンターや、中国製品はトルコへはまだ入ってきたばかりで、日本に比べて高い。
日本で同じ本棚が3、4000円なのに、8000円ぐらいした。
100円ショップで売っている、同じ小物類も500円から600円。
・・・・そんなことを嘆いてもしかたがない。ここは日本じゃなくて、トルコ。

小さな棚は一番安いもので32リラ(約3700円)
洗濯ばさみ2リラ(約170円)


それからミグロスへ日用品などの買出し。
明日がアパートの前のバザールの日なので、野菜、フルーツなどはそこで買うことにして、洗剤、柔軟剤、石灰分を分解するカルゴン、シャンプーなどなど。
カルゴンは商品名だが、これはトルコでは重要である。
石灰分の多いトルコの水。とくにアンタルヤはかなりパーセンテージが高く、カルゴンなしで洗濯機を使っていれば、管などが石灰で真っ白になって、すぐに壊れてしまう。

またまた買い物につきあってくれたアドナンとフセイン。
フセインなど、本当に関係ないのに、まるで新婚所帯に必要なものでも揃えているかのように、Mちゃんが「いらない!」と言っているものまで「でも、きっと必要だよ」と自腹で買おうとする。
つい「お前は亭主か!?」と言いたくなってしまう。

加えて「棚が小さすぎる」と、私に
「Mは生活していくのに、あの棚ではモノをしまう場所が足りないことを知らないに違いない。それを教えてあげてほしい」という。

思わず笑ってしまったが、Mちゃんは20数年、日本で生きて生活してきたし、一人暮らしの経験もある。少なくともフセインよりは生活に何が必要か、知っているんだよ・・・・。

トルコ人たちのおもしろいことは

家まで帰れるだろうか、電話をかけられるだろうか、バスに乗れるだろうか、スーパーで買い物ができるだろうか、両替の仕方を知っているだろうか・・・・・。

そのたびに私は言うのである。
「彼女は遠い遠い日本から、一人で飛行機に乗って、トルコまでやってきたのよ」

そこで「そうだったよな。彼女の方が旅行経験も外国滞在の経験も俺たちよりあるんだった。トルコの各地も旅行しているし・・・」と我に帰る彼ら。

まあ、そんな風に心配してくれる優しさがトルコ人の魅力でもあるのだけど・・・ね。


私の洗濯機と同じ・・・と思ってみたら、なんとグレードがひとつ上のやつではないか・・・・。
間違ってもってきたのか・・・それならトクをしたというもの。

Hさんの話によると、在庫がないため、グレードの高いものを代わりに持ってきたそうだ。そりゃ良かった。散々な値引きの上に、もっと高いものを買えたことになるのだから・・・。





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Last updated  2005年03月18日 05時56分23秒
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