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Jan 24, 2007

━ D・ベッカムで見る ━『職業への憧れと業界への絶望』

テーマ：気になったニュース(31998)

カテゴリ： FOOTBALL

ベッカム ＬＡ・ギャラクシー 移籍は、世界的旋風を巻き起こしてるけど、ここのとこ、このニュースを見ていて思う事をｎｅｋｏｍｉｍｉ視点でＢＬＯＧってみようかと...。

この移籍で一番取り上げられてる事って"移籍金"(５年契約で３００億円！)って、その金額のデカさ＆それ故にベッカムが(以下ＤＢに略)金の亡者的扱いを受けてるってことばかり...。
まぁたしかにサッカー選手としては異例の金額なのは事実だし、移籍金特例としてアメリカリーグ既存選手の報酬規定を遥かに上回る待遇は如何なものかと疑問を感じる事も大。ただこの問題の所存は、彼を買い取ったアメリカリーグの問題であって、ＤＢ側にあることじゃないよな！
..なんだけど、ＤＢの場合、その私生活の華やかさ(んなもん人の勝手でしょ？！)とか、人気の理由を不純？(ルックス重視？？)なものとする族が多いせいか、 ＤＢ= 選手生命＜お金って図式が出来上がってるようで... しかもその判断にモラル的思考が根差してたりするから、正直「はっ？」って感じがするっていうか..スンゴイ違和感がある..んだよね。
だって、そんなの大人の都合＆損得でしかないでしょ？！サッカー＝アメリカ＜ヨーロッパってのは技術＆歴史的背景ならありだけど、そこに人間性をジョイントしてる方が、よっぽど差別的でそれこそモラルに反してるんじゃないの？って突っ込みたくなるよ！！それにアメリカのサッカー少年からすれば、『わ～い！ＤＢのプレーが生で見れるよ！！』って、正に夢の様な事なんじゃないのかな？！で、それはサッカー不毛の地アメリカの今後に大きな影響を与える事になるかもしれなし
で、こんな風に見てくと、正論吐いてるとこって双方にあるんだろうけど、同時にサッカー業界＝人気商売だって事実もある訳で、選手本人にだってプロである以上、その人気を意識しないってのはある種、プロ意識の欠落ってことにもなるんだから、そこには技術＋人気＝金銭って結果が付いてくるのは避けられない事だし、この評価に善し悪しを求めるのは、リアリティーがなさすぎる。
それにサッカー選手の多くが、子供の頃の夢＝生きて行くため(食う為)として、好きな事と将来をちゃんと把握した上で選択してるんだから、純粋性の在処を問うなら、そう云う生き方とか考え方をそれこそ見習い尊敬するべきなんじゃないの？！..それに夢と現実、人それぞれに折り合いの付け方はあるんだから、有名人の影響力を踏まえた上であっても、最終的には個人の尊重と自由は何者も奪えないって考える私にとっては、ＤＢの移籍は彼の意思による選択なんだから、 『ガンバレ！』
で、この移籍に対して個人的に感じることは、異邦人的存在の彼が、ヨーロッパに見切りを着け、その 『フロンティア精神』からアメリカに渡った。..んだろうな。。。ってこと。まぁ、だからこそ、ヨーロッパ人が目くじらを立ててるんだろうけど？！（苦笑

コチラ

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