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2008.05.28
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カテゴリ: 考えるヒント
脳とクラシック



すべては音楽から生れる/茂木健一郎


『脳とクラシック』

 音楽は、私たちの命そのものと深くかかわっている。たとえば、リズム。どのようなタイミングで、何が鳴り響くか。あるいは、、ハーモニー。響き合い、溶け合い、新たなものが生み出されること。

 私たちもまた、脳の中にさまざまな音楽を響かせている。一千億の神経細胞がともに活動し、感じ、動く。脳には、一つの「オーケストラ」があると言って良いのである。

 (中略)

 バッハのゴルトベルク変奏曲に始まり、ライヒの六重奏曲に終わるこのセレクションは、クラシックの長い歴史の中でもとびっきりの個性を集めたもの。その輝きにひたり、溶け合うことで、あなたの脳の中の音楽をより良きものにすることができる。

 良い音楽を脳の中に鳴り響かせることは、生きるということを充実させるためにどうしても必要なこと。時の吟味を経た音楽が脳の中の神経細胞が奏でる音楽と響き合う時、私たちの命は躍動し、世界は今までよりも楽しく深い場所であるように感じられる。この地上にこれ以上の福音はない。



 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪



知らぬ間に耳に残っていて、「どこかで聴いたことがあるなぁ」



記憶に残る音楽は、脳細胞がひとたび快感として受け入れると

活性化回路が出来上がるのかもしれません。



そんな曲が2つ選ばれています。

バッハの「G線上のアリア」とベートーヴェンの交響曲「田園」。

いずれもBGMで耳にするのと、いざ聴かんと構えるのとでは

聴こえ方に微妙な違いがあります。



いわゆる「サビ」の印象は同じでも、他の部分とのバランスに

注意が向くからでしょうか。

マクロ的鑑賞からミクロ的鑑賞へと、聴き込まなければ解らない

味わいがあるのかもしれません。





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Last updated  2008.05.28 18:17:31
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