続・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記

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2009年12月31日
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カテゴリ: トルコの手工芸


トルコの手工芸に関する本であるが、その中のあるページに目が釘付けになった。



古いトルコの手編み靴下のページで、さまざまな靴下が並んだなかにある1枚の写真。


018 (8).JPG


あれっ? おばあさん? 違うよね、おじいさんだ・・・・・。
靴下を編んでいる年配の男性の写真である。


他のページを見ると、遊牧民の男性の姿。これも靴下を編んでいる・・・・



018 (5).JPG



他の手工芸のページには女性の姿があるのに、なぜか靴下のページには男性しかいないのである。

・・・・・?

トルコでは靴下を編むのは本来、男性の仕事であった?


この疑問の回答は2010年の課題とすることにして、靴下好きの人に(!?)古い靴下のページを少しだけ。


018 (6).JPG

018 (7).JPG

018.JPG


実は告白してしまうが(別に告白しなくてもいいけど)、ミフリ社長はトルコのアンティーク靴下のコレクションもしている。
一度、宇都宮で販売なしの展示の際にこれらの靴下を公開したことがあるだけで、普段は長持ちの中である。この本にあるものはほとんど持っている。

コレクションパーツ以外にも、将来年をとった時の実用目的で、村で集めまくった、今では編まれていないウールの未使用靴下も長持ち2つに入っている。
お土産用の靴下も悪くないけど、糸質、モチーフなどはやはりオリジナルが好みである・・・。

ところで・・・・。
骨董靴下の収集は以外と難しいのである。
というのも実用品で、身につけるものだから、普通は消耗して廃棄・・となるので、古いものが残らないからである。
上着やスカーフと違い、足に履くものなので、いくらいいものでも使ったものを他人に渡すのも抵抗があるだろうし、未使用品でたまたま残っていたもの以外は、ごみ箱か、何かの接ぎにされて消えていく運命なのである。


暑がりで冬でもサンダルが定番のミフリ社長も年をとって、最近は足が冷たく感じるようになってきた。
そろそろ手編み靴下の出番か・・・? って思ったりもするけど、使っちゃったら、やっぱり最後は廃棄だよなあ・・・・と考えると、もったいなくて履けないのである。





明日の年越しがトルコのクリスマスだし・・・・って。




さあ、今晩は家族、スタッフ、友人たち11名でホテルの年越しパーティーに参加する。
0時の2010年のスタートまで起きていられるか・・・・。
その前に2009年最後の仕事を終わらせなきゃ。



今年もお世話になりました。


またみなさまにとっても新年がよい年になりますようにお祈り申し上げます。
ではでは
トルコ語で 「イエニ ユルヌズ クトゥル オルスン」「ムトゥル ユルラル!!」







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最終更新日  2009年12月31日 09時04分09秒 コメントを書く
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