みみ の だいありぃ

みみ の だいありぃ

Denial


嫌な事実に目をつぶり、現実逃避をすることは出来る。
でも、それではいけない。
もちろん、嫌な事実を認めることはとても辛いけど。
でも、困難にぶちあたってこそ、乗り越えないといけない。
強くたくましくポジティブに・・・。


今日は日曜日。
あたしは、いつものごとく10時過ぎに起きた。
起きたら、掃除終わってて、洗濯機がまわってたよ!
旦那、さんきゅ!
あたしもいい教育したわね!

旦那さ、朝、6時前に起きたらしいよ。
おじじだよね。毎朝、早起き。
もちろん、毎晩、早寝。

だから疲れたのか、旦那、昼寝を数時間もしてたから、その間に、The first wives clubっていう映画を見た。
そういや前、母と「さいこー!」って言いながら日本で見たっけ。

これは3人のミドルエージの女性の話。
それぞれの夫達が若い女に走ってしまうの。
それでもたくましく生きていく、感動ものの話なのよ!!
(ちなみに、SATCのキャリーは、嫌な役で登場するよ。)

学生時代に仲良かった4人組。
そのうちの一人が夫に裏切られ自殺してしまう。
集まってみたら、3人とも、同じ状況にあることが分かる。
みんなで励ましあい、団結し、夫達に仕返しをし、そして最後には女性のための相談所を作るのよ!!

こうやって同じ状況にある友達がいたから、みんな乗り越えて行ったけど、黙って一人で乗り越えるのは絶対にキツイよね~。
でも、本当に、キツくても乗り越えないといけない事って、これからもいっぱいあるんだろうなって思う。
そして、みんなにヘルプしてもらいながらでも、乗り越えるしかないんだよね。

映画を見たあと、たまらなくなったあたしは寝ている旦那を起こして聞いた。
「ねえ、あたしがばあさんになったら、あんた、若い子に走るの?」って。
「頼むから黙って寝かせてくれ。」と一言だけ言われたよ(涙)。

その後、映画も終わり、旦那も起きてから3人でビーチへ散歩。
風は冷たいけれど、とっても晴れていて、きれいな日だった。

旦那とエースと三人で歩きながら、かわいい子供にすれ違った。
そして、自然と子供について話し始めた。

あたしもそろそろ子供が欲しい。
弟にも子供いるし、友達にも数名、子供がいる人がいる。
旦那も欲しい。
でも、余裕ができてから、と旦那は言う。

車を買い替えて、家の中を少しいじって、二人で旅行して、それからでいいよって。
でもさー、そんなの待ってたら、いつになるか分からないよね??

「あたしだって若くないんだけど」と言ってみた。
「知ってる」と言われたよ。
・・・。

あたしは、子供が出来たら出来たで、ちゃんとやっていけると思う。
確かにあたしの仕事は考えないといけない。
産休ないからね。(こっちの問題もかたをつけないといけない!)
でも、それでもなんとかなるとは思うんだけどさ。
いや、自分の子供のためにだったら、何でもするよ!

そして、6時に間に合うように家に帰って、Sex and the cityを見た。
この番組、共感すること、多いのよね。
やめられない!
今日、スミスが涙でるほど素敵なこと、してくれたよ~。
ますます惚れたよ~(ハート)。

で、今日のSATCのタイトル。
Denial。否定。

否定的にものをみる、じゃなくて、嫌な事実から目をつぶる、の方ね。
実際に変えられない事実なのに、気がつかないふりをする。
そうすることによって、自分を救おうとするってこと。

否定的にものを見る、とかそういう意味じゃないよ!

みんな、自分の年を否定。
シャーロットは子供が出来なくって悔しく悲しいことを否定。
サマンサはガンであることに負けそうなことを否定。
否定し続けて、自分をだまし、強くたくましく生きて行く。
それらの事実を肯定しちゃうと、負けそうになっちゃうから。

でも、そんなことを続けて行ける訳はなく、いつかは認めて、事実を受け入れ、乗り越えていかなくてはならない。

私だって認めないといけない事実がいっぱいある。

自分が年を取って行っていることを受け入れなくてはならない。
いいじゃん。きれいに年を取って行けばいい。

赤ちゃんがいなくって、少し寂しい思いをしている事実を受け入れないといけない。
そして嫌味のごとく赤ちゃんの話ばっかりしてくる友達(約一名。彼女は元々そういう性格だった。昔から!)を疎ましく思う事もあるけれど、自分は自分なんだから、今いなくっても、いつか作ればいいんだからと思えばいい。

今は家庭があるから、好き勝手やってられないことも受け入れないといけない。
前みたいに買いたいものをいつでもどこでも買うことは出来ないけれど、その代わりに、素敵な家族を手に入れたんだから。

旦那が万が一、他の女に走っても、事実は受け入れ、乗り越えないといけない。
今のところ、心の準備もなんにも出来ていないけど、そうなったら、乗り越えるしかないのよね。

自分が大病にかかっても受け入れないといけない。
でも、それよりも恐いのが、愛する人の死。

こればっかりは、乗り越える自信がない。
想像もしたくない。
でも、いつか、必ず来てしまうものだから、なくしてから後悔しないよう、毎日を大切に、感謝しながら接していきたい。

いつ、どこで、何が起きるか分からない。
でも、事実を受け入れ、乗り越えて行くことが大切。

そんなことはない。
考えないようにしよう。
その事実は無視。

そうじゃなくって、認めた上で対処していきたい。
家族や友達に頼ってもいいと思う。
とにかくポジティブに乗り切ること。
これが、なにより大切なんだよね。

また、人間である以上、他人の芝生は青いじゃないけど、うらやましがったり妬んだりする感情だってある。
でも、それを無理に否定しないで、相手を認め、自分は自分で頑張れる、そういった人になりたい。
自分は自分ということを認め、自分なりにベターを目指す。
それが大切。

今、あたしが乗り越えないといけない事実。
もちろん、いろいろあるよ。
でも、一つずつ、着実に対処していき、乗り越えて行きたいよ!!

Denial。
こればっかりしている訳にはいかないもんね!!

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