milkかずのハ-ブ亭

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脳腫瘍闘病記



それは、いつものようにリビングで夕食後のひとときを3匹のチワワたちと過ごしている時の娘との何気ない会話で始まった。

テレビを見ていた娘が「40歳過ぎたら定期的に白内障とか緑内障の検査したほうが 良いみたいだね~!」と言う。どうも最近私の視力が落ちてきた事を気にしてくれている様子である。

テレビではちょうど大橋巨泉氏が自分の緑内障体験談を説明している場面で、同じように母娘揃って片手で片目を押さえ見てみるとやはりどうも変だ!

私の右目の右端は、ポッカリと穴が開いたように見えていない部分がある事にきずいた瞬間であった。

2年前、寝起きに手足がこわばる感じがして来て県病院で検査してもらったところシェーグレン症候群と診断された。

それは、自己免疫疾患の1つで主に涙腺や唾液腺に炎症が起こって涙や唾液などの分泌物が極端に少なくなる病気で、圧倒的に女性に多く40代~60代に多発。関節リウマチ等の他の膠原病に合併している事も少なくない。

ドライアイ、ドライマウスと言った症状が出てきてそれにもようやく慣れてきたところだったので今回もそのせいかなと暢気に思っていた。

しかしこのままどんどん見えなくなって失明してしまう事も無いだろうとたかをくくっていたのがどうもこれは早めに眼科に行ったほうが良さそうだと思い直しさすがの私もちょっとあわて始めた。

かくして診察してもらうと、すでに薬で治療できる段階ではないとの事で緑内障のレーザー手術をするはめになってしまった。

眼圧を下げる為に房水の排水口である網の目状の線維柱帯と言うところにレーザー光線で穴を開けるという手術が行われた。

一般に眼圧が高くなって視神経が侵され視野が狭くなる病気で放って置くとやがて失明する。

40代以上の30人に1人がかかっていると言われている。ゆっくり進行する開放隅角緑内障と急激に起こる閉塞隅角緑内障がある。

症状は、一般に慢性の緑内障は視神経の障害がゆっくりと起こり、視野も狭くなっていく為症状がある程度進行するまで気がつかない事が多い。

その日から4回目の治療が終わった9月6日突然先生の「次回は総合病院でMRIの検査を受けて来て下さい!」と言う指示を受け初めてMRIを体験した。
受付を済ませると更衣室でボタンやチャックの無い病衣に着替えた。やがてひんやりとしたMRI室のベットに仰向けに寝ると騒音防止のヘッドホンを付けられ大きなバスタオルがかけられた。

頭をしっかり固定されベットがするすると移動し、ベットの下のほうからドドドド、、と言う削岩機のような大きな音がしてきて、次にピコピコと言う音。そしてタイヤ交換をする時のドリルのような音が繰り返された。
30~40分、いやもう少し長かったかもしれない。やっと終了して着替えると、結果は明日眼科の先生からありますので今日はこれでお引き取りくださいと言われ、なんていわれるか心配しながらとりあえず岐路に着いた。


次の日眼科のほうに家族の方と一緒に来て下さいという電話を受け娘と一緒にそこでとんでもない病名を告げられたのであった。

次ページに続く♪


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