みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

メモ2 New! 4畳半2間さん

ブログ支援のお願い New! Condor3333さん

1841サンユー建設MBO… Night0878さん

【株価】レーティン… わくわく303さん

減酒2日目 slowlysheepさん

尾家産業、九州リー… 征野三朗さん

週間パフォーマンス… らすかる0555さん

【重要なお知らせ】… 楽天ブログスタッフさん

AI競争は中国が勝つ… fuzzo728さん

10月末運用成績&PF mk4274さん

Keyword Search

▼キーワード検索

May 6, 2012
XML
カテゴリ: 株式投資全般
 ゴールデンウィークの後半は、1人当たりの国民所得が世界3位でアジア1位(2011年)のシンガポールへ出かけており、つい先ほどようやく家に戻りました。ちなみに日本の1人当たりの国民所得は世界19位↓、韓国は世界24位↑です。「ゆとり教育」、「無能な政治」が国力を容易に崩壊させることが出来ることの証明ですし、現在の日本はまだその「壮大な社会実験」を実行中なので、投資家としては本当に残念な状況ですね。

 さて、私がシンガポールへ出かけるのは15年振り位の事でした。私が以前訪れた時もアジア有数の繁栄を誇る国で、当時バックパッカーをしながらアジア各地を放浪していた私には物価が高くて過ごしにくい国でしたが(笑)、今回は当時とはレベルの違うその豊かさにまさに息をのみました。15年前には1人当たりの国民所得は日本がシンガポールの2倍近かったわけですが、今ではシンガポールが日本の1.5倍です。日本のこの「失われた20年」がどれほど大きなものだったのかを投資家として実感できる貴重な体験でした。

 シンガポールで強く感じたのは、この15年間の国力の変化をダイレクトに反映した日本企業の凋落振りでした。代わりに韓国企業の躍進振りが目立ちましたね。

IMG_4130.JPG

IMG_4134.JPG

 私が得意とする小売業でも、日系のデパートには往年の勢いは無く伊勢丹の店舗などを見てもまさに「裏寂れた日本の悪いデパートの典型」と言う感じで、地場の勢いのある店舗には全く敵わない感じでした。

IMG_3966.JPG

 ただ、そんな中で目を引いたのが、日本では数々の不祥事連発で瀕死の状態に陥っている3053ペッパーフードサービスの店舗の戦闘力の高さでした。

IMG_3970.JPG

IMG_3964.JPG

 路面店ばかりでなく、多くの競合店舗が立ち並ぶフードコートでもペッパーランチの前だけは常に行列が出来ており、明らかに有数の人気振りでした。

R0072030.JPG

 思えば日本でも不祥事を起こす前のペッパーランチはまさに破竹の勢いだったわけで、そのビジネスモデルはやはり優れているのかな?と改めて思いました。ただ現状のペッパーフードサービスは、利益剰余金マイナス、PBR14.3!、PER14.1と「完全に死んでいたのが、点滴だらけでようやくベッドから這い出た」くらいの状況で、単純に「東南アジアで強いからまた頑張ってたくさん買おう」というステージには全くいませんが、今後の業績推移を注意深く見て行こうとは思いました。(続く)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 6, 2012 09:35:55 PM
[株式投資全般] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: