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先日、漢方をもらいに耳鼻咽喉科に行きました。更年期真っ只中のお年頃なので、これ以上乱れないように予防のために。(耳鼻咽喉科なのに、耳鼻科以外でも診てくれて漢方を処方してくれます。 私は先生のおかげ漢方を飲むと心も体もいい調子に整います。)いつ行っても小さな子どもがいて、診察のときは例外なく大声で泣いてます。医者が怖い、診察が嫌い、薬がイヤ、大人でもそういう気持ちなるのに、小さな子どもだったら、そのストレスって大きいんだろうなと思いますよね。もちろん、体の中で弱い部分があることは仕方ないので、きちんと治療してもらうことは必要です。でも、毎日の生活を見直すだけで良くなっていくことが多いのではないか、と、ついつい思ってしまうのです。子どもが好きだからと、手軽だからと、真冬でもバナナをあげる。家の冷蔵庫にはいつでもジュースが入ってる。一年中麦茶が冷えているもしかしたら、バナナをやめたら鼻水が少しでもよくなるかもしれない。ジュースをやめたらゼロゼロ言う咳がおさまるかもしれない。あくまでも【仮定】の話ですが、もしかしたら・・・の可能性があるのなら、止めてみるのもひとつの「治療」ではないかと思うのです。バナナが、ジュースが、冷たい麦茶が子どもの鼻水や咳の原因になっているとは思わないから、スーパーに行けばバナナを買い、冷蔵庫には冷たい飲み物を補充するんですね。このブログを読んでいる心当たりのある方は、今日からやめてみてはいかがでしょうか。完全に鼻水・咳が止まるには時間がかかるかもしれません。でも、子どもが小さければ小さいほど、快方にむかう時間は短いようです。どんなに気をつけていても、子どもは何度も風邪をひきます。鼻水も咳も出ます。子どもは大きく成長するときに熱を発します。それは必要だからです。同じように風邪をひいたり、病気になったりして少しずつ免疫をつけていくことも必要なのです。病気に負けない力が自分の体にあれば、必要のある病気を上手にやり過ごし、免疫をつけ、さらに強い体にしていくことができます。自分の弱い部分も十分補える体力がつきます。何も弱点がない人なんていないのですから。体調が悪いときのお母さんの手のひらは、どんなに効果のある薬より、子どもにとって必要なものになりますね。お母さんになった人も、じぶんが小さいときのことを思い出してください。体がつらいとき、お母さんがそばにいてくれるだけでどんなに安心できたか。たったそれだけでもうれしいのに、お母さんの手でケアをすることで症状が軽くなったら、子どもにとってお母さんの手はまさに魔法の手のように感じるはずです。子どもの食事とケア法、季節ごとにお話していきます。「赤ちゃんとの生活」始まります。まずは【冬編】です。頑張り過ぎない育児家族が健康になる生活毎日が楽しくなる育児子どもがかわいいと思う生活全ての女性がイキイキと暮らす毎日になることを食と生活から提案していきます。
2014.11.26
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11月24日から1泊で日光の移動教室に行って来た娘。今日、17時に学校まで迎えに行きました。 (稲城長沼駅から日光まで電車です。すごいでしょ。南武線には修学旅行用の電車があります) 初日は晴れて紅葉もきれいで、心配していた「いろは坂」のバス移動も酔い止めが効いたらしく「全く気持ち悪くならなかった」とのこと。 二日目はあいにくの雨。日光東照宮を見学してお昼を食べたら終わりです。で、一番楽しかったのは「電車の中」だったとか。まぁ、それはそれで旅のいい思い出ですよね。娘の担任は「男女が別れないよう、一緒に学べる遊べるクラスにします」という方針なので、放課後も一緒に遊んでます。行き帰りの電車の座席表も娘たちのクラスだけ、男女市松模様に座っていました。 (他のクラスは男女別れていました)それを嫌がるでもなく、楽しむ子どもたち。先生の力量なのか、子どもたちの質なのか。両方なのか。ともかく、思春期に差し掛かっている小学6年生の子どもたちが、そんなお年頃でも男女仲良くしているのを見るのは、微笑ましいですね。さて、祝日が移動教室に重なってしまったため、今週金曜日は振り替え休日になります。そんな日に行くところといえば、TDL。 娘とその友達を連れて行ってきます(事情があって大人は私一人)。 頑張ってきます。
2014.11.25
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冬になると、心配なのが、インフルエンザや胃腸炎。特に生まれたての赤ちゃんがいると、「風邪なんて引かせたら大変」ってドキドキしていませんか。生活の工夫で風邪はある程度防げるし、お母さんのお手当ては、子どもにとって「お母さんのやさしい手を感じる」至福の治療になるのではないのかな。ケアの引き出しっていっぱい持っていると、それがお母さんの強みになりますね。暮らしや食事、ケア法をアーユルヴェーダや日本の伝統などから赤ちゃんとの生活にすぐに役立つものを季節ごとにお伝えしていきます。まずは、風邪の心配が一番多い冬の過ごし方をお伝えします。2回連続講座(月1回ずつ)となっています。連続でご参加ください。1回目 自分の体質を知る(アーユルヴェーダの体質より) 食事のポイント、生活のポイント さらに年末に向けて特に注意すべきこと。2回目 日常のケア、軽い症状がでたときのケア、デトックス効果のあるケア(大人向け) さらに春に向けての体づくり1回目は自分の体質を知ることで、特に気をつけなければいけないことが見えてきます。2回目はケアを中心にお伝えしていきます。また、デトックス効果のあるオイルケアもお伝えします。舌苔の除去、オイルのうがい、頭・耳・足裏のオイルマッサージ、ガルシャナ(絹の手袋によるマッサージ)など、すぐに使えるケアを実際に試していただきます。日 時 1回目 2014年12月12日(金) 10時~12時 2回目 2015年1月23日(金) 10時~12時場 所 国領 あくろす 和室参加費 各回3000円定 員 各回10名赤ちゃん連れOKです。お申込はneneya★neneyashop.com ←★をアットマークに変えてください。
2014.11.24
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12月2日火曜日、Be born友の会の料理教室です。Be born助産院でお産や入院をしていなくても、Be born助産院なんて全然知らなくて関係なくても、誰でも参加できます。基本の基本。 野菜をおいしく食べられるスパイスを使った下茹で。 体の調子を整えるスープ。 ホッとする豆乳チャイ。 助産院でお出ししている食事の紹介。講師をしている私も全然体が整っていなくて、チョコレートが食べたくなって食べ過ぎて調子悪くなったり、太ってしまったり、関節が痛くなったり。感情のコントロールができなくなったり、後から後から課題がでてくる人生を送っていますが、どうにかこうにか、最悪の事態になる前に持ち直せるのは、自分で体調を整えられる【引き出し】を持っているから思っています。 食生活は生きるうえで大切なこと。 白湯をおいしく感じる、スープが五臓六腑にしみる、 炊きたてのご飯が甘く感じる、旬の野菜がおいしい。 最後はやっぱり自分で作ったものが一番おいしいと思うこと。大人は今までの蓄積があるから、少し長い時間がかかるけど、子どもは素直な体と心を持っているので、本当においしいものをおいしいと感じてくれるのに時間はかかりません。子どもができて、初めて食の大切さに目覚めた方。特別なことをしなくても、高いお金を払わなくても、お母さんの手があれば、おいしい食事ができること。そんなことをお伝えしている料理教室です。食材は期間限定で有機野菜のビオマルシェさんからの提供で、おいしくて安全なお米や野菜を使っています。お友達と誘い合って是非いらしてください。〓 料理教室 詳細 〓日 時 : 2014年12月2日火曜日 11時から14時まで場 所 : 世田谷区 上北沢区民センター 調理室参加費 : 3500円(期間限定。通常価格4000円)定 員 : 10名 残2申込み : neneya★neneyashop.com ←★をアットマークに変えてください 赤ちゃん連れOKです。 私が作りますので、赤ちゃんを抱っこしたまま見てください。 作ったものをランチで召し上がっていただきます。
2014.11.23
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うずまきクッションの説明書ありますか?とよく聞かれるのですが、簡単に文章で書いたものしかありませんでした。今までは、Be born助産院で入院中に実際使った方や、母子サロンなどや出張ケアで助産師さんから使い方の指導を受けた方が購入することが多かったので、そんな簡単な説明書でも間に合っていたのですが・・・最近は、ネットや雑誌でご覧になった方が「使ってみたい」と思っていただけるようになってきたので、きちんとした写真入りの説明書を作ることにしました。せっかく買っていただいても、「どうやって使うの?」「赤ちゃんが大きくなったら使えない?」なんてことで、押入れにしまいこんでしまう方もいるとかいないとか。ある助産師さん曰く「うずまきクッションは気持ちよすぎて、人間がダメになる」なんてことをおっしゃってくださっているぐらい、使い方によっては、本当に気持ちがよく、赤ちゃんに限らず使っていただけるものなのです。ちなみに、わが娘12歳小学6年生ですが、毎日お布団に入れて、抱き枕として寝てますよ。朝起こしにいくと、うずまきクッションの中に丸まってかわいく寝ています。冬は特に温かくて気持ちがいいんだそうです。足を少し高くすることもできるので、疲れたときには最高!!なんて言ってくれています。その説明書に使う写真を、カメラマンさんに撮っていただけることになり、今日、撮影会第一弾として11ヶ月の赤ちゃんと妊婦さんのお宅にお邪魔してきました。もう一回撮影があり、その後説明書の作成に入ります。私の予定としては来年1月下旬には印刷まで出来上がっていたいのですが、どうでしょうか・・・。この説明書、もし必要な方がいらしたらお分けいたします。すでにうずまきクッションをお持ちの方でしたら、1部送料無料でお送りします。出来上がりまで、もうしばらくかかりますが、必要な方は私宛にメールくださいね。neneya★neneyashop.com → ★をアットマークに変えてください。
2014.11.20
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11月27日に予定している【座談会】第一回のテーマは「帝王切開」の予定でした。テーマが重かったかな?それとも「帝王切開」について気にする方はいないのかな?気にしないなら、それが一番です。人に言うまでもなく、自分の中で消化できているということであれば、こんな座談会でわざわざ話す必要なんてないですからね。というわけで、お申込みをされる方がいらっしゃらないので、急遽、座談会のテーマは「フリートーク」としました。参加費も初座談会なので、500円とします。色々と変わってすみません。お茶を飲みながら、取り留めのないことを話すって結構大事だったりします。意外にスッキリします。私のことを知らない方は「どんな人が主催なのかな」と不安に思うかもしれませんが、普通のおばさんです。助産院でバイトをしていて、アーユルヴェーダを勉強していて、子育てが人生のテーマになっていて、我が子がとても愛しくて(流産を2回経験しています)その子たちがいつも私の学びとなってくれていて、どんどん、生きることがラクになってきています。妊娠・出産・育児がこれほどまで自分の人生を変えてしまうとは思ってもみなかった。そんな普通の女性です。でも、育児が楽しくなるコツ、たくさん知ってます。自分が楽しく生きるコツも知ってます。・家族が健康に暮らしていきたい・子どもを信じられる親になりたい・いつも明るいお母さんでいたい・産後の体の不調を早く元通りにしたい・パートナーとの仲をもっと良くしたい・産後の心の不調をどうにかしたい・復職について悩んでいる・妊娠・出産時のモヤモヤを晴らしたいそんな方がいらしたら、是非座談会に参加してください。答えはいつも自分の中にあります。子どもが子どもらしく、その子の持っているチカラを活かして生きていけるようそしてお母さんはそんな子どもを微笑ましく見守れるようそんな子育てができたらいいなと思っています。日本の伝統、日本人の体質、アーユルヴェーダの教え、自然からの学び、地に足つけた生活ができるよう、おせっかいをし続けたいと思っています。場 所:国領「あくろす」和室日 時:2014年11月27日(木)12時30分~14時30分参加費:500円定 員:10名お申し込み・お問い合わせはこちらです。neneya★neneyashop.com →★をアットマークに変えてください。
2014.11.15
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先日「頑張り過ぎないのがいいですよ」という記事を書きました。そして昨日心屋仁之助さんのブログにこんな事が書いてありました。まさに、私が伝えたい「育児」がここにあります。「やりたくないことはやめて やりいことをやる」~心屋仁之助さんのブログより~もちろん、子どもを放っておいて、好きなことをやるということではありません。私のブログですよ。いかにラクに楽しく育児をやるか、いかに自分の中から子どもを愛しいと思う気持ちを湧き出させるかか。この「湧き出る」が重要なんですよ。これは、決して【努力】で勝ち取るものではないのです。頭で考えた努力は、育児に限って言えば「そんなものはいらない」のです。もし、あえてこれを努力というのならば 毎日のおっぱいとだっことオムツ替え。これは、がんばってやってほしいことですね。産直後のお母さんにはまだまだ母性が少なくて。お母さんの体の奥に潜んでいる母性をたくさんにしてもらいたくて生まれたばかりの赤ちゃんは、たくさん泣いて、たくさんおっぱいほしがって、たくさんオムツをかえてほしいと泣く。こうして、お母さんがこの仕事をしなければいけない状況にしてくれる。たくさん抱っこする、たくさんおっぱい飲ませる、気持ちが悪い汚れたオムツを替える。そうしているうちに、抱っこをたくさんしているうちにお母さんから母性が湧き出てくる。もしかしたら、義務感だけで授乳していたかもしれないけど、ある日突然我が子の唇がとてもかわいく見えるときが来る。これって、我が子を抱くという行為以外でやろうとしたら、ものすごく時間がかかり、ものすごく大変なんだと思います。私たちの体って、本当にすばらしくプログラミングされているのです。つらい体に鞭打つような育児はナンセンス。ラクにラクに、自分がラクにおっぱいあげられるようにたくさんのクッションを使ってみる、とか夜中は寝たまま授乳してみる、とかひとりで頑張り過ぎない、とかたまには家事をそぼってみる、とか体がラクになってきたら、授乳姿勢も自分と赤ちゃんにぴったりのスタイルが見つかるし、パートナーに「手伝って」ってかわいく甘えることもできるし、上手に休むコツを覚えたり、気がついたら、赤ちゃんも少し大きくなって、あやしたら笑ってくれて、毎日毎日成長が見れて、少しずつ、赤ちゃんがいる生活に慣れてきている自分に気がつくはずです。自分のスタイルが見つかるのです。この自分のスタイルが一番ラクなはずです。赤ちゃんとはいえ、誰かのお世話をするのは大変なのです。【楽しく、ラクに】なんていってるけど、私だって髪を振り乱し、泣いたり、わめいたり、落ち込んだりしながらそれでも、目の前には赤ちゃんがいつも一緒にいるのです。24時間お世話をしなければならないのです。自分の寝たい時間になんて寝れないのです。コーヒーをゆっくり飲む時間だってないのです。ひとりになんてなれないのです。だからこそ、楽しんで。もしかしたら、間違っているかも知れない言葉だと思っても、その言葉を聞いたこころがラクになったらのなら、それはあなたにとって「本当のこと」なんです。私にとっての救いの言葉は「おっぱいは、赤ちゃんのお薬になるよ」でした。具合が悪い我が子が一日中おっぱいをくわえていても「お薬がほしいだけ」と思ったら、イライラもせず私もそれに付き合うことができました。もし、知らなかったら弱っている娘を前に「いつまでおっぱい飲んでるの!!!」と言ってしまったかもしれません。あなたが今信じようとしていることはあなたにとって心が軽くなることですか?余計に大変になることですか?
2014.11.11
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日本人なら米を食べよう!なんて、どこかの広告みたいですがこれは私のお願いです。特に小さな子どもには、主食は米。朝晩は米。炊きたてのご飯とみそ汁。たまにスープ。もし、可能であれば、分つき米とか胚芽米とかそういうもので、さらに可能であれば、極力有機栽培で。後半2行は無理しなくていいです。子どもと一緒にずっと過ごせる間は、この「炊きたてご飯」も結構できるものですよ。私は、昼も鍋で炊いていました。(鍋でご飯を炊くと、炊飯器よりも早くできます。30分後には食べられますよ)何で、米を食べるのがいいのかというと、私たちの腸はお米を消化するのに都合の良い長さになっているのです。お米は便の素になります。重量があるので食べたら出ます。腸にへばりつくのは、パンのグルテンです。これは便秘になります。そうです、子どもの快便のためにはお米を食べるのが一番です。ご飯は甘いです。水分もたくさん含んでいます。これはアーユルヴェーダのドーシャで言うところの「カパ」の質を高めます。0歳から16(30)歳までのカパの時代は、カパのバランスがやや高くなります。この時代にしっかりとご飯を食べると落ち着きがある子どもにしてくれます。忍耐強くなります。安定したこころをもつ子どもになります。丈夫で強い体になります。この特徴はまさにカパの特徴と一致します。子どもの頃の朝晩のご飯で、何もしなくても上のようなからだとこころをもった子どもになるんですよ。ご飯を炊くということは、空風火水土の全てを使い、それがバランスよく仕事をしたときにおいしいご飯が炊けるのです。風が強すぎたら、火が消えて生煮えの硬いご飯になる火が強すぎたら、ご飯が焦げてしまう水が多ければ、ぐちゃぐちゃのご飯になってしまう。おいしいご飯はそれだけでバランスが取れているとも言えるのです。育児中は「これをやるといい」とか「あれをやるといい」とか色々なことが言われています。そんなにたくさんできない。ひとつなら、できるかも。そんな方には是非「炊きたてのご飯を朝晩食べさせる」育児をしてみてください。それだけでいいです。あとは、みそ汁と1品野菜のおかずがあれば、子どもちゃんと成長していきます。きちんと便ができる子になります。みずみずしい肌の子どもになります。是非お試しください。注意:あくまでもアレルギーや疾病のない子に対しての育児のアドバイスとなります。
2014.11.10
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おむすびは作りたてよりも少し時間がたった方が美味しいというのは、誰しも経験の中で感じていることですよね。 【おむすび、おにぎりの呼び方は諸説あるようです。 私は母が使っていた「おむすび」が一番しっくり来るので、つかわせていだたきます。】アーユルヴェーダの考え方だと、握ってから3時間以内に食べないとダメなのですが、おむすびに限っては、3時間以上たってからでもいいと思っています。なぜなら、ご飯を握るときにお母さんの手のひらで握るから。お母さんの手のひらはやさしくて、その手に触ってもらえたら、痛かったところも何故か痛みが引いてくる気がします。そんなエネルギーのあるお母さんの手で握ったおにぎりが美味しくないわけありません。何時間たって、たとえそのもののオージャスが減ったとしても、それを上回るお母さんの愛が握りこまれている。そう考えるからです。今は、ラップでご飯を丸める、なんてことが主流のようで、私が「直接手で握ってください」というと、ビックリされる方が多いのですが、おむすびは炊きたてのご飯を手で握ってください。子どもを持った女性の手のひらからは、ものすごく強いエネルギーが出ています。それを使わない手はありません。ミクロ的に考えると、手のひらにはたくさんの雑菌がいるから、握ってからすぐでないと、雑菌が増えます。なんてことを大学で教わりました。「え~、私なんて握ってから何時間もたったおむすびを今まで何度も食べたけど、 一度もおなか痛くなったことないよ~。変なの。」と思ってしまった。最近、その手に存在する菌と塩の反応で発酵してそれがおむすびを美味しくしていると書いてあるのを見ました。これは「その通りだな」と思いました。私の中で、どちらが心にストンと落ちてきたか、後者なのですが、それを大切にしています。子どもにとって、お母さんの手作りの食事は、デパ地下で買ってきた、とても美味しく高価なものよりも、子どものこころとからだの成長にとてもいい影響を与えます。少しぐらい形が悪くても、しょっぱすぎても、具が何もなくても、何倍も何倍も、子どもにやさしい食事になります。おむすびを食べるとき、そこにはお母さんの姿がないことが多いです。でも、おむすびを通じて、お母さんを感じます。それが大切なんだと思います。何を大切にするか。何が子どものこころと体を育てるか。もう一度、考えるときが今なのだと思っています。
2014.11.09
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私たち、頑張りすぎてしまうみたいです。どうしても体が動かないことだってあります。いいとわかっていても、できないときもあります。そんな時は、どうぞ立ち止まる勇気を持ってください。何にもしない一日を作ってみてください。産後は頭がボーッとしていていいんですよ。それが【正解】です。これは正しい情報ですよ。物忘れがひどくなるのも、覚えられないのも、産後だからです。ずっーっと続きません。産後、お母さんの頭がシャキシャキ働いてしまったら、あれもしたい、これもしたい、仕事をしなくちゃ、趣味のあれもやらなくちゃ、こうなってしまったら、赤ちゃんのことお世話することできなくなってしまいます。少しボーッとしてるから、何にも考えられないから、赤ちゃんを抱いて、ゆっくりおっぱいあげて、一緒に寝て、ゆっくりを楽しむことができるのです。「社会に取り残された気がして焦る」という方もいらっしゃいますが、産後の一年間をゆっくり過ごした方ほど、さらにパワーアップして、さらにキレイになられて自分の道を楽しんでいらっしゃいます。そして、産後ゆっくりお母さんに育てられた赤ちゃんは、時期が来たら、自分の足でしっかりと歩いていける子どもになります。ストレスに強い人になります。お母さんという強い味方がいることが、子どもにとって何よりも大きな力になるのです。無理をしなくていいと思います。それぞれのスピードがあると思いますよ。少し歩くのが早い人もいれば、ゆっくりの人もいて、子どもの成長と同じです。それには、まずは自分の体調を整えてくださいね。漢方や鍼灸や整体、産後ケアを受けてもいいと思います。「あっ、これ気持ちよさそうだな」と思うものがあったら、行ってみてはいかがでしょうか。産後ケアはBe born助産院でも受けられます。漢方や鍼灸や整体はこちらでご確認ください。ちなみに、私は産後ケアを受けたらそれまで止まっていたものが動き出して、元気になりました。体のケア、心のケア、お好きな方からケアしてみませんか。結局はつながっているので、どちらかが「気持ちいいな」「スッキリしたな」と思ったらもう一方も気持ちよくスッキリするんですよ。産後はそうやって助けてくれるところがたくさんあります。そして、すぐに効果も出るのです。今がやるときです。
2014.11.08
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特に、育児中は。本能のおもむくまま。目の前にまっすぐ自分を見つめる子どもを 抱きしめたいと思ったら、抱きしめてあげください。 泣いている子が愛おしいと思ったら、しっかり抱きしめてあげてください。 かわいいと思ったら、頬を合わせてみてください。誰かか言った「おっぱいは○歳までに止めないと○○になりますよ」という言葉が、もし自分の中でしっくりときたら止めるとき。「そうかな?」と思ったら、その気持ちを信じて。誰かが言った【その通り】の育児をしたら、いい子になるのかな?目の前の自分の子どもを見てください。お母さんに何を求めていますか?お母さんと一緒にいる時間お母さんと一緒に寝る布団お母さんの匂いお母さんの手お母さんのやさしい言葉お母さんが作る料理子どもが子どもらしく、自分を肯定して生きていけるように。その子が持っている「生きる力」を最大限に使えるように。そんな子どもになって欲しいと思ったら、やっぱり「その子」を見ることが一番なんです。近くにいるお母さんの影響って、当たり前だけど大きいのです。お母さんの持っている本能が働くように、産後の女性は頭で考えることをやめてみましょう。ネットや育児書に頼ることもやめてみましょう。せめて、育児書は「これ」と思うものを1冊手元において。ネットはあまりにも情報が多すぎて、鵜呑みにすることはやめてみませんか。産後の体をゆっくり休ませて、赤ちゃんと一緒に過ごしてください。泣いたらおっぱい。泣いたら抱っこ。少し大きくなったら、コチョコチョしてあげたら喜びます。キャッキャッと声をたてて笑います。スマホを眉間にシワを寄せて見ている間に赤ちゃんはあっという間に成長してしまいます。毎日毎日可愛いしぐさを見せてくれるのに、それを見逃すのはもったいない。分かっているけど・・・という方はBe born助産院のベビーマッサージ教室に来ていただくか、私の赤ちゃん教室や座談会に来てみてください。何かヒントがあると思います。体もココロもユルユルになると思います。そうしたら、育児中のイライラが育児中の楽しみに変わって、不安も心配も手放して、自分の子どもが今まで以上に愛おしくなります。きっとそうなります。心からの愛があふれる育児ができるお母さんを増やしたい。ただ、それだけです。
2014.11.07
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ねねやでは、座談会もやっていこうと思っています。講座では、私からの一方通行。情報をこちらから伝えることばかりでしたが、やっぱり、胸にたまったものは出したほうがいいと思うのです。まずはテーマ「お産のこと ~帝王切開~」です。私も帝王切開です。このブログを始めから読んでいただくと、度々書いてありますが、54時間の陣痛の末、赤ちゃんの心音が下がったための緊急帝王切開となりました。望んでいたわけはなかったのですが、さすがに54時間の陣痛は疲れてしまっていたので、帝王切開に決まったときは「ホッと」したのを覚えています。無事にお産が終わったことを友達に報告したとき、私は「残念ながら帝王切開だった」と言ってしまいました。決して心から思っていたわけではなかったのですが、その時、口から出てしまったのです。友達は「どう生まれても関係ない。無事に生まれてきたのならそんなことは関係ない」と半分怒ったように言ってくれました。その言葉で私は心の中でモヤモヤしていたものが晴れて行ったような気がしました。そして、その言葉に涙が出ました。ただ、そういうことを言ってくれたのは、後にも先にもその友達だけです。お見舞いに来た会社の人も、勉強をしていく中で知り合う人も、皆といっていいほど「やっぱり、帝王切開だとね・・・」というのです。そういわれると、傷つかないわけはなく、心がいつも「チクッ」とします。でも、「チクッ」とするだけで引きずりません。その「チクッ」と感じる時間もだんだん短くなってきました。「娘が無事に生まれてきた」そして「とても健やかに育っている」これが全てです。産後の今も「お産の時の気持ち」を引きずっているのであれば、すっきりと手放しませんか。ただ、聞くだけでもいいです。お待ちしています。場 所:国領「あくろす」和室日 時:2014年11月27日(木)12時30分~14時30分参加費:1500円定 員:5名
2014.11.05
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父方の祖母が10月30日に永眠しました。100歳でした。祖父が亡くなったのが、28年前。その翌年に1人で遊びに行ったのが最後になり、27年会っていませんでした。私が祖母に会いにいってしばらくしてから1人で暮らすのが難しくなり、家を処分してホームに入ることになったような気がします。その後、私も忙しさを理由に会いにいくこともせず、その間に祖母は昔の記憶をまったく無くしていきました。ストレスがない生活になったので、長生きをすると医師からは言われてのですが、本当に25年以上もゆっくりとした時間の中で自分の時間を生きていました。私の娘が11月1日に怖い夢を見たと言ってきました。普段は夢を見ないのに、その日は体が冷たくなるほど怖かったと。もしかして、誰かがお別れに来たのかなと言っていたのですが、祖母だったのかもしれません。夢を見たその日は、ちょうどお通夜の日に当たります。一度も逢ってもらえなかったけど、最後にひ孫に会いに来てくれたのかもしれません。私の母方の祖父と祖母は母が生まれてすぐに亡くなっているので、私にとって「おばあちゃん」と呼べる人はひとりでした。小学生の頃、おばあちゃんの後について、野菜を採りに行ったとき、蛙が怖くて歩けなくなった私を見て笑っていたおばあちゃんを思い出しました。遊びに行くと必ず作ってくれる茶碗蒸しが甘くてまずくてやっとの思いで食べたこともお茶碗2杯分の大きなおにぎりなのに、まわりに塩がついていなくて梅干にたどり着くまで大変だったことも、立ち葵を見ると夏を感じ、懐かしさを覚えるのもおばあちゃんの家の庭にたくさん咲いていたからで、おばあちゃんの庭にある大きなイチョウの木は遠くからタクシーに乗ってもそのイチョウの木を言えば運転手さんがわかるほどの目印になるぐらい大きくて、裏山のキノコ採りは、イソギンチャクみたいな形のキノコしか採れなかった。あまり田舎に遊びに行かなかったと思っていたけど、私の中に思い出はたくさんあるな。長寿を全うしたとしても、やっぱり命が終わるときは悲しい。さようなら、おばあちゃん
2014.11.03
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