１４．私と彼女の生きる道
【わたしと彼女の生きる道】
１．女性として生きる。
２．人生設計を立てる。
３．自分の計画を立ててみる。
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１．女性として生きる
男女同権
が叫ばれた時代も終わって、
こうしてわたしが仕事をしていることも世間からも許されるのが一般的になりました。
これは、 『まだお子さんがいらっしゃらない方』を対象にした項
となります。
なぜこんなことを書くか、と言いますと、
あくまで確率の話ですが、自然妊娠は４５歳を超えると、大変確率が低くなるからです。
そうでなくても、生理が安定して妊娠しやすくなる２０代半ばから、徐々に、
数％ずつですが、妊娠しにくくなっているという統計もあります。
あくまで統計です。あなたがそうであるとは限りません。
男女同権。
ご主人の代わりに（または未来のご主人の代わりに）、
あなたが稼いで大黒柱になれる時代はやってきました。
しかし、残念ながら、 ご主人が代わりにお子さんを生んでくれる時代はまだ先
のようです。
『自分の人生のために始めるちっちゃなお店』を考えている人だからこそ、
一度考えてみてほしいと思うのです。
「仕事の計画」とともに「人生の計画」を。
男勝りで仕事に夢を持った「わたし」と、
女性として生まれてきた「彼女」＝わたしが、
両方幸せになる計画ってどんなものでしょう。
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２．人生設計を立てる。
看護学校時代に、『母性看護学』の時間に、自分の人生設計を考える時間がありました。
自分の年齢から始めて、人生設計の棒をひっぱっていくのです。
昔のことで記憶は曖昧ですが、わたしが書いた表はこんな感じです。
|-碧香18歳 看護学校入学
|
|-碧香21歳 ○○病院就職
|
|-碧香23歳 結婚 夫23歳
|
|-碧香24歳 第１子出産
|
|-碧香26歳 第２子出産
|
|-碧香28歳 第３子出産
| 家を建てる
・・・・・・・・・・・・・・
（その他、子供の小学校、中学校、高校、大学入学、親が定年になる年、（介護が必要になる年）、自分と夫の定年まで記入）
この表を見て、看護学校の先生はひと言言いました。
『３年目で子供を生んで、産休を取って、一年育児休暇をとって、働いてすぐまた２人目、
また働いて３人目を生んでたら、どんどん周りの人がキャリアアップしてしまうわよ。』
この言葉に、
「看護学校の先生なら、キャリアよりもお金よりも、子供の命を誕生させる方が尊いと言うべきでしょ！」
と思ったのを覚えています。
ですが、あながち、間違った言葉ではないようですね。
仕事をしている女性は、「産み時」に迷う方も少なくないようです。
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３．自分の計画を立ててみる。
ぜひ、今すぐでかまいません。
紙を一枚用意して、自分の計画を立ててみてください。
寿命はわかりませんから、せめて定年、６０歳くらいまで。
入れるのは、
●自分の仕事の計画（○歳でどれくらいの規模の店にする）という
大まかな夢を入れてもいいです。
●お子さんを望む方は出産の予定の年齢。
●それぞれのお子さんの小学校、中学校、高校、大学の入学する年と、
自分、夫、お子さんそれぞれの年齢。
●親の定年。（介護することになるのが自分なら、その年齢も（おおよそで）
●夫の親の定年。（介護することになるのが自分なら、その年齢も（おおよそで）
これだけの、簡単な表です。
さて、出来上がったら、よく見てください。
ご自分の「ちっちゃなお店」に関しては、３年間は赤字覚悟で計画してみてくださいね。
そうこうしているうちに、
たくさんお子さんがほしいのに、末っ子を産むのがかなりの年齢だったりしていませんか？
４５歳を超えると妊娠の確率がグッと減ります。
様々な要因で、３５歳までに産むのをおすすめする方も多いです。
家を建てるタイミングは失っていませんか？
この計画だと二世帯住宅を建てなきゃ・・・などと見えてくるものはありませんか？
出産、育児、半年の期間は見てくださいね。出店したとたんに妊娠、という計画ではないですか？
育児期間はどれくらい取りましょうか。
その間、借りていたテナントやアパートは引き払いますか？
すぐに働くことにしましょうか。
その間、お子さんのお世話をしてくれる方はいらっしゃいますか。
・・・もちろん、わたしのように、
今の年齢なら３人の子の母だったはずなのに・・・ー.ー；
という計画のズレは当然起こります。
この計画を書いた時点で夫となる予定の人と、 実際は違いますし！！＠o＠；
産まない、という選択もできますし、
定年のない自営業ですから、「死ぬまで現役」かもしれませんが、
とりあえず、今の夢で書いてみましょう。
こう見ると、ちっちゃなお店の計画は、ひとりの夢の計画ではなく、
わたしと周りの人、みんなの計画なんですね。
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幸せな仕事人、だけでなく、トータルで幸せな人に☆
