続・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記

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2010年09月25日
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カテゴリ: 出張裏話表話
トルコ国内のシルクの里のひとつ。
でも地元の人ですら、知らなかったぐらいだから、国内でもほとんど知られていないのだと思う。
(そういう私もここへ来るまで知らなかったのであるが・・・・)



シルク関連の工房は、現在はこの町に1軒、ここからクルマで1時間ほど先の町に2軒、合計3軒しかないと言うから、それも仕方がないことなのだろう。
私も他の場所で偶然見かけた小さな看板に「シルク布、シルクスカーフ」と書かれていたのをヒントに探してやっとたどり着いた。



水平機で手織りでシルク布を織っている。
織られたシルク布はかなりしっかししたもので、質的にはかなり上質である。
布としても売っているし、オヤスカーフを作るのにちょうどよい正方形、また長方形などの厚めの無地のスカーフもあった。
イーネオヤを作る人でスカーフを目指している人は、こんなの欲しいだろうなあ・・・と思いながら見入った。





しかも生産者価格だから、普通に買っても安いのである。





DSC_0298 [640x480].JPG


ヘラにふわふわの毛を巻いて、それをスピンドルで紡ぐのであるが、羊毛のスピンドルとは反対に、錘の部分が上になり、錘の先に針金がついていて、そこに糸をかけて回転させる(らしい)。
このスピンドル欲しいなあ・・・・どこで手に入れられるのか・・と尋ねたが、持っていた人は特別に作ってもらったものだからこれしかないのというので、次回にかけることにした。





DSC_0304 [640x480].JPG







養蚕から、糸紡ぎ、機織りまで全て国産(しかも地元産)である。
女社長がデザイナーということもあり、100%シルク製品だけでなく、シルクとコットンのショールなどもオリジナルで作っていた。
これならこれからの時期、ちょっと巻くのにもいいかなあ・・・と、いくつか見本を手に入れた。
織りも手織りで、柄も色もハンドプリントものである。


DSC_0295 [640x480].JPG



シルク糸の質もよいので、シルク糸だけ譲ってもらえないかと尋ねたが、こちらも工房で使用する分で終わってしまっているので糸だけの販売はしたことがないという返事。う~ん、残念。


次回は時間をたっぷりとって、養蚕から糸取り、糸紡ぎ、織り、染めまでじっくり見学させてもらう約束で、この地を後にした。




ちなみに、シルク糸のあるところにはイーネオヤがあるはず・・・・というミフリ社長の説は、やはり正しかったのである。
(何が言いたいかわかる人にはわかってもらえたと思う・・・・)










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最終更新日  2010年09月27日 03時49分24秒
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