黒猫雑記帳

黒猫雑記帳

きいちゃん 危機一髪!

きいろ 拾い食いするなよ
きいろ



ある日突然、平和に暮らしていたきいちゃんに、危機が訪れました。


きいろは、よくケポケポと音をさせて何かを吐き出します。
毛玉の時も多いけど、毛糸だったり、ゴムひもだったり、訳のわからないものまで吐き出します。そのたびに、「こんなものまで食べちゃうんだ」と、一生懸命片付けていました。

2005年7月14日(木)、何度も吐こうとするものの、胃液しか出てこないようになりました。

何か吐きたいらしい。
出てこない。

木曜日はかかりつけの動物病院も休みだし、様子を見て金曜日の朝一番に診てもらう事にしました。


三にゃんは、同じようなリズムで生活をし、同じような動きをします。
ヒモをふりまわせば、全員飛んでくるし
煮干しを見せれば、アッと言う間に三にゃん正座しています。(正座はせんだろう)

木曜日は、きいちゃんの元気がなくなっていくのがわかりました。
みんなと同じ動きをしないのです。

きいちゃんは、部屋の隅で丸くなって
「死んじゃうの?」
と私に聞きました。

「きいちゃん、そんなに調子が悪いの?明日の朝一番で病院で診てもらおうね。」


金曜日早朝。動物病院で叱られました。
「もっと早く連れてこないと!」

異物を飲み込んで、一日出ないと命にかかわるのだそうです。
腸で詰まっていたら、腸が腐るのに1日あれば十分な時間との事でした。

「レントゲンで見る限りでは、腸に二箇所何か詰まっている部分があり、これが時間とともに移動してしまえば、たぶん便と一緒に排泄されるので心配ないが、嘔吐が続いているようなので状態としては良くない。たぶんもうダメだと思う。覚悟してください。いったい何を食べたんですか!?何でも口にする子だから、気をつけなきゃいけませんよ!」


「合成樹脂の恐竜の尻尾しか思い当たりません・・・」
前の日に、恐竜の尻尾を吐き出したのです。

「合成樹脂はレントゲンに映りません!他のものですッ!」

きいろが食べてしまいそうなものは、とても神経を使って片付けていたので、やはり恐竜の尻尾しか考えられません。

「シッポ・・・」
「他のものッ!」
え~~ん(T_T)

きいろを入れてきたケージは持って帰るように言われました。
連れて帰るのに、いつもは置いていっても良いと言うのに・・・
連れて帰れないって事?
え~ん(T_T)


その日のお昼過ぎに、動物病院から電話がありました。

「腸の異物は移動をしているので、たぶん出てくるでしょう。バリウムを飲ませてレントゲンを撮ったら、胃に何か入っているようです。そのまま腸に入って排泄されるのが一番良いのですが、何度も嘔吐を繰り返しているのに出てこないし、水も飲まないエサも食べない、状態も良くないので、夜に手術して取り出すことにします。」

こんなような話でした。
弱っている身体のまま、異物が排出される可能性を信じてそのままにするのと
まったくリスクがないとは言えない手術をして、早急に異物を取り出して回復させるのか
どちらも大変ですが、選択しなくてはならないとしたら、”手術”という事になるのでしょう。



胃から出てきたのは、親指の第一関節あたりまでの大きさの、恐竜の尻尾でした。


私は、きっと元気になって帰ってくると信じて、きいろが帰って来るのを待ちました。


動物病院で三泊四日して、帰ってきたきいちゃん。


退院の日 お腹が痛々しいよ


数回でしたが血尿があったので、一日一回のお薬を飲ませ、尿路感染症用のキャットフードを食べさせました。
手術前と全く変わらず、すっかり元気です。
獣医さん、ありがとう。

きいろ 良かったね!



お腹の傷を閉じているのは、ワイヤーでした。
痛々しかったです・・・

入院中とても大人しかったので、獣医さんは、退院してもカラーがいらないと判断したのだそうです。
きいろは、帰宅するなりお腹の傷をずっと舐めていました。
ぴんくもくろも、みんなで舐めます。

アッと言う間に傷口から血が染み出してきました。
ぎょえ~ 傷口が開くのじゃなかろうか。

次の日、動物病院は臨時休業。近所の獣医さんに診てもらいました。
9針縫ってある間の場所に、2針追加。カラーをはめ他の猫と隔離した方が良い、上下に移動する運動は避けたほうが良い、と助言をいただきました。



にゃぁ~~~



カラーをはめてしまうと、いつもしていた事ができない。
ボールの水を飲もうとしても、エサと食べようとしても、口が届かない。小さなコップに水とエサを入れてやりました。
部屋の中を歩くたびに、ゴツゴツと音をさせては戸惑っています。
上下運動はいけない、なんて無理です。
気が付くと食器棚の上や、キャットタワーの上にいます。

一日ケージに入れておくのもかわいそうですので、部屋の中にいる時は、ぴんくとくろが傷口を舐めないように見張っていました。(暇人しかできません)
見張りに疲れてきたら、きいろをケージに入れる、ぴんくとくろをケージに入れる、を繰り返しました。


暑いにゃぁ~



7月24日に抜糸の予定でしたが、2針追加した事もあり、一週間延期。

7月30日抜糸。
カラーもはずしました。


探検していいニャか?
8月12日きいろ


手術から約一ヶ月。
皮膚って、こんなに綺麗にくっついてしまうのね・・・と感心するほど、傷口がわからないほど綺麗になりました。
胃にも縫い痕があるのでしょうが、きっと綺麗についている事でしょう。

バリカンで毛を剃られた部分も、少しずつ再生しています。

きいろが飲み込んでしまいそうなモノに、目を光らせなくてはなりません。


ふと、思いました。ノラちゃんはどうしているのだろう。食べちゃいけないと自分で判断するのだろうか・・・
うっかり食べてしまったら、それがノラちゃんの運命とあきらめるのだろうか。
学習できるノラちゃんが、長生きしているってだけの話なのだろうか・・・



※ パソコンに入れているソフトで画像の処理をします。
  画像を軽くしよう(部屋が散らかっている画像を削ろう)とすると
  「透過処理できないっすからね」とソフトが言います。
  私は素直なので、ソフトの言うままデス。
  ッて事で、ここでは画像処理が中途半端なのがバレております。
  日記だとわかんないんですけどね。



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