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断食の月が終わり、今週の月曜日の正午から木曜日までの3日半、公休の断食明けの祝日である。ラマザンバイラムと言う。今年は月曜日の午前中、金曜日が間に挟まって、それも公休にしてしまい、実質、先週の土曜日から今週の日曜日までの9連休になった。この連休、直前にならないと決定されない。9連休になるだろうの予測をしながら、ならない場合もあるので連休に旅行に出かける予定を組んでしまった人たちはヤキモキさせられることになる。さて、この9連休、いったい誰が9連休になるかというと官公庁、大手企業などである。公務員は基本的に9連休の恩恵を受けるわけであるが、8月30日はトルコの祝日とも重なって一部公務員は出勤してたみたいだし、お休み事情はそれぞれのようである。まず私にとって身近なところで、輸出関係。出荷予定があったのだけどアンタルヤの通関業者の多くは9連休に入るし、動いているところもあるけど荷物送れないと思った方がいいよ・・・って言われた。それじゃうちだけじゃなく、トルコ全体が困るでしょ・・・と思ったのだけど・・・。通関は休日出勤の職員がいる。でも、慣例でこの時期は実質輸出手続きできなかったり、休日出勤の職員に「何で休みなのにオレを働かせているんだ」と荷物検査が異常に厳しくなるのが常らしい。だから無理あがきせず、休んでおけ、ってことなんだって。いつもなら閉じてそのまま通すだけの荷物も、一々開けさせられて数量まで数えさせられたり、書類に問題なくとも、やたら面倒になってしまうそうだ。それから郵便局。国外だけでなく国内の郵便が9日間も配達されないと荷物が溜まっちゃって大変だよね・・・。って聞きに行ったら、月曜日の午前中と金曜日は営業日で、カレンダー通りの3日半のお休み。あとショッピングセンター。こちらも稼ぎ時だから休んでなんていられないよね。火曜日の初日だけ半日休んで、午後から営業なんてところがほとんど。マックや一部の飲食店はもちろん365日オープンだし。なんといっても一番問題は弊社の取引先。イスタンブルの大手企業との取引は9日間ストップである。支払いも納品も連絡もなんにもできない状態である。そういう弊社はどうか・・・というと、ミフリ社長の決断は大手企業なみに基本9連休・・・だったんだけど、実際には休んでいられるほど余裕がないので、土曜日は全員出勤、月曜日は社長とスタッフ1名出勤、火曜日から木曜日まで仕方がないのでお休み、金曜日も社長とスタッフ1名出勤の予定。リゾートホテルでの豪華な休暇も、予約取り損ねて夢で終わったし。家とその付近でウロウロしていると思うので、店はお休み中ですが、出荷以外はなんでもお申し付けください。ではみなさま、イイ・バイラムラル~!!にほんブログ村
2011年08月30日
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イーネオヤで作られたパラケセ。パラケセって直訳すると「お金袋」なんだけど、「財布」でもある。でも「財布」というより「お金袋」の方がニュアンス近いかも。博物館の民族関連のコーナーで見かけると、金貨をしまっておいたり、貴金属を保管するための入れ物みたい。現代では結婚披露宴のときに、花婿、花嫁に金貨やお金をお祝いとして付けるのだけど、あとでそれらを保管するための布の袋がある。それもパラケセと言う。用途としては現代ものも古いものも同じと思っていい。面白いのが、昔はこれらのパラケセは花婿さんに持たせたということ。結婚式で集めた金貨などは旦那さんが管理したわけ。それが現代の結婚式ではパラケセ(ドレスとお揃いの白い袋)は花嫁さんの持ち物。実際、もらった金貨や金の腕輪などは花嫁さんが自分のものとして管理している家庭が多いと思う。う~ん、トルコも嫁の尻に敷かれる旦那が増えているってこと・・・・!?オデミシュ、アイドゥン近郊の長持ちをお願いしてお願いして開けさせてもらって見つけたもの。シルク糸で編まれたイーネオヤパラケセである。これ以外にも20点ほどある。それらはHPの方に近々掲載するので、そちらでご鑑賞を。パラケセと言えば、セットで小ぶりの印鑑入れ、四角のタバコケース入れ、そして丸型の懐中時計入れと出てくる。残念ながらそれぞれバラバラになってしまっているので、古いものでセットで出るのはとっても稀な話であるが、バラなら4種見つかる。上の画像は懐中時計入れ。丸型が可愛いね。実は私のコレクションに星型もある、いいでしょ・・・へへへ。にほんブログ村
2011年08月22日
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アイドゥンのイーネオヤを新たに何枚か手に入れた。そのアップ画像。たぶん、もうイーネオヤは追いかけないと思う。これで最後。いつもそう思うけど、まあそうはならないものなのだけど・・・・。にほんブログ村
2011年08月10日
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アンタルヤに戻ってきて、留守中にたまっていた仕事に追われていたが、その合間をぬって、「これ」を手に入れるために飛んでいった。オデミシュのオリジナルのエフェの帽子である。地元の新しくできた民族博物館との奪い合いになるところを、寸前で入手した。オヤやヤズマから見ると古くて1950-60年代だと思われる。ただ後から作られたものではなく、実際に所有者がいたもので、ヤズマの巻き方も何枚も重なっていてオリジナリティがあり、素敵である。オヤはイーネオヤ数種の他に、クマシュオヤ(その形からマントゥオヤ)でしかもシガラオヤ(タバコの銀紙を使うところからタバコオヤ)になっているものが入っている。週末でお店に来ていたイルファンに被ってもらった。トルコ人の小ぶりの頭にはよく似合う。いつものように気になる方はミフリ社長へご連絡くださ~い。※お嫁入り先が決まりました。ありがとうございました。にほんブログ村
2011年08月06日
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日本での展示会、その他のお仕事を終えて、1か月ぶりにアンタルヤに戻ってきた。プライベートブログは何とか続けているが、こちらのお仕事ブログは写真の整理がつかなくて遅れがちである。日本からの帰路は待ち時間との戦い(?)であった。フライト時間そのものよりも、経由地とイスタンブルでの待ち時間で疲れてしまった。地方都市在住の弱みはここである。イスタンブルからさらに飛行機に乗らなければならない。時間こそ1時間だけど、国際線からの乗り継ぎであるリスクを考慮してギリギリのフライトは取れないので、どうしてもイスタンブル到着後、3、4時間後のフライトを選択する。早めのフライトに切り替えたいと思っても、夏である。アンタルヤ行きはどれも満席、変更もできない、待つしかないのである。トルコ航空でアンタルヤまで取れば、イスタンブルのトランジットのみで当日着と大変便利であるが、トルコで購入するトルコ航空はキャンペーンでもない限り、高級過ぎて家族・スタッフ揃って帰国する私には買えないのである。でもいつかトルコ航空で行き来できるようになりたい・・・・・。老体には飛行機に乗るだけでもつらいのである。戻ってきてみたら、想定外の仕事がたまっていて、その処理に追われている。休むどころか、到着のその夜から仕事。翌朝も普通に出勤、夜遅くまで仕事。週末はなんとか休むつもりでいるが、それも仕事が終わったらの話。断食月に入って、断食の最後の連休に向けて、帰省やお客を迎える用意などでお金が必要なのだろう、私の帰りを待っていましたとばかりに、一般市民のキリム、絨毯、オヤなどの持ちこみが続いている。数は多いが、購入してあげられるようなものは今のところないのが残念である。忙しい、忙しいとグチになってしまったが、なんとか乗り越えていきたい。地中海を目の前にして生活しているのに、泳ぎに行く機会はほとんどない。今年はそれでもなんとか海に入りに行こうと頭では考えているのだが・・・・。にほんブログ村
2011年08月04日
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