ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

七福神


手がかかる程、ナースセンターの近くというのは、どこも同じなのかな?
お婆ちゃん達は皆、しっかりしているので、お話も楽しくて(^O^)
ところが、私の前の90才代のお婆ちゃん、老人ホームからの入院だったのだけれど、言葉が少し不自由で、部屋の人や先生、看護師さんに話が伝わりません。
でも、私には口の動きやしぐさで、言葉が読めたんです。
老人ホームでは、いつも叩かれるようで、叩かれるから帰りたくないとか、先生や看護師さんは、自分が話す事がわからないから話さないとか、戦争の話とか…
沢山、沢山、お話してくれて。
一緒に手を動かしたりするリハビリもしました。
そんなある日でした。看護師さんが
『ぱんだちゃん、通訳頼んでいい?』と。
話を聞くと、オムツ交換の事でした。
私は、処置も大変だったので、やってくれる人がいるなら誰でも良いと諦めて来ていましたが、病気なれしていない、お婆ちゃんには男性看護師さんに交換されるのはイヤだったんですね。
『私は男はやだ。あっち行け』って…
後から話したら、いくつになっても女は女だと。
確かにそおですよね。
私も普通に変えられるような状況だったら、嫌がったかもしれません。
女性の看護師さんに変わったら機嫌は直ったのですが、当分の間、男性看護師さんは口を聞いて貰えずでした。
お婆ちゃん達は凄く私の事を気に入ってくれて、いつも笑っているので七福神だと言ってくれたんですが、母に話したら何のためらいもなく『体型が?』だって(--;)
確かに当たってはいますが…

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