Baby-Gが産まれるまで #1
朝からすごく気分が悪くて
数日前から風邪のような
だるさと頭痛に襲われて
何もしない日が続いていた。
Darlingは まさか？？！！
と思ったらしく 仕事帰りに
妊娠検査薬を買ってきてくれた。
検査をするため トイレへ・・・
おしっこをかけてみると・・・
・・・・・・・・・・・・・
説明書には １分で反応が出る。
と書いてあったが 数十秒で
反応が 陽性になった！！！
・・・・・・・・・・
嬉しさのあまり パンツもはかず
Darlingの所へ走った。
でも冷静になると 素直に
喜べない私がいた・・。
実は この妊娠が分かる前に
同じ年のJan.に１回 妊娠を
していたんだが あえなく
中絶せずにはいられなかったのだ。
なぜならこの前の年の
Nov.にNYで結婚をして
日本に帰ってきてから
DarlingはMilitaryのため
CSを始めたのだ。
CSとは簡単に言えば 健康診断。
特別な病気とか持っていないかとかね。
それでベース内の病院で
色々な検査をさせられた。
そして説明を受ける際に
”妊娠していますか？？もしくは
妊娠するようにしむけていますか？？”
みたいな事を聞かれて
私達は”妊娠しているかもしれないし
していないかもしれません。
一応 妊娠するようには
しているんですけど・・。
なので それもついでに
調べてほしいんですけど・・。”
と言うと担当の男の人は
”分かりました。採血が終わったら
血の数値で分かりますからね・・。”
と言われた。
何故 このような事を聞かれるか
というと 予防接種も受けなくては
ならなくて その際にMMR（風疹の注射）
も打たなくてはいけないのだ。
その注射は知ってのとおり
もし妊娠していながら
それを打った場合
90％以上の率で 赤ちゃんはダウン症で
産まれてくるという 怖いもの。
日本では危険すぎるために
今は打たれていないみたいだが・・。
話に戻ると 採血をした後
私達は再び 担当の部屋へ
戻った。。
するともう私のデータが
彼の手元にきていて
彼は”データを見ると
数値は妊娠に値するまで
多くなっていないので
予防接種を
受けに行ってください。”
と言われて
私は予防接種を
受けた。。
でもその一週間後
妊娠していた事が判明。
・・・・・・・・・・・・
私達は日本の産婦人科に行き
事情を話すと 担当医は
”確かに産みたいと言う
気持ちは本当に分かるが
確実に奇形児という事には
変わらないし リスクが大きすぎるんでは
ないんでしょうか・・・
今回は諦めたとしても
まだMIMIさんは若いから
チャンスは全然あると思いますよ。”
と言われ 本当に何週間かは
悩んで 泣いた・・・。
私達は産む事も本当に
考えたのだが
Babyの事、自分達の事を
考えても リスクが大きすぎると
話し合って 断念をした。
立ち直るまで
結構時間がかかったし
今思えば
何故 あの時 あの担当の男を
訴えなかったのか・・・
そんな事が浮かばないほど
私達は精神的にまいっていた・・・
でも彼の顔は忘れません・・。
そんな事もあったために
不安もあったし
妊娠検査薬で 確認して
数日後から
出血が始まる。
お腹も少し痛むため
産婦人科へ・・・
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