☆MiMi. J☆

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#5



私みたいのが緊急で 

病院に行っちゃったもんだから

きっと忙しかったのかな??

とか思ったら 言えず・・・。

そして高速を降りたのは 

午後3時頃。

痛さもピークなのに

いまだ救急隊員も搬送先の病院を

探し中・・・。

汗。。。


ようやく3時30分頃 病院へ到着。

それから周産期の緊急処置室へ・・・

やっと着いたと安心してると

オペ室がいまだ何処も空いていない。。

だから待つ間 色々な承諾書やら何か

分からんが書類にサインをする。

普通は旦那さんが書いてもいいのだが・・

何せ Darlingは日本語が分からないため

私が書くのだが 痛さで手は震えて

なかなか書けないし 体の周りに

Babyの心音を聞くための装置を

つけなくてはいけないのだが

少しでも動くと痛い・・・。

そして待っている間にも

陣痛はもう限界。

息が出来ないくらい痛い!!


そして5時頃 ようやくオペ室へ・・・・

オペ室に着くと 麻酔科の先生や

主治医、インターンが約20人近く

私の周りに・・・・

えっ???

と思いながらも 痛すぎてもう関係ない!!

主治医が”これから麻酔を脊髄に打って

帝王切開で小さいBabyを取り出しますね。”

そうすると 麻酔科の先生が大きな注射器を

持ってきて 私に”少し痛いかもしれないけれど

すぐ終わりますから 

体を丸めてリラックスしてね。”

そんなの陣痛で痛いのに無理、無理!!

と思いながらも 体を丸める。

そして プチッ!!

チュル~~~~~・・・・・・

何か冷たい液体が 私の体を通っていった。

でも陣痛の痛さに比べて

麻酔は痛くなくて 少し安心。

5分もしないうちに お腹、足の感覚が

無くなっていく。

しかも陣痛も何処かへいちゃった!!

そしてお腹に消毒液を塗られて

”これから切りますね・・・”

と主治医。 

その時 アシスタントが

”ちょっと待ってください!!

Babyの頭が股に出てきてます!!”

そうすると主治医も慌てて 

股の所へ行き

引っ張った。


すると 先生が

”Mimiさん、無事に産まれましたよ!!”

その直後 小さなカワイイ泣き声が

聞こえた。

Nov.15th. pm5:25に小さな男の子誕生!!!

体重はわずか839gしかなかったが

無事に産まれた。


それから4日後は私の誕生日。

22歳の誕生日は病院で迎えた。

Darlingは毎日 面会に来てくれて

その日は大きなバラの花束を持ってきてくれた。

病院だったけど とってもロマンティックに

過ごせたな・・。

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