続・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記

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2010年09月28日
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カテゴリ: 出張裏話表話
ここはどこでしょう。
おじさんは何をしているのでしょう。



DSCN6640 [640x480].JPG





そしてミフリ社長は何を見ているのか・・・・・。(あ、あそこに古いフェルトがある・・・・)

DSC_0148 [640x480].JPG



困ったことに、ミフリ社長は古いものにしか興味がない。
言いかえれば古けりゃ何でもいい、とも言える。

それはさておき・・・・・・。







トルコに有名フェルト工房はいくつかあるが、地域の産業として発達し、今でも何軒かで職人たちが伝統的かつ実用向けのフェルトを作っているのがこの町。

(ただ来るごとに職人さんの数も工房の数も減っているけど。)

伝統的かつ実用向けのフェルトって・・・・いったい何だろうと思うことだろう。








テントの中の大きく長い敷物や、遊牧民が寒い冬にコートとして着るケペネッキなどである。



テントの中に敷物は、アンタルヤの遊牧民のテントの中でも実際使われていたし、コンヤの土壁の家屋の床にも敷かれているのを見た。
オールドフェルトはその後、カットされて「フェルトのお守り」やフェルトのバックなど観光客向けのお土産品に変わってしまったが・・・・・なんともったいないことだろう。でも使う機会がなくなったということなのだろう。



私も個人的に古い大きなフェルトを持っていたけど下に敷いているだけで温かい。ただ保管が難しいのでやはり処分してしまったけど・・・・。




ケペネッキは民俗学系の古い写真などでも見ることがあるだろうが、私はアフィヨンやキュタフュヤの遊牧地で冬に遊牧民が(イカ姿になって)実際に着ているのを何度も見たことがある。
本当に使っているのだなあと感動したものである。




DSC_0164 [640x480].JPG




最近では東部の寒い地域からわざわざオーダーがあるらしい。
今でもちゃんと使われているということ。
東部の遊牧を寒い時期に見にいかなくっちゃ・・・・と思う。




ケペネッキの話と画像は別の機会に長々としたいので、(もったいぶって)とっておくことにする。




(続く)



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最終更新日  2010年09月29日 05時03分01秒
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