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アンタルヤは不思議な土地である。地中海が目の前にあったかと思うと、そのそばに2000m級の山がそびえたつ。その山の麓の村で、毎週日曜日にとある市が開かれる。市はトルコ語で「パザル」というが、パザル自体はアンタルヤの中心部でも毎日、どこかで立つのであるが、このパザルはちょっと変わっている。ギョズレメのパザルである。ギョズレメとは別名「サチ・ボレイ」とも言うが、ユフカという小麦粉で作った円形の皮に、白チーズ、ひき肉、ホウレンソウ、じゃがいもなどぞをそれぞれに包んで、サチ(鉄板)で焼いたものである。そしてソシエテ・パザルはこのギョズレメを休日の朝食代わりに食べにくる人たちのために開かれる市である。ギョズレメジ(ギョズレメ屋)が、それこそ何十軒と並んでいる。そして、それに付帯して野菜や果物、衣類や骨董品まで売られるようになって、想像以上に大きな市になっている。ギョズレメジは、店頭で女性たちが実演を売り物に、ギョズレメやバズラマ(ちょっと厚めのパンケーキのようなもの)を焼いている。ギョズレメは1皿3.5TL(約200円)で、町中で食べるものの1.5倍の量がある。地元の人向けというよりは、アンタルヤ中心部から遊びに来る人のためであるが、朝から日が落ちるまで大盛況。さて、ここへ来た本来の目的は「高原の別荘地探し」である。もちろん私は別荘を持てるような身分ではないので、ヨーロッパに暮らす投資目的のお金持ちの知人に頼まれてであるが・・・・。アンタルヤにして、冬場は雪に閉ざされる場所で、夏の3か月間向けの避暑地とでも言おうか。緑に囲まれ、アンタルヤ中心部を見降ろし、8KM先には地中海ビーチという立地。アンタルヤの開発計画のひとつで、この地域の既存の河に海の水を引き、ヨットが出入りできるマリーナのあるリゾート地が作られるというものがある。今はまだ未開発の地であるが、ここ数年の急速なアンタルヤの都市の広がり方を見ていると、ここが開けるのも時間の問題という気がする。それにしてもボリュームのあるギョズレメであった・・・・・・・。前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ
2009年02月26日
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こちらはシマシマのシルク布についたエフェオヤ。エーゲ海地方のある都市からやってきた。大きなオヤと、そのオヤの芯にはもちろん馬の尻尾の毛。色数は少なめだけど、布の効果もあって、なんとも渋くて素敵。前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ
2009年02月23日
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昨年は3点のエフェオヤをご覧いただいた。エフェオヤは何度か説明してきたので、詳しくは省くけど、エフェ(男性)がつけていたオヤで、アイドゥンが本場である。大きなオヤが特徴で、数量も少なく、コレクターの必須アイテムである。4点目はこれ。ヤズマは古いものであるが、オヤ自体は新しめ。中にはエフェオヤの特徴である、馬の尻尾の毛が芯で入っている。細かく繊細なオヤも好きだけど、こういう大胆なオヤも迫力あって好きである。いやあ、見ているだけでドキドキして心臓に悪い・・・・・。前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ
2009年02月22日
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新しいイーネオヤとしてつくられている単体のスミレのモチーフ。ポリエステル糸で編まれている。単体なので服や帽子、バックにつけたり、アクセサリー素材として人気である。ただ、これらは昔からあったものではなく、お土産用に改良・簡易化されたもの。そして・・・。これのオリジナルが以下のオヤである。今回、これ以外にも3点ほどスミレのオリジナルオヤを載せようと思ったのだけど、画像が大きく、サイズを小さくするのが面倒なのでやめた。いずれHP、または展示会(それまで売れなかったらだけど・・・)でご覧いただけます。前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ
2009年02月21日
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エーゲ海でもマルマラ海でもない、ちょっと内陸に入った地域。ここもかつてはエフェなどがいて、村ごとに独特の民族衣装あり、イーネオヤでも有名な地。今、私の手元にこの地の古い立体イーネオヤが200点ほどあるのだが、写真を撮っていると、よく見るタイプのもの(あくまで私が見るだけで珍しいには違いないのだけど・・・・・)と、今回初めて見るものとある。かなり異形のオヤもあり、実は写真撮影がすすまない。手に取り始めて見てしまうからである。そのひとつ。お花がヒトデのように花びらが長く5弁である。ああ、見いってはいけない。ああ、触れてはいけない。これを個人のものしてはいけない、売り物なんだから・・・・・と自分にいい聞かせながらの作業である。前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ
2009年02月20日
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日本での展示会を前に、骨董オヤをちょっとだけお披露目。気になる方は、お問い合わせも大歓迎。エーゲ海方面のイーネオヤ。この地独特の3種のオヤが混ざっている。2種は立体、1種は平面。使用糸はやはりこの地の古いイーネオヤ独特のコットン糸。ヤズマはハンドプリントもので、黄色の染めの部分がボロボロなんだけど、(私には)そんなの気にならないぐらい面白い。前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ
2009年02月19日
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実は今年は弊社、「ミフリ」創設15周年記念にキリムの大セールを企画中。オールドオヤのセール(の安さ、お得感)どころじゃないですよ、はっきり言って。キリムのお客さまには、(ホームページ上)ずいぶん長い間お待たせいたしましたが、この忙しついでに、もっと忙しくしてしまおうと、ミフリ社長、一大決心をした次第です。・・・・なんですが、その前にもっと恐ろしい企画が・・・・。「ビーズオヤ」トルコ名を「ボンジュクオヤ」のオールドものが、今400本前後あるんですが、それを現在撮影中。ところがあまりにものハードさにスタッフも逃げ出すほどで、なかなか作業が進んでいないのですが、そろそろ出しますので弊社ホームページで近々ご覧いただけます。たぶん数があるから、見るだけでもカタログみたいで楽しいですよ。へぇ~こんな形もあったんだ・・・・などと楽しんでください。(写真は毎度のことながら下手ですが、モチーフや編み方はわかると思います)約2~4mのトゥーオヤとイーネオヤで作られたビーズオヤ(ボンジュクオヤ)。村の女性たちの話によると、1960~70年代前半にかけての流行で、重たいし、目が疲れるから、今はこれをわざわざ作る人もいないそうである。家で保管されていたこれらの古いビーズオヤ、スカーフに取り付けしていない状態のものばかりですが、せんえんだいで・・・・・。って思っています。イーネオヤのブームでちょっと影に隠れている(伝統手工芸としての)ビーズオヤですが、今回、できるだけ多くの人に手にとってもらい、興味を持ってもらえたらと願っています。前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ
2009年02月11日
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オヤにはいろんな種類がある。イーネオヤ、トゥーオヤ、メキッキオヤ、ボンジュクオヤ(ビーズオヤ)、フィルケテオヤ、プルオヤ、クマシュオヤ(マントゥオヤ含む)、ケスメイップオヤ・・・・・。ではシガラオヤはどんなオヤ?(シガラボレイじゃないよ。)シガラはトルコ語でタバコのことなんだけど、タバコの形をしている・・・・?正解はコレ。タバコの銀紙を丸めてつけたもの。夫や父親、兄弟たちのタバコの箱から銀紙を集めて、作ったのだろう。お守りの意味もあったのだと思う。オヤセール・・・・実は密やかに続いていますので、続けてご覧ください。前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ
2009年02月08日
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今月から弊社のスタッフたちと元市民講座の日本語コースの生徒4人の日本語勉強会が始まった。この1年半、スタッフに少しでもいいから日本語勉強して社長を助けてくれよ~、と言い続けて、続いたためしがなかったので(日本語覚えて何のトクがある? と思っているから覚える気もない)、今回もそうなるのかなあ・・・と思いつつ。面倒臭がりのミフリ社長が、トルコ人に日本語を教えられるわけがないのであるが(市民講座の8か月間は我ながらよくやった・・・・・)、この忙しさを分かち合ってもらうためにも、スタッフには10年かかってもいいから、店番と電話番ができる程度に日本語を覚えてもらわないと、困るのである。(本当はオーダー受付と荷造りやあて名書きもやって欲しい・・・・・)背に腹は代えられないのである。といっても、仕事も忙しいし、週に1日1時間だけの約束である。これなら何とか続けられて、復習もやってくれるかな・・・・と思っているわけである。ところでちょっとだけ日本語を知っているトルコ人と、トルコ語を話す日本人がいるとどうなるか・・・・というと。もちろんチャンポンになるんだけど、もっとも日本人の方がトルコ語レベル上なので、結局トルコ語になってしまう。ここで問題。トルコ語を知っている日本人同士だとどうなるか・・・・。基本的には日本語を話すのだけど、ときどきトルコ語の単語の方が早いとか、トルコ語の方が簡単だとかいうことがある。もしくはそのトルコ語に該当する日本語を知らないとか・・・・・。さらに日本語とトルコ語の合成語が勝手にできあがっていて、それを説明し合わなくても、お互いに自然に理解してしまうため、その言葉が固定されてしまうというのもある。今、私の身近にいる日本人と言えば、トルコ語の方が得意だけど、日本人とは日本語を話そうと努力する8歳の息子と、トルコ語を習って普段はトルコ語でトルコ人と会話しているお友達。私はできるだけ正しい日本語を普通に話したいというのが基本で、それは17年間変わっていないのであるが、適切な日本語の単語が忘れて出てこないことは頻繁にある。息子は日本語の語彙が少ないので、トルコ語からの直訳日本語という不思議な日本語を話す。(できるだけ訂正するが、実は私も自信がないときがある・・・・)お友達はトルコ語の方がラクなようで、日本語を話しているつもりが、本人意識しないまま、いつの間にかトルコ語で私に話かけている。いずれも同じ頭の構造になっているから、理解するんだけど、第三者が聞いていたら、変な会話なんだろうな・・・・と思う。だってワザとトルコ語で話そうとしているわけじゃなく、一生懸命日本語で話ているつもりが、トルコ語の単語、または文章チャンポンで、しかもお互いに理解するので、正しい日本語会話に訂正されることがないのであるから。日本人だから日本語を忘れるわけがない・・・・と思っていたけど。確かに聴くのは困らないし、読むのも困らないと思う。でも話すのはもしかしたら不自由になるものかも・・・・・。・・・・って、スタッフよ。一日も早く、トルコ語が不自由になるほど、日本語を覚えてくれ~!!(それは無理だって・・・)
2009年02月05日
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初めてトルコに来たのはツアーでだった。そのとき、Kという都市にも立ち寄ったのであるが、トルコ人ガイドさんが、この日に限って執拗に言うわけである。「ここK市では、町を出歩くと、誘拐されたり、危険な目に遭います。だからホテルから一歩もでないでください」そして普段ならさっさと部屋にこもるのに、この日はホテルのロビーのソファーから動かないのである。我慢ができず、町歩きのためにホテルから出ようとした数人に「行くのは勝手ですが、何があっても知りませんよ」と。あとで知った話であるが、K市のあとにカッパドキアで団体専用の絨毯屋に連れていかれる。そこで安価なツアー代金のモトを、値段だけ高価な絨毯で取らなければならないのである。が、K市は当時、絨毯・キリムの問屋がたくさんあり、散歩すれば当然、そういう店に引き込まれる。そして一般市場ではいかに絨毯・キリムが安価であるか、ツアー客の知るところとなる。それを食い止めたいがための策である。アンタルヤのカレイチに店があったときも、こんなことがあった。ツアー客がガイドブックやHPなどを見て、連絡してくる。「ガイドさんにミフリに行きたいと尋ねたら、カレイチは外国人が一人で歩けないほど危険だって言っていたのですが、本当ですか。それにトルコでは団体ツアーの店以外は偽物を売っていてだまされるっていうんです・・・」怒る前に笑える話。市場価格が、4分の1とか、7分の1とか、そりゃ知られたくないわ・・・な。でもそれも悪いとは言わない。だって商売している人たちだもの。人のところで買わせないようにいろんなことを言ったり、したり、画策するのもありえるわけである。ただ思うのは、自分のところのマイナス面を、他所、他人を悪く言うことで正当化しようというのもなあ・・・。トルコで商売をしていて、よかったと思うのは、現場がすぐそこにあるということ。365日、本人さえその気になれば現場を見ること、体験すること、トルコ国内の手工芸市場の現状を、過去と未来を追跡できるということ。お金稼ぎならせめてイスタンブルなどの観光地とか日本とかで商売した方がいいのだと思う。でも現場を知りたい、誰よりも知りたい・・・それが私の基本だから、いつまで経っても商売人としては成功しない。だから好きにやらせてください。日本では高値の花。興味を持っても高価すぎてなかなか実物を手にできない人が多かったと思う。それを少しでも安価に、できるだけ多くの人の手にとってもらえること。そして手にいれることで、トルコの伝統文化をもっと身近に感じてもらえること、それを一歩としてさらに知ってもらうこと。それがそれを知りたい人の幸福でもあり・・・・。手にできた人たちからの喜びの言葉で、私もうれしくなる。高値で取引されることでトクするのは、末端のごく一部の人。村の女性たちには全く関係ない。いくらで取引されようが、彼女たちの手に入るのは変わらない。そもそも伝統を守るために必要なのは一時的なお金だけじゃなくて、地域や個人のやる気を盛り上げること、そしてそれが継続される安心感を与えること。私は直接的でも間接的でも彼女たちの(微々たる)力になれればそれでいい。
2009年02月02日
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