ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

飛び出した


言っていない事が聞こえたり、いない人の声が聞こえたり・・・
人が怖くて、何が真実なのか、誰を信じていいのかわからない。
私が、ほんとにおかしいの?
私は主治医の外勤先に電話して、後輩の先生に繋いで貰った。
「ぱんだ?どぉした?まだ、○○先生、外来中だぞ」と。
私は「うん。先生、私、頭がおかしくなっちゃったの。皆がいじめる。助けて」そう言って泣いた。
先生は「大丈夫だ。おかしくなんてないじゃん。ちゃんと話してるだろ?思い過ごしだよ。」
「だって、みんながいじめるんだもん。怖い」
そういう私に「帰っていいって言って貰うまで、頑張るって言ったじゃん。どおしてもダルだったら、いつでも、すぐ部屋あけて待っててやるから、○○先生信じて頑張れ。今日の事は言わないでやるから。今度は○○先生に言ってから電話するんだぞ」となだめられて切った。
すると、今度は、それが引け目に感じてしまった。
どうにもならない。
そんな時にフレッシュの先生にムンテラがあると面談室に呼ばれた。
私は、主治医がいると思って行ったのに先生しかいなかった。
「○○先生は?」と聞くと
「俺の独断のムンテラだから」私は怯えた。
怖い・・・
「年も近いし、仲良くなれたらなって思って・・・」
話が始まった。
病室に戻ると、私は、もう耐えられない。
主治医が来て、精神科の先生に依頼してくれた。
でも、そこで言われた事は「しっかりしてるから大丈夫。少し様子見させてください。」
捨てられた気分だった。もう涙が止まらない。
小児科の頃の先生や仲良い看護師さん、友達、みんなに電話した。
真実が知りたくて。
「私がおかしいの?私が・・・」
誰もが私に限って。そう思っていた。
そして、その日の夜。
同じ部屋にいた若い子が「頭痛が酷くて寝れない」そう言った時だった。
フレッシュの先生と見た先は私だった。
勿論、私のせいと言いたかったわけではないと思う。
けど、泣き続ける私がいて、少なからず、何か思わない人はいないだろう。
私のせいだ。
私のせいで、皆がイヤな思いをしてる。
皆が笑ってくれなくなる。治療の妨げになる。
私はいちゃいけない。私がいたら・・・
消灯になると、隠し持っていた外出届けを持って外に出た。
自分の力では、外まで行けない。
歩行器を下の待合のところに置くと、通りかかった、どこかの看護師さんに手を借りて外に出た。
最初は私の慕う、前の下の先生に電話しようと思った。
でも、絶対に見捨てない性格だとわかっていたから言えなかった。
私に残されるのは・・・
そんな時に他のチ-ムの先生が。
逃げなくちゃ!逃げられない・・・
私は、もう飛び込むしかないと思って、病院の前の大きな道路に飛び込もうとした。
すると先生捕まえた。かじらくられ、体当たりされ、もう動けない。
「誰か~。助けて。さらわれる~。この人、頭おかしいです!!」
叫ぶ私。必死で止める先生。
病棟に電話され捕獲された。
病棟に戻されると主治医の指示で縛っておいてと。
私は一晩中「あんたもあんたも、みんな敵!!信じてたのに。怒らないで。怒らないで」
そう言って泣き続けた。
私には、もう誰も信じられる人がいなかった。

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