24階のミミック

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入院したらお金が戻る

入院したらお金が戻ってくるかも?
◆◆◆◆ 高額療養費について ◆◆◆◆


●出血で入院
 妊娠がわかってすぐの6週目。安静がどういうものかもよく考えずに旅行したり出歩いたりと楽しく暮らしていた私。つわりやお腹の痛みがなかったために、出血が流産の兆しということもよく考えずに過ごしていました。
 そして2回目の検診を迎えた妊娠3ヶ月目、第8週で大量出血と子宮口が開いた状態で切迫流産と診断され、その日から絶対安静、12週にかけて21日間の入院、療養をすることになりました。
 いつ退院できるかわからない不安な入院生活。その間の入院費は合計で20万円を超えました。
 ただでさえ検診やらなにやらでお金がかかる妊娠で、自分の不注意が元で家計に大変な負担をかけてしまったことで自分的にはかなり落ち込みました。でも、入院したおかげで赤ちゃんが無事に助かり、現在があるのだから入院、絶対安静の診断は適切だったと思います。

●お金が戻ってくる?!
 こんなにお金がかかるなんて、出生率が低くなるのは当たり前!と叫んでいた私ですが、最近になって国がちゃんと妊娠中のトラブルに配慮してくれることを知りました。
 入院はただでさえ不安だし、お金もかかるからイヤだけど、赤ちゃんのためだし早くに処置し、治療することが大事だと思います。順調に見えても、長い妊娠生活の中でもしトラブルがあったとしても、こんな制度があるということがわかれば少しの気休めにはなると思うので、私が知ったことを簡単にまとめておきたいと思います。

●制度の内容
 妊娠中の入院で病院に払った「自己負担額」が一定の限度額を
超えた場合に、超えた分のお金が戻ってくる制度。

【適用される症状】 妊娠中・出産などに際して

重症なつわり・切迫流産・流産・子宮頸管無力症・妊娠中毒症
切迫早産・早産・前期破水・死産・さかごや前置胎盤の超音波検査
児頭骨盤不均衡のX線撮影・合併症

微弱陣痛のための陣痛促進剤・止血のための点滴・吸引分娩・鉗子分娩
帝王切開・医学的適用(心臓病など通常の分娩に耐えられないと医師が
判断した場合)の無痛分娩の麻酔・新生児集中治療室に入る場合

 などの治療費、投薬料、入院費などが返ってくる。


●手続き
 高額医療費支給申請書(窓口に用紙)
 健康保険証
 医療機関の領収書

 診療を受けた日から 2年以内 に、上記3つの書類を窓口に提出。
  国民健康保険の人→市区町村の役所窓口
  健康保険の人  →会社の健康保険組合の窓口か、会社の
           入っている社会保険事務所


●戻ってくる額
 高額医療費は、世帯の収入で3種類にわけられ、
戻ってくる額が違うので注意。

<一般>
自己負担額 (※1) -{6万3600円+( 医療費 (※2) -31万8000)×0.01}

※1……実際に病院に支払った額→2割とか3割
 ※2……10割の医療費


例)30万円-{6万3600円+(100万円-31万8000円)×0.01}=22万9580円
  自己負担3割で病院に30万円払った場合。


 ※ここで注意したいのは、実際に病院に支払った額の中に含まれる
  費用の中で、この式の「自己負担額」に入らない金額があるので、
  それを引いてから計算すること。
   たとえば、「入院中の食事代1日780円×日数」ほか、個室など
  の差額ベッド代も含まれないので注意。


<低所得者>
 市区町村民非課税者(標準4人世帯で年収250万円以下)、
 生活保護の被保護者

自己負担額 -3万5400円

例)30万円-35400=26万4600円


<上位所得者> 標準報酬月額(各種手当含む総月給)が56万円以上

自己負担額 -{12万1800円+( 医療費 -60万9000円)×0.01}

例)30万円-{12万1800円+(100万円-60万9000円)×0.01}=17万4290円


●平成14年10月から変更! 戻る額が少なくなる?

<一般>
自己負担金 -{7万2300円+( 医療費 -36万1500円)×0.01}

  上記の例で比べると、自己負担限度額は78685円となり、戻ってくる額は
22万1315円。8000円も違う!!

<上位所得者>
自己負担金 -{13万9800円+( 医療費 -69万9000円)×0.01}

 上記の例で比べると、返金されるのは157190円。2万円近く違う!


●そのほか、未熟児養育医療制度などがあり、この場合ほとんどの額を援助してもらえる。

 私は今まで個人で仕事をしていたため、出産に際して仕事を休むことになると、まったく収入が途絶えてしまいましたから、思わぬ入院の高額医療費に対するこうした制度は非常にありがたかったです。
 会社勤めをしている妊婦さんならこのほかに出産手当金、育児休業給付金など様々な給付金があり、育児と仕事の大変な生活の一助となってくれるのでしょう。
 それにしても、ほんと、妊娠・出産・育児は女性にとっての一大事だと思います。出産後、元の仕事に復帰できるかなんて努力次第なのでしょうが、なんだか不安。
 頑張らねば、です……。


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