続・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記

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2010年06月08日
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いままであったようでなかったトルコ製のオヤ用シルク糸をご紹介。

以前はオヤ産地の多くで生産されていたのだけど、需要がなくなり、工場が次々と閉まっていき、一時期刺繍、裁縫糸は全く見つからない状態であった。
シルクで有名だった某地方ですら、シルク製品、シルク糸は中国かインドに頼っりっぱなしで、地場産業としてのシルクはもう見ることができないのかと思っていたところ・・・・。

ついに出ました。
トルコ産のシルク糸。
中国産でもインド産でもイラン産でもない国産シルク糸。

某地方の工場への交渉、イーネオヤには昔と同じシルク糸が必要だという熱意が伝わり(!?)実現したのである。

トルコでオヤ用の「シルク糸」と称して売っているものがあるけれど、その多くはコットン素材の人絹糸。
こちらは100%シルク糸である。



DSCN2318.JPG






オスマン刺繍が盛んだったころと同タイプの糸を再現したもので。刺繍用の太め糸、イーネオヤ用の中細糸、細糸2種の合計3種。
かの地では刺繍用の糸をほどいてよりなおして使っていたそうで、聞くところによるとエフェオヤにはオヤ用中細糸が適しているそうである。



DSCN2317.JPG

<オヤ用中細糸>



DSCN2316.JPG

<刺繍用糸>



シルク糸は弊社HPでお買い求めいただけます。
(販売開始いたしました)

なお、糸のオーダーも可能。
色指定は弊社のカラーカタログの番号を指定していただくか、布の一部(例えば糸1本でも)があればほぼ同色のものを作れます。



弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。
絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。

トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ







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最終更新日  2010年06月10日 17時21分28秒
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